葛飾らぷそでぃー
仕事関係の用事があり、東京1泊。
2日めの日程はただ帰宅するのみ。遅くまで東京に滞在していると帰ってからがしんどいので、ちょっとだけ東京観光してから帰ることにしました。
さて、気ままな一人旅。どこに行こうか、できれば行ったことがないところ。
堂島孝平さんの「葛飾ラプソディー」を聞いて以来ずっと行きたかった場所。
葛飾ラプソディーの歌詞に出てくる場所をほんのいくつか巡ってきました。
中川
滞在先の両国から、東京の複雑な路線をなんとか乗り継いで京成高砂駅に到着。
ここから柴又へはさらに乗り換えが必要なのですが、中川に行きたかったのでここから徒歩。
はじめて降り立つ京成高砂(けいせいたかさご)駅。駅名すらはじめて聞きました。はじめての地ってのはいつだってワクワクしますぜ!
地元の人からしたら、単なる川なんでしょうけど、僕にとっては特別に思える場所。
日本の川 - 関東 - 中川・綾瀬川 - 国土交通省水管理・国土保全局
中央に見えるのはスカイツリー。
『中川に浮かぶ、夕日スカイツリーをめがけて、小石を蹴ったら靴まで飛んで~♪』
ちなみに、看板のもう片方側は、「なか川」という表記になっています。
調べてみたら、川には、川表と川裏があり、それぞれで表記が違うそうです。知らなんだ。
すぐに引き返すのもなんなので、中川の、のどかな川沿いを少し歩きます。
10月も後半なのに暑い。汗だく。スーツ姿には堪えます。
宿泊先のビジネスホテルでいただいたガイドマップ。
京成高砂駅から、帝釈天を通りJR金町駅へ。このルートで歩いていきますよ。
帝釈天(たいしゃくてん)
帝釈天へ向かう途中、「亀有」という文字を発見。思わずパチリ。はあ~、何を見ても新鮮!
テクテクテクテク歩き、なんとか柴又駅に到着。
よく見ると柴又の又という字が、「叉」という字になっています。
駅前に人が群がっているなあと思ったら、寅さんの像がありました。台座に「フーテンの寅」と彫られています。この角度からだと後ろの柱と同化して分かりにくい…
「男はつらいよ」は、ほとんど見たことがないので残念ながら感激も薄い。先に聖地巡りをするスタイルを取ってしまった感。
帝釈天の参道。
画像左に「おもちゃ博物館」と看板が出ていますが、時間があれば寄ってみたかった。
参道に猫がゴロ寝していました。値札が置かれているのかと思ったら、この猫は体調が悪いのでさわらないでね、と書かれていました。ひっきりなしに訪れる観光客にいじられまくってたんでしょうかね。だとしたらそりゃ猫もしんどくなりますわな。
帝釈天の山門。
前日の両国は外国人観光客だらけでしたが、こちらは年配の日本人観光客だらけでした。
帝釈天本堂。
靴を脱いで中に上がれるので入るべし。
正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)。
日蓮宗のお寺らしい。
境内には大きな釣り鐘があります(画像左奥)。
記念に朱印もゲット。
帝釈天をあとにします。
とんがり帽子の取水塔
帝釈天をさらに突き進むと、江戸川が流れています。
河川敷が広い!
ここものどか。
土手に下りたところには、
矢切の渡し|景観&散歩|目的別ガイド|かつまるガイド|水元公園・堀切菖蒲園・柴又帝釈天などの葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド”
ガイドマップにも載っていたので近くまで行ってみました。
ここも「男はつらいよ」に出てくる場所らしい。
わかりにくいですが、画像右奥に渡し船が見えます。
ほんとにわかりづらいので、画像を拡大。
江戸川クルージング!楽しそう!
情緒あふれる桟橋。
江戸川河川敷の野球広場。
こんなところで野球したら絶対楽しいでしょうね~
と、気持ちよく歩いていくと、取水塔が見えてきました。
まずこちらは、とんがり帽子ではない方の取水塔。
これはこれで趣がある。さしずめ、麦わら帽子の取水塔といったところでしょうか。
そしてこちらが、とんがり帽子の取水塔!
