大阪人の大阪人による大阪人のための、伊勢市の地元お手軽グルメ事情

大阪から、三重県伊勢市に来て約1年半。

外食をほぼしない僕はスーパー通いが欠かせない。

伊勢のご当地スーパーといえば「ぎゅーとら」で間違いないだろう。

もともとは大阪にあった肉屋さんが伊勢に移転してきて三重に広がったのだとか。

ぎゅーとら - Wikipedia

f:id:PARM:20160422230411j:plain

断っておくが、僕はぎゅーとらの関係者でも何でもない。

さらに言うと近所にはあるのに、違うスーパーに行くことが多い(他の方が安いので)。

ただ、三重(伊勢)のことを知るには最も適したスーパーなのである。

 

三重(伊勢)は関西と比べると、中濃ソースなるものがあったり、「コーミ」というメーカーの調味料が幅をきかせていたり、レジ袋が頂けないのが当たり前だったり、トイレットペーパーは8割がたダブルが売れたり、18ロール入りがメインで売れたり、驚かされることが多い。

それに、ピンポイントな話だが、眠気覚ましの「オールP」もこちらでは驚くほど需要がなかったり。

 

f:id:PARM:20160422232259j:plain   f:id:PARM:20160422232402j:plain

 

 

三重県は関西と東海に挟まれているので食文化、生活文化は独特なものがあります。

特に伊勢は、伊勢商人の文化が根底にあるらしく詳しくは知りませんが、独特さ故によそ者には商売していくのが難しい地域?なんだとか(眉に唾でお願いします)。

セブン-イレブンが伊勢にない理由も、そういう意味でマーケティングが難しいからではないかとも噂されているほどです(これも眉唾事案ですが)。

 

 結局三重は関西なん?東海なん?というのは関西人あるあるだと思いますが、三重は東海です。テレビも東海地方の放送が流れています(漫才番組が少ない…)。

  

 

さて、いくつかご当地ならではのスーパーで買える商品を紹介します。

 

まず、伊勢といえば「伊勢うどん」!。

讃岐うどんとは真逆の柔らかく太い麺。ゆでた伊勢うどんに濃いめで甘めのタレを掛けてお好みでトッピングをして食します。

f:id:PARM:20160423012747j:plain ←たとえばこんな感じです

ちなみに僕は生玉子とカニカマを入れるのがルーチンとなっています。

 無性に讃岐うどんが食べたくなる時もありますが、こちらでは乾麺か冷凍しか売っていないことが多いです。

 

地元民から圧倒的支持を得ている伊勢うどんが、これ。

f:id:PARM:20160422234204j:plain  f:id:PARM:20160422234212j:plain

①「みなみの伊勢うどんです。見づらいですが『横綱』と書いてあります。

この『横綱』が目印です。

棚一枚を使っての商品展開です。しかも、19時前だというのにこのボリューム感。

超がつく売れ筋商品でないとこの時間に、ここまで陳列することは出来ません。

賞味期限が短い商品なのに、これだけ在庫があっても売れるという目論見があるということです。

 

 

そして、「伊勢うどんのタレ」ですが、地元の皆さまに圧倒的人気なのが、こちら

②「マルキ商会のたれ」です。

f:id:PARM:20160422234223j:plain  f:id:PARM:20160423000737j:plain

Amazonの通販サイトでの紹介文がこちらです ↓

f:id:PARM:20160423000048j:plain

この黄金比の話は、地元でもほんと有名なので信用できます。

老婆心ながら、この黄金セットを食べずに伊勢うどんを語るのはよした方がいいと思います。

 

そして、③「ぎゅーとらコロッケ」!

 f:id:PARM:20160422234228j:plain 

ラベルにも「ぎゅーとらコロッケ」と書いてあります。

以前から存在は知っていたんですが、今回はじめて買いました。

ぎゅーとらがもともと肉屋さんであることは先ほどお伝えしましたが、つまりそういうことです。

そう、肉屋のコロッケというやつです。

縦長の形状という少し変わった形をしています。

中の、じゃがいもを潰した具材の味がしっかりついていて美味しく、形崩れもしません。

2個で90円+税だったので◎です。

これもテレビで取り上げられるほどの人気商品みたいです。

 

 

次は、④「おふくアイスマック(通称、御福餅アイス)」です。

三重といえば、赤福が有名ですよね。「赤福餅」ではなく、「御福餅」という同じような名産がありますが、その「御福餅」が製造しているアイスです。

これが、「御福餅

f:id:PARM:20160423003146j:plain御福餅 - Wikipedia

 

「おふくアイスマック」

f:id:PARM:20160422234231j:plain  f:id:PARM:20160422234234j:plain

味は、あずきバーと同じような感じらしいのですが(すみませんまだ食べてません)、

なんと、こちらが元祖だとか。ちなみに、あずきバーの井村屋も三重の会社。

観光地などに行くとだいたい300円ほど払ってソフトクリームを食べがちですが、

それを思うと120円+税でご当地アイスを食べられるのでおすすめかなと思います(と、言いつつまだ食べてないんですがね)。

 

そうそう、棒が斜めに刺さってるのでちょっと新鮮な気分になるかもしれませんよ。

 

 

 最後に2つまとめて、⑤田舎あられ、⑥しるこサンドです。

しるこサンドの製造元は愛知県ですが、三重でも人気です。

「田舎あられ」はお茶漬け用として買われていきます。ご飯にこの「田舎あられ」をかけてお湯かお茶をかけて食べるのが普通?みたいです。確かに永谷園のお茶漬けとかにもあられ的なものは入ってますしね。

しるこサンド」は個包装のは見つけられず、このお徳用のものが売っていました。

メーカーはもちろん松永製菓さんでした。

f:id:PARM:20160422234238j:plain  f:id:PARM:20160422234242j:plain

 

 

 タイトルの通り、大阪人が大阪人に向けた大阪人のための三重/伊勢のスーパーで気軽に買えるご当地グルメの紹介です。

外食は?伊勢海老は?松阪牛は?鳥羽の牡蠣は?はたまた、鳥羽の「とばーがー」は?

というご意見もあるでしょう。すこしかじった程度なのでコレぐらいで大目に見てください。

「とばーがー」はぜひ食べに行きたいと考えています→とばーがーとは?

今現在21種類あるそうな。

 

これでほんとうに最後。

番外編として、近鉄伊勢市のとなり駅「近鉄宇治山田駅」すぐそばで営業している、

まんぷく食堂の「から揚げ丼」を紹介しながら終わりたいと思います。

玉子でとじたボリューム感ある唐揚げを、丼ご飯に載せたものが提供されたとしたら?

 

f:id:PARM:20160423010812j:plain  

retty.me