フェロモンってなんだ?

一度は聞いたことがあるかもしれませんが、体臭とフェロモンについての話。

 

オ、オラの鼻が死んじまっただ…というぐらい、体臭がきつい人もいますが、とにかく、体臭特にわきのにおいはフェロモンのにおいであるとされている。

 

部屋を片付けていたら、本棚から「からだ雑学辞典」というものが出てきた。 

からだ雑学事典―おもしろくてためになる

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▲1984年発売!古ッ

 

 

わきがのにおいとフェロモン

 

その本の中に「わきが」と「フェロモン」についての記述があったので、読んでみた。

要点を箇条書きにすると、

 

・皮膚の汗腺は2種類ある。

  においのある脂肪酸を出すアポクリン腺

  水分や塩分を出して体温を調節するエクリン腺

・エクリン腺は体中にあるが、体臭を作り出すアポクリン腺はからだの特殊な部分、わきの下や外耳道、乳首、外陰部だけに分布している。

体臭を作り出すアポクリン腺は、動物にとって異性を惹きつける道具として、重要な役割を果たしている。人間も思春期になると、アポクリン腺のはたらきが活発になる。

 

以上が、いわゆるフェロモンの正体であるアポクリン腺からのにおいについての説明。

アポクリン腺は悪者にされがちですが、もともと重要な役割を持っていたんですね。

しかし、人間にとってはにおい・フェロモンは必要とされなくなり、代わりに「見た目」が異性を惹きつける重要な要素になっていきました。

 

アポクリン腺の分泌箇所として、わきの下以外にも外耳道という記述がある。

まさか、あの、耳のあたりから漂うとされている、

加齢臭のことかッ!

フェロモンのなれの果て?

 

加齢臭は、フェロモンだった!?

って考えるとちょっとうれしいかも…

加齢臭が好きな女性がいてなくもない??

 

 

人種によってちがう、体臭の強さ

 

アポクリン腺の分泌量は人種によって違う

白人や黒人は多く、蒙古人種は最も少ない

・白人や黒人の世界では、全体の体臭が強いから、わきがはあたりまえ。気にしない

・蒙古人種は体臭の少ない人種だから、アポクリン腺の分泌が多い人はにおいを気にしてしまう。

 

 

人種によっても様々。

白人や黒人は、より遠くまでフェロモンを送り出さないといけない状況にあったんでしょうかね!?

蒙古人種はにおいを気にしすぎッ!

スメルハラスメント(スメハラ)なんて言葉もありますしね。

 

 

自分のわきの匂いが気になる人へ

 

アポクリン腺の分泌物は、出たばかりの時はほとんどにおわない。

・そのまま放っておくと、6時間ほどで例のにおいが出てくる

 

 

においに変わる前に着替えたり、アポクリン腺からの分泌物を拭い取るのがいいみたいです。

もともと、異性を惹きつけるためのものが、いまや、異性を遠ざけてしまうものになってしまった、というのは、皮肉ですよね。

 

 

「壁ドン」が効果的(←※)なのは、男性のわきと女性の顔との距離が近くなり、フェロモンを嗅がせることが出来るためという話を聞いたことがあります。

そう、男も女もアポクリン腺で勝負してみるのもあり!?

 

自分のフェロモンを、1%の人が気に入ってくれたとしたら?

100人異性がいれば1人、1,000人の異性が嗅いだとすれば10人!

 

机上の空論ですね…

 

 

最後に

 

結局、フェロモンって何なのでしょう。

 

フェロモン

アポクリン腺から出る体臭(わきのにおい等)

 

だとしたら、

フェロモンは不快なにおい、そのものであるということになります。

しかし、いまだにフェロモンは惹かれ合うものとして歓迎されています。

不快なにおいで、異性を惹き寄せる?

ぬるい結論ですが、つまるところ、自分に合ったフェロモン(におい)、合わないフェロモンというのがあるのでしょう。

そして、自分に合わないにおい(フェロモン)が、不快なにおいと認識されるのでしょう。

 

自分に合わないにおいに嫌悪感を抱き、排除したいという思いから発せられる「スメハラ」という言葉。

風呂に入っていないため臭い、というのは論外だが、清潔を心がけていても仕事上くさい場合もある。(厚着をしないといけない職業の方や、炎天下で働かないといけない職業の方もいる)

 

臭いもんは臭い!

だけど、におい≒その人が発しているフェロモンだと思って、もう少しにおいに寛容になってもいいかも知れませんね!

 

以上です!

 

 

 

www.youtube.com

「くさいかも知れへん」

ってやつ。

 

 

◆参考記事◆

xn--yfrr2n36bxtgh84bfjig35c.com

 

 

www.skincare-univ.com

人間の嗅覚が退化するに伴って、アポクリン腺は減少していきました。また性的信号がにおいから見た目へと変わったことにより、元々フェロモンであったアポクリン腺のにおいは、今ではすっかり嫌われものになってしまったというわけです。

 

 

▼わきのにおいに焼ミョウバン

moteradi.com