生憎の雨で… に違和感を覚える

雨の日グッズといえば長靴。

朝、雨が降ってたから長靴で小学校へ行ったはいいが、急に晴れだして長靴で体育。

何度かそんな経験があり恥ずかしかったのを覚えている。

長靴で登校する子どもたち最近見かけますか?

地方間格差が結構あるように感じるのは僕だけですかねぇ。大阪ではあまり見かけなかったのですが、現在の住まいである三重県伊勢ではよく見かける。うれしい。

 

 

さて、雨、梅雨時に毎年感じる違和感があるのでそれを吐露したいと思う。

 

「生憎の雨で…」という言葉に違和感を覚えてしまう

 

企業では、雨が降ると売上は落ちる事が多い。よくニュースでも◯月は雨が多かったからデパートの売上が昨年比割れを起こしたとか言ってます。製造業、卸業、小売業、流通業にも影響が出ます。なので企業の幹部も「生憎の雨」という言葉をよく使います。

我々の生活においても、たしかに、雨だと洗濯物は乾かない、外出するのに濡れる、路面が滑りやすくなりスリップしてケガしやすくなる。逆に、雨が降らないと傘屋さんが困るなどの意見もあるだろう。

しかし僕が言う「生憎の雨で…」という言葉の違和感は、そんな小さなことではない。

 

いったい雨の何が生憎なのか。

一部の人間にとって生憎なだけであり地球規模(ガイア的)でいうとただのH2Oの循環というだけである。

そう、

 

アメリカ・インディアンには「生憎の雨で…」なんて言葉は無い。

 

おお、なんてカッコイイ。

地球とともに共生しているアメリカ・インディアンならではの見習うべき考え方だと思う。25年ぐらい前に聞いた話なので(当時僕は高校生)、最近はどうなんか知らんけど…

それ以来、「生憎の雨で…」という言葉を耳にする度になーんか違和感を覚えてしまうわけだ。

 

アメリカ・インディアンのように自然現象はすべて受け入れる。そんな時代にはもう戻れないのだろうか。

どこもかしこもそんなところまでアスファルト。護岸工事のされた川や海岸ばっか。都会では本当の自然を見つけることが難しい。雨が降ったらみんなで泥だらけになったらいいだけのことなのに。公共工事、金を使いたくて仕方がないんでしょうね。

多額の税金を使ってゲリラ豪雨や洪水の原因を作り、それに対応するための地下排水施設に多額の税金を投じる。そして税金が足りないと言って増税を企む。くやしいのうくやしいのう

ヒートアイランド現象やゲリラ豪雨、土砂災害、あれは天災ではなく人災ですからね!

 

 

さらに余談です。

地球にある水分(H2O)はどうやって生まれたか知っていますか?

もともと宇宙空間で岩石がぶつかってぶつかって大きくなって出来たのが地球ですが、水分は自分では作れない。

その宇宙空間からぶつかってきた数多の岩石にわずかに付着していた水分がちょっとずつちょっとずつ増えていって今の地球の水分になったわけです。言わずもがな、地球上の生物の源は宇宙からやってきたわけだ。気体、液体、個体と形は変わるもののずっとほぼ一定である地球の水分。そんな地球の水分が全て個体に、つまり氷結してしまったら?それが氷河期です。

gyao.yahoo.co.jp

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6月30日まで無料配信中の45億年物語、まだ見られていない方にめっちゃおすすめ。

 

 

 

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インディアン曰く、ネイティブ・アメリカンとは言わず、アメリカ・インディアンと言ったほうがいらしいです(wikiより)。

 

 

今週のお題「雨の日グッズ」

長靴→アメリカ・インディアン→税金→45億年物語→ウパ

ん、長靴を履いたウパ!? かわいい。