「葛飾ラプソディー」が好きな人のあこがれの地(のはず!)。
『とんがり帽子の取水塔から、帝釈天へと夕日が落ちる~♪』
取水塔のツーショット。
それにしても、 あえてこの形にしたのか、合理的にデザインしたらこういう姿になったのか、デザイン一つで観光名所にもなることのいい例ではないでしょうか。それがあざといと見抜かれてしまうこともあるでしょうけど。
金町浄水場の取水塔|公園&エンタメ|目的別ガイド|かつまるガイド|水元公園・堀切菖蒲園・柴又帝釈天などの葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド”
あと、余談ですが、とんがり帽子を見てふと思い出したのが、こちら。
当時見てたわ~、なつかしい。しみじみ。
朝日放送テレビ制作日曜朝8時30分枠のアニメ - Wikipedia
調べてみたら、日曜朝に放映されている、プリキュア枠の第一弾だったんですね。
<以上、余談終わり>
そこからは、土手から上がりJR金町駅へテクテク移動。
それにしても、東京の鉄道網はややこしすぎる。
JR金町駅からJR東京駅に向かったんですが、西日暮里から山手線に乗り換えようとしたらなぜか東京メトロの区間を通っていたらしく、追加で運賃を払うことになりました。乗ったのはJR常磐線と山手線のはず。どっちもJRですやん!?ああわからない、わからない。まあ、僕が分かっていないだけなんでしょうけど。ほんとややこしい。
これも余談でした。
葛飾柴又界隈を散策してみての感想は、どうせなら、水元公園の中央広場も行きたかったし、ゴンパチ池ってのにもいってみたかたです。で、カラスがなく日暮れ時に焼き鳥をほうばりビールを飲みたかった。
「葛飾ラプソディー」歌の聖地巡りを完遂したかった…
帝釈天と、とんがり帽子の取水塔を見ることができたのは収穫。
その土地を訪れたあとって、その土地が舞台の作品に触れてみたくなります。「男はつらいよ」にも興味が出てきました。
というのも、作品と舞台となった土地(いわゆる聖地)の関係が逆転するといいますか、作品が好きでその舞台を巡る(いわゆる聖地巡り)のに対し、その舞台となった土地が好きになって、その舞台となった土地が出てくる作品を見てみたいという感情が湧き上がります。大阪の下町である通天閣界隈に訪れた観光客が、「じゃりン子チエ」を見てみたたくなる(のかな?)。僕にとってはそんな体験でした。
重たい荷物を背負って、暑い中スーツ姿でウロウロするには体力的にも時間的にもこれが限界。よく歩いた、満足!
おまけ
前日の両国では、井出商店のラーメンを食べました。
東京で和歌山ラーメンというのは珍しくないかもしれませんが、井出商店のラーメンが食べられるのは珍しいかも。
ラーメンチェーン店【らあめん花月嵐(ラーメンカゲツアラシ)】 |花月嵐オフィシャルサイト(グロービート・ジャパン)
チェーン店のようです。関西には無いようですが、各地に展開をしているみたいです。
こちらが、そのラーメン。それなりに美味しかったです。
そして、こちらが、ビジネスホテルの朝食バイキング。
ホテルに泊まる前日は普段以上にお酒を飲むことが多いので、炭水化物&ウコン(クルクミン)などの肝臓に良いとされている香辛料が入ったカレーは嬉しい。どれだけ入っているかはわからないですが、とにかく気の持ちようが変わってきます。
葛飾ラプソディーの歌詞はこちら。
レッツ聖地巡り!
◆これまでの東京観光に関する投稿
ありがとうございました。
はじめての比叡山延暦寺
10月初旬、車で滋賀県に行ってきました。
古典の授業なんかで、比叡山延暦寺ってのは聞いていましたが、勝手なイメージで、人が寄り付けそうもない奥深い山の中にあるのかな、なんて思っていました。だれでも行っていいんや、観光地なんやって知ってから、いつかは訪れたいと思っていた場所。
あちこち寄り道しながらのドライブ旅に出発!
まず訪れたのが、
西国十四番札所・三井寺
天台寺門宗総本山ということらしいです。
境内からは琵琶湖を望むことができます。
ボートレースが開催されていたようで、ボートのエンジン音が聞こえてきました。
道の駅「びわ湖大橋米プラザ」
道の駅 琵琶湖大橋米プラザ | 滋賀県の魅力をいっぱい集めて、皆様にお届けします
かつてこのあたりには「びわ湖タワー」というものがあり、ちょっとした遊園地になっていた記憶があります。忍者屋敷のような施設があったような。「びわ湖タワー」がない琵琶湖はちょっち寂しい。
こちらの、道の駅「びわ湖大橋米プラザ」では、一番搾り「滋賀づくり」を自分用土産に購入。〇〇づくりではなく、ただの一番搾りだったら買ってないのに、つい買ってしまう。
9工場の一番搾り|一番搾り|ビール・発泡酒・新ジャンル|キリン
道の駅「妹子の郷」
琵琶湖西岸をもうすこし北上し、道の駅 妹子の郷に到着。
それにしても滋賀で家を見るたびに、近江住宅のCMの歌が頭から離れない。
さて、近江牛。
近江牛の牛重!
