上司の仕事・役割とはッ!

 

上司の仕事・役割とは?

 

いまから挙げる3つの文章を読んでいただければ、上司の仕事とは何かが少しはつかめるかも知れません。

これが正解かどうかは分かりませんが、こんな職場だったら楽しい(顧客だって楽しい≒業績向上)のは間違いない。

 

以前紹介した、金平敬之助さんのひと言の思いやりという本から抜粋。

 

森下知幸監督。常葉学園菊川高校を率いて、07年春の選抜高校野球選手権で優勝した。

5試合戦って、犠打はたったの1回。

これが評判になった。

犠打を使わない理由を監督が語った。

「みんな打ちたくてうずうずしている。やりたい野球をやらせた」

職場の上司にも参考になる話だ。

 

 

黒柳朝(ちょう)さん。黒柳徹子さんのお母さんだ。

その言葉がいい。

「すてきなものはみんな"ただ"なの。笑顔も優しい心も……」

職場の上司の笑顔も経費ゼロだ。

 

 

サッカーの元日本代表監督のオシム氏は先手を打つのがうまかった。

監督がよく口にする言葉があった。

「勝利して得るよりも、負けて得るほうがはるかに多い」だ。

このひと言があれば、選手は負けてもしょげることはない。

 

 

どうでしょう。

上司は現場で働く従業員たちをただ笑顔にしてくれればいいのです。

そうすれば現場はちゃんと応えてくれる。

 

 

現場の従業員というのは、上司の代わりに働いていると言っても過言ではない。

例えば店舗運営の場合、上司一人では、何十店舗、何百店舗の運営なんてできるわけがない。本来、創業者や社長など資本家達が一人でやればいいことを一人では無理だから人を雇っているわけだ。

 

『現場の従業員たちが自分の代わりに働いてくれている。感謝の気持ちしかない。

だから、現場で働いてくれている従業員たちに、楽しくイキイキと働いてもらい、少しでも多く給料を手にしてもらうことが自分の役割だ』

 

こんなふうに考えてくれている上司、取締役、社長・会長はいるだろうか。

少なくとも僕はそう思って店長という仕事をしている。僕一人では店の運営なんて出来ない。

会社のために働いているのではなく、パートさんたちのために自分がいる。

従業員にいっぱい稼いでもらうために自分がいる。そう思って業務にあたっている。

 

 

ひと言の思いやり

ひと言の思いやり

 

 まだ紹介したい文章があるので、もう1回ぐらいこの本について投稿しようと思ってます。