会社からにらまれるから労働組合には入りたくない?

 

「会社からにらまれるから労働組合には入りたくない」

労働者の中にそんな声がまだまだあるのが、労働組合のこれからの課題であり、もっと労働組合の事をわかってもらうことが必要だ。そんな事を言っている労働組合の方がいました。その発言を聞いて個人的に思ったことをまとめておきます。(稀なケースかもしれませんが)

 

「会社からにらまれるから労働組合には入りたくない」人もおられるでしょうが、

むしろ、その逆で、労働組合が会社とズブズブの関係になっているから労働組合に加入したくないっていう意見のほうが多いように思うのが僕の感じているところ。

労働組合への理解度が低いことを会社のせいにしているのではないでしょうか。

 

会社が安定していくことが我々労働者の利益につながる。会社が潰れたら元も子もないよね?会社あってのこその労働者。だから会社の発展に貢献できる社員をもっと増やさないといけない。そんな事を言っている、すっかり経営者気取りの労働組合幹部さん。

 

なんか違うなと思うのは、僕の労働組合への理解度が低いだけ?

 

労働組合の会合で、会社側の偉いさんがあいさつのスピーチをしに来る。そして、我が社にはこんなすばらしい労働組合があって私も嬉しく思います。なんて言っている。それを聞いてうれしそうにニコニコしている組合幹部。拍手喝采の会場。

 

多数決で決まっていく議案。「異議なし」という誰かの大きい声で決まっていく議案の数々。そして、少数派が声をあげにくい会場の雰囲気。

 

 

 

冗談抜きで、労働組合労働組合が必要になってくる。

 

「会社ににらまれる労働組合」だったら加入者も増える!?

 

 

おしまい。(メリットの方を書くのを忘れた。そのうちにでも)