1,900円。具材は肉のみ!
牛重の蓋を開けたときの豪華さにびっくり。肉の量が少なかったりするのかなと思いましたが、結構なボリュームでした。柔らかい!たまにはこんな贅沢もいいやんね~
ちょっと食べかけですが…よしなに。
比叡山延暦寺
寄り道していたら時間が足りなくなってきました。比叡山延暦寺を目指します。
奥比叡ドライブウェイから望む琵琶湖。
大講堂。
外国人観光客が目立ちます。ここに写っている人ほとんどが外国人観光客。まあ、比叡山延暦寺は世界遺産だし、せっかくなら世界遺産を巡りますわな。僕だってそうする。
そして、この大講堂は絶対中に入ってみるべし。いろいろある宗派の開祖さんたちの絵が飾られています。
根本中堂 。
その根本中堂に行ってみると、まさかの……
改築工事中!!
お寺が囲われています。なんの工場?え、この工場みたいなのがお寺?
割り切るしかないか。改築って必要やもんね。100年、200年いや、500年、1,000年スパンで考えんとね。ラッキー!こんな改築中に来れるなんて、レアやんね!と気持ちを切り替えて、何かの工場にしか見えない建物に潜入!
すごい大掛かり。工場か倉庫みたいです。
山深い感じ。やっぱりこういうほうが癒やされます。
帰り道の展望スペース。琵琶湖ともサラバイ。
行きたかったところがまた一つ叶いました。
それにしても、西国三十三箇所巡りや、道の駅スタンプラリーなんぞをやっていることで、興味がなくともいろんな地に訪れるきっかけにもなるのでいいもんですね…
今年だけで、高野山、熊野、比叡山に行ったわけだ。こりゃ、ご利益付きまくり?
会社の品格を失わせる浮利・四比
金平敬之助さんのひと言の思いやりという本を読み終わったので、忘れないうちにまだ書ききれていなかった印象に残ったエピソードを記しておきます。
会社の品格を失わせる浮利・四比
1956年に、私は「品格のある会社」に入社した。
91年に、恥ずかしながら「品格のない会社」を退職した。
この間、会社はなぜ変わったのか。
答えはひと言で済む。
「浮利を追ったから……」
しかも、浮利を追うのにもっとも安易な方法を選んだ。
四比で職場を動かしたのだ。
四比とは、「他社比」、「前年比」、「前任者比」、強制された「計画比」のことだ。
これで、働く人々を追い続ければ、間違いなく会社は品格を失う。
この四比は全て会社の都合。会社の都合のために客を利用する。そして、ノルマでもって従業員を利用する。
数字が正義の世界になってしまっているわけですね。四半期ごとの決算、半期ごとの決算なんかに追われるとやはりこうなる。品格なんかに構っていられない。従業員満足から顧客満足が生まれ、その結果が数字だということを忘れてはいけないと思う。
ちなみに、著者の金平さんが勤めていた会社は、保険会社です。まさに数字の世界(と思わされているだけか)。
「浮利を追うのにもっとも安易な方法を選んだ」という会社の経営方針に対する呆れまじりの言葉は重い。
そして、あいかわらず、四比のようなものをひたすら現場に詰めるのが自分の役割だと勘違いしている会社の幹部は多い。
それにしても、「前任者比」なんてものは初めて聞いたけど、なんておそろしい指標なんでしょう。
親からの励ましのひと言
幼いときからどもる癖があった。
母親の励ましの一言がいい。
おかげでどもりを、その後気にすることさえなかった、という。
「お前は頭がいいからどもる。お前の頭の回転の速さに追いつく舌など、誰ももっていないよ」
やはり、「親からの励ましのひと言」は明るいほうがいい。楽天的なほうがいい。
ジャック・ウェルチアレルギーを患っている僕ですが、これはいいエピソードだなと思う。
挨拶が長い人
野球評論家の豊田泰光氏は率直にものを言う人と聞く。
あるパーティに出た。
先に挨拶する人たちの話がやたらに長かった。
やっと自分の番がきた。
こらえかねたのだろう。
きびしい言葉が口から出たようだ。
「長い挨拶は頭の悪い人がやることです。みなさん、そう思いませんか」
これを聞くと、直前に話した人たちは赤面した、と思うだろう。
でも、それは心配ない。
私の経験で、長話をする人が「自分の話は長い」と自覚していることはまずゼロだからだ。
