和歌山県上富田の潜水橋（畑山橋・山王橋）へバイク旅
家にあった観光案内のパンフレット。なんか良さげなところ、いつかバイクで行ってみたいと思ってもらってきたもの。
和歌山県にある上富田町の「山王橋」というところで撮影されたのがこの表紙の場所だということがわかった。
近所のイオンを出発地として調べてみたら、まあまあ遠い…
時間が取れる日があったので、行ってみることに。
途中、綺麗な景色があったらバイクを停めて撮影しながらぼちぼちと、山王橋に向かいます。
ソロツーリングの良いところは、自分のペースで気に入った場所でバイクを停めて景色を眺めたり休憩できたりするところ。
かなや明恵峡温泉近くの有田川。
一応、山王橋までの立ち寄り場所は考えていて、
道の駅「しらまの里」→道の駅「水の郷日高川龍游」→熊野古道館→道の駅「ふるさとセンター大塔」→山王橋
というルート。
道の駅「しらまの里」
ここは来たことがあるので、ちょっと休憩してすぐに出発。
道の駅「水の郷日高川龍游」
次の目的地、田辺市龍神村にある、水の郷日高川龍游に来ました。ここからは初めての場所。
ちょっとウロウロしていたら、川に下りられる階段がありました。
階段の下になんかおる！
カモと日高川。逃げられないように、そーっと撮影。
熊野古道館
さらに、南に南にバイクを走らせ、次に来たのが熊野古道館。
熊野古道中辺路（なかへち）エリアにあります。
こういう歴史街道のマップは想像力をかき立てられ、見ていて飽きません。
中辺路の他に、小辺路（こへち）、大辺路（おおへち）、紀伊路（きいじ）、伊勢路（いせじ）などがあります。
京都・大阪や伊勢、高野山などいろんなところから聖地熊野を目指して参詣道が作られてきました。僕の家の近所にも熊野街道（紀伊路）が通っていることを知ってから興味を持ちました。世界遺産とか騒がれていた頃は全く興味がなく、へー、和歌山に「くまの子道」ってところがあるんやって思っていたぐらい。
京都から淀川を船で下り、大阪からは紀伊路を通り中辺路を経て熊野本宮大社へ。
熊野三山を参詣した後は、小辺路で高野山へ、または、伊勢路で伊勢参り。本州最南端の串本へ行くも良し。昔の人の観光ルートですね。
熊野古道・街道を含む紀伊半島の魅力は、参詣だけではなく大自然をいろいろ見て回ることが出来る観光の要素が強いことなんでしょう。
平日ということもあり、来観客は僕一人でした。ちなみに入場無料です。
熊野古道館のすぐ横に、おもしろい看板が。
なかなか、最終目的地の山王橋にたどり着きません。
ふるさとセンター大塔の富田川
次は、ふるさとセンター大塔にやってきました。
ここもすぐ側に川が流れていて、河原に下りていけるようになっていました。
上から見た感じ、川が綺麗っぽい。河原に下りてみました。
ちょおおお綺麗んですけど。
清流！富田川 。透き通っています。飲めそう！
それもそのはず、富田の水は飲料水でも有名のようです。
▲紀州熊野の名水「南紀白浜 富田の水」 製造販売元 公式ホームページ
17年連続「最高金賞」受賞は世界初！
へー、モンドセレクションですか。なんかすごいらしいってのは分かった。
富田川に架かる潜水橋（畑山橋・山王橋）
いよいよ、今回の目的地、観光案内のパンフレットの表紙になっていた場所。
畑山橋の南側から。
ここは来る予定ではなかったのですが、山王橋に向かっていたら、同じような橋があったので寄ってみました。
畑山橋を南側から渡って、北側からの眺め。
案内表示板がありました。
畑山橋を渡っているところ。
風を横から受けながらの通行が怖かった。
スマホを三脚にセットして撮りました。
続いて、ついに到着、山王橋。
こちらは、川幅が広かったため、緊張感も倍増。
橋を往復するのがこんなに楽しいなんて！
慣れてきたので途中で止まってピース。
どこかでお昼ご飯を食べようと思っていたのですが、なんとなく食べないままそろそろ帰る時間に。
ここまでガソリン代しかお金を使っていないので、奮発して上富田の乗り口から高速道路で家路につきました。
阪和道の吉備湯浅パーキングエリアで休憩。
誘惑のソフトクリーム。
なんとか耐えた。誘惑に勝った自分を褒めてあげたい（ただケチなだけ）。
ケチケチツーリング（いつものこと）となりましたが、あまりお金を使わなくてもこんなに楽しめる和歌山がすごいと思う。
山道から望む綺麗な景色。
有田川沿いの快適な道。
カモに会えた日高川。
心が洗われる富田川の透き通った清流。
教習所の一本橋を思い出した、スリル満点の潜水橋。
訪れた道の駅もずいぶん増えた（緑色のところ）。
ただ、白浜のすぐ側まで行っておきながら訪れずに帰ってきたことが少し悔やまれる。
白浜はまたの機会に必ず訪れる！
おしまい。
動画版▼
畑山橋＆山王橋▼
