潜伏工作員の話題について

 

「三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論」

三浦瑠麗氏、ワイドナショーでの発言に批判殺到 三浦氏は「うがった見方」と反論(アップデート)

に関連したニュースが話題になっているようです。

 

国際政治学者の三浦瑠麗氏が2月11日に放送されたテレビ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系列)に出演し、北朝鮮のテロリスト分子が日韓に潜んでいると発言、とりわけ大阪が危険だとの認識を示した。

これに対し、Twitterでは「根拠がない」といった指摘や、在日コリアンに対する憎悪を煽りかねないと懸念する声が上がっている。

 

そして、この度の騒動の中で、こういう書き込みを目にしました。

「喫茶店の隅で朝鮮語でこそこそ喋ってたりしたら怖いよ。」

 

この意見を見て、この問題の深さを感じました。

テレビで偉い学者さんが潜伏工作員(スリーパーセル)について「大阪が今ヤバイ」という発言をしていたら、こんな風に感じてしまう方もおられるのでしょうね。

 

朝鮮語でコソコソとしゃべっている人がいたら、日常会話をしているだけであっても、何を話しているのかわからない。疑心暗鬼から、きっと、テロ計画の打ち合わせ。奴らはテロリストだ、と思ってしまうということなのでしょう。

 

そして思い出したのが、

第二次世界大戦沖縄戦で、琉球方言を使用していた沖縄の住民が、スパイと疑われ、日本軍に殺されたという凄惨な出来事。

母と子でみるひめゆりの乙女たち - Google ブックス


 

東京や京都、神戸、大阪に北朝鮮のテロリストが潜んでいるんですよ、大阪が今ヤバイなんてことをテレビ放送で発信してしまうとどうなるか、簡単に想像できます。

 

この番組は地域よって異なるかもしれませんが、日曜日の午前中に放送されています。小学生も見ます。クラスには在日外国人の児童もいます。

 

頭のいい学者さんなんだったら、あとから釈明しないといけないような発言はしてほしくないなと思いました。