挨拶が長い人、予定されていた時間をオーバーして講話を続ける偉いさん。そんな人達が生産性の話しをしていたりして頭がクラクラすることもしばしば。
次が最後。
先渡しの礼状
金平さんが知人から聞いた、手紙を書くのが好きなその娘さんたちのこんなエピソード。
妻の実家の祖父母。学校の担任の先生。近所のおばあちゃん。何かしてもらったら、すぐ「ありがとう」を書きます。
先日は新築中のわが家の大工さんに、先渡しの礼状です。
「かわいい部屋をありがとう」
これでは大工さんも手抜きできないでしょう。
この娘さん、分かっておられる。
「かわいい部屋をお願いします」ではなく、「かわいい部屋をありがとう」。
大工さんがより充実感を持って仕事に当たってくれる気がします。
蛇足ですが、たとえば、販売ノルマがあったとして、達成しろ達成しろ、達成まであと何円?一日あたりではいくら?じゃあどうやって達成させる?と詰められ達成を強制されるよりも、まだ達成していないのに、上司から、「いつも達成してくれてありがとう」とだけ言われたほうが、よーし、達成に向けて挑戦してやるぞ!という気にさせられる。
(ノルマは嫌いですけどね。浮利の話で言った四比そのものですからね。顧客には関係のない会社だけの都合ですし)
以上、印象に残った部分を書き留めてみました。
この本について今までに投稿したもの。
興味を持った方はどうぞ。
「データを見て人間を見ない」という成果主義について - 朱い夏
上司の仕事・役割とはッ!
上司の仕事・役割とは?
いまから挙げる3つの文章を読んでいただければ、上司の仕事とは何かが少しはつかめるかも知れません。
これが正解かどうかは分かりませんが、こんな職場だったら楽しい(顧客だって楽しい≒業績向上)のは間違いない。
以前紹介した、金平敬之助さんのひと言の思いやりという本から抜粋。
森下知幸監督。常葉学園菊川高校を率いて、07年春の選抜高校野球選手権で優勝した。
5試合戦って、犠打はたったの1回。
これが評判になった。
犠打を使わない理由を監督が語った。
「みんな打ちたくてうずうずしている。やりたい野球をやらせた」
職場の上司にも参考になる話だ。
その言葉がいい。
「すてきなものはみんな"ただ"なの。笑顔も優しい心も……」
職場の上司の笑顔も経費ゼロだ。
サッカーの元日本代表監督のオシム氏は先手を打つのがうまかった。
監督がよく口にする言葉があった。
「勝利して得るよりも、負けて得るほうがはるかに多い」だ。
このひと言があれば、選手は負けてもしょげることはない。
どうでしょう。
上司は現場で働く従業員たちをただ笑顔にしてくれればいいのです。
そうすれば現場はちゃんと応えてくれる。
現場の従業員というのは、上司の代わりに働いていると言っても過言ではない。
例えば店舗運営の場合、上司一人では、何十店舗、何百店舗の運営なんてできるわけがない。本来、創業者や社長など資本家達が一人でやればいいことを一人では無理だから人を雇っているわけだ。
『現場の従業員たちが自分の代わりに働いてくれている。感謝の気持ちしかない。
だから、現場で働いてくれている従業員たちに、楽しくイキイキと働いてもらい、少しでも多く給料を手にしてもらうことが自分の役割だ』
こんなふうに考えてくれている上司、取締役、社長・会長はいるだろうか。
少なくとも僕はそう思って店長という仕事をしている。僕一人では店の運営なんて出来ない。
会社のために働いているのではなく、パートさんたちのために自分がいる。
従業員にいっぱい稼いでもらうために自分がいる。そう思って業務にあたっている。
まだ紹介したい文章があるので、もう1回ぐらいこの本について投稿しようと思ってます。
「データを見て人間を見ない」という成果主義について
ひと言の思いやり(金平敬之助)という本を読んでいますが、
金平さんが入院したときに感じたことを振り返ってこう書かれてある。
データを見て人間を見ない
人間に興味をもたない人は医師になってはいけない。職場のリーダーにもなってはいけない
そのページを読んで思ったこと。
なぜ、それらの人はデータを見て人間を見ないのか。
職場のリーダー(上司)には、「データを見て人間を見ない」、こういう人が多いのではないでしょうか。
数字ばかりを追って人間を見ない。
売上が悪い。客数が落ちている。クレーム件数が改善されない等など。
数字が悪かった場合、悪かった原因を一生懸命に探す。
カテゴリーなどを分解して分解して、悪い数字を見つけて対策を打とうとする。
けれど数字はなかなか改善されない。なぜか。
人間を見ていないからだ。
売上や客数などの数字は人間が作るもの。現場従業員たちのことだ。
この視点がすっぽり抜け落ちている。
「数字が悪い?現場従業員たちは毎日楽しく働けているだろうか。」
すぐにこう考えてくれる上司はいるだろうか。
現場従業員が毎日楽しく働けていれば売り場が爽やかになる。買いやすく相談しやすい売り場になれば顧客は常連客になってくれリピート率はアップするはず。ならば売上もあがるし、接客によるクレームも減る。
ああしろ、こうしろと指示・命令ばかりの職場はちっとも楽しくない。
ロジカルシンキング用語でWHYのツリーというものがある。
結果に対して、なぜ?それはなぜ?それはなぜ?それはなぜ?となぜを繰り返し、結果からさかのぼり考察する手法だ。
例えば売上や客数、クレーム数など、このWHYのツリーを行うと大抵の場合、最後は「人間」にぶち当たる。
良い結果からさかのぼった場合、「従業員たちが楽しく働けているからだ」
悪い結果からさかのぼった場合、「従業員たちが楽しく働けていないからだ」
という結論が見えてくる。
そしてさらにその原因は「社風だったり、会社が従業員に寄り添う気持ち、守ってくれている感、心から感謝してくれている感」だったりする。
悪い結果が出ている会社は多くの場合、軍隊のように自律型よりも管理型の組織になっている。スタッフを信用せず、指示・命令で統率することが社風となっている組織。
結局、数字が悪い原因は会社の体質でした、なんて結論になると上層部は困るから、人間を見ることをわざわざしない。
会社の発展を長期的に考えた場合、成果主義で、数字ばかりを重視することが全て正解ではない。
「人間を見る(観る)」のは難しい。
その難しい、めんどくさいことに時間を使うことが上司、上層部の役目だと思っている。
秋の海 ひねもすのたり のたりかな (大阪府岬町にて)
今日は久しぶりの自由な休みだったので、ぷら~っと岬町までツーリングしてきました。
台風の24号の影響で海が濁っているかもしれませんが、一応リュックに釣り竿をぶっ刺し出発。
阪南バッティングセンター
岬町へ向かう途中にあるバッティングセンターに立ち寄りました。
さあて、明日は筋肉痛か~!!まあ、無心でボールをしばいてスッキリするのもいいやんね~、なんて思っていましたら、
閉まっとるがな!火曜日は定休日でした。
バイパスを使わずわざわざ下道で行ったのに残念。調べてから行けばよかった。僕の悪いくせ。
5年ぶりぐらいのバッティングセンター、楽しみにしていたのにホント残念。
これからちょっと通ってみようかなとか思ってます。秋はスポーツがしたくなりますね。
それにしても、バッティングセンターに置いてあるバットって飛ばないですよね。打った時の快感もあまり無いし。金属バットとバッティング用のグローブも買おうかと思っています。
みさき公園裏の海釣りスポットへ
突堤がいくつかあるんですが、今日はすべての突堤の先端に先客あり。
平日の昼間なのに珍しく釣り人が多い。
こんな感じでリュックにロッド(釣り竿)を収納できます。
本当はバットを挿すため
後ろを向くと、みさき公園。
イルカショーが行われていました。
海沿いのこの道、バイクでトコトコ走ると気持ちいいです。
ここでの釣りはあきらめて、
次の向かったのが、深日(ふけ)港。
深日港
釣り人多し。
サビキ釣りがメイン。
眺めていると、マイワシが入れ食い状態でした。
釣り人がアミエビ(エサ)いらんて言うてました。
船がとまっているのが見えますが、
ここ、岬町の深日港から淡路島の洲本行きの船が出ています。
大阪府南部と淡路島は距離は近いのですが、交通手段が無い。近くて遠い関係。
かつて大阪府南部の泉佐野市から淡路島にフェリーが出ていたんですが、今は廃路になっています。明石海峡大橋まで行くのはすごく遠い。渋滞も頻繁に起きていますし。
たしか、去年(2017年)に開通した航路です。本当にありがたい航路。
フェリーではありませんが、自転車は持ち込みOKです。というか、淡路島についても自転車がないと不便。
パンフレットをもらってきました。
片道1,500円(大人)往復は復路1割引。
これでも安いんでしょうけど、家族で行くとなると高くついてしまいますねえ。
けど、いつ廃路になるかわからないので早めに利用してみたいところではある。
少し移動してのんびりとしたいい場所を発見。
ここなら釣りができそうです。
画像正面に見える白く光っているところは関西空港。
釣れるかどうかはさておきですが。
海も濁っていませんでした。
画像正面に見えるのが淡路島。
ロケーションはバッチグー。
最近手に入れた4ピースの竿(6フィートと短め)。ツーリングのお供に最適。
そして、こちらも最近買ったばかりのシマノのスピニングリール。3000番。ラインはPE1.2号。
ロッドもリールもおニュー。広々とした釣り場でおニューのタックルを試したかったのでもってこいの釣り場。(最初に言っておきますが釣れませんでしたよ)
持っていったルアーやらジグ。
ポッパーとブレード付きメタルジグを何度かキャストしてみましたが、ちょっとタックル的に弱い。ULSJ仕様ってところでしょうか。釣果はね、時間が早かったんでね、さっぱりですわ。ちょっとボイルはあったけど。
ほんとのどかで、ひねもすのたりのたりしたいときになかなかの穴場を見つけました。
てなわけで、久しぶりに味わったのどかな休暇でした。
不思議な名曲「出前一丁」
YouTubeで「キダ・タロー」さんを検索、なつかしいCMをあれこれ見ていたら、お気に入りのCM「出前一丁」を見つけました。
なぜお気に入りなのかと言うと、僕が一番大好きなアーティストであるところの大滝詠一さんが作って歌っている曲ということもそうなんですが、
実はこの曲、大滝詠一さんと浪花のモーツアルトこと、キダ・タローさんのコラボ曲なのです。
(ラストの約5秒、「あ~らよ、出前一丁~」の作曲はキダ・タローさん)
聴いていただくとわかりますが、まったく違和感なくスムーズにつながっています。むしろ、キダ・タローさん作曲の部分を際だたせるような全く嫌味のない配慮も感じさせられます。それにしても、大滝さんの歌声は癒やされる。
余談ですが、僕が高校生の時友達に、「出前一丁のCM曲は大滝詠一やねんで、知ってた?」って言ったら、「ちゃうで、キダ・タローやで!」と言い合いになったことがあります。ふたりとも半分ずつ正解してたんですね。N沢くん元気にしてるかな。
関西では強い日清食品ということで、関西を中心にオンエアされていたそうです。
合作ということで大滝さんのアルバムと、キダ・タローさんのアルバム、両方に収録されている珍しい曲です。
- アーティスト: Niagara CM Stars,大瀧詠一
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 1995/03/24
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(このCDに収録されている「出前一丁」は未確認です。)
手元にある、大滝さんの『NIAGARA CM SPECIAL』の解説には、こう書かれています。
『出前一丁』(80/8)
アルバム発売の延期が決定してからのCM作品で、半年ぐらい前に『ロング・バケイション』のサウンドをTVでオン・エアーしていたことになります。<あーらよ>の部分は<浪花のモーツアルト>キダ・タロー先生の作曲で私ではありませんので念のタメ。
「80/8」とは、1980年8月ということ。僕はまだ4歳ぐらいです。ロング・バケイションの発売日は1981年3月21日。いろいろあって発売が延期されたました(発売延期に関しては泣けるエピソードがあります。いずれまた)。
それにしても、「半年ぐらい前に『ロング・バケイション』のサウンドをTVでオン・エアーしていたことになります。」というのは、なにも大げさなことではなく、大きな意味を持っていたりします。が、話がそれ過ぎてしまうので割愛します。
育って育って育ち盛り
育って育って食べ盛り
育ち盛りは食べ盛り
ゴマの健康
あ~らよ、出前一丁!
育ち盛りにインスタントラーメンをおすすめするってのもどうかと思うけどな。
そんな僕はうまかっちゃん派。