ゲーテさんに捧ぐ

 

goethe.jp

 

「東京ゲーテ記念館」に行ってきました。

これまでも東京に来た際に立ち寄りたいスポットのひとつでしたが、休館日だったり休館期間中だったりでなかなか立ち寄れずにいました。

  

ご存知でしょうか「東京ゲーテ記念館」。

東京メトロ南北線の「西ヶ原駅」から少し歩いたところにあります。 

 

 

東京メトロ西ヶ原駅。大阪住まいの僕がまず訪れることはないだろう地。一期一会の気持ちで西ヶ原駅に降り立ちました。

 

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駅にあった周辺地図。左側に「ゲーテの小径(こみち)」、左下の青い建物が「東京ゲーテ記念館」です。

 

 

西ヶ原一里塚~ゲーテの小径~ゲーテパーク

 

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こちらも駅にあった一里塚についての展示物。徳川将軍が日光東照宮に参詣するために用いた街道があります。

 

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一里塚交差点。

画像の左側、「ゲーテの小径(Goethe Street)」の案内が出ています。

ゲーテの小径とゲーテパーク」https://goethe.jp/local/goethestreet-park.html

 

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ゲーテの小径を入ったところにある記念碑。

 

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そのまま少し歩くと、ゲーテ記念館前ポケットパークというスペースがあります。

 

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Goethe Park

 

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ゲーテパークにある「ファウスト」のちょっとした説明書き。

ゲーテファウストを82年間の生涯のうち、23歳から82歳までの60年をかけて完成させました』とあります。完成まで60年!

 

そして、道路を挟んで見えるのが、東京ゲーテ記念館。

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本当にこの建物であっているかちょっと不安…

 

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ここで合っていたようです。

が、入り口のドアに貼り紙がッ!

 

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臨時休館のお知らせではなかったようだ。よかったよかった。

『見学の方はインターフォンを押してください』

ちょっと入りにくい…かな。だが、今日はここを目当てにやってきたわけだし、ためらいなくインターフォンを押す。

 

いざ、館内へ!

 

 

in東京ゲーテ記念館

 

ちなみに入ってから出るまで、来館者は僕一人でした。入館は無料!

写真もどうぞ撮ってくださいということでしたので、展示物をあれこれ撮ってきました。一部ですが、紹介します。

 

まず目に飛び込んできたのが、

 

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ゲーテさん…やんね。じゃなかったら誰やねんってことですもんね。

言うときますけど、僕、ゲーテについてほとんど知らないですから。「ファウスト」「若きウェルテルの悩み」っていうタイトルは聞いたことあるなーっていうレベルですから。だったらなぜ来た?というのはあとで説明します。

 

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資料展示室入り口。 

 

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展示室内。

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ここに収められているゲーテ資料はほんの一部。

 

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100年以上前の「ファウスト」が展示されています。 

上がロシア語版、下が英語版。 

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重厚感たっぷりです。

 

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いろいろな顔を持つゲーテ

 

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歌劇のポスター。B席だと150円という時代。 

 

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歌劇関連の展示。

 

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各国版「ファウスト」。

そして、こんなのもありました。

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エスペラント語! 

エスペラント - Wikipedia

 

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漫画版「ファウスト」。これなら僕にも読めそうかも。

 

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左上の本が、初邦訳の「ファウスト」。1904年8月25日と書いてあります。 

新渡戸稲造の「ファウスト物語」(1910年)というものもありました(左下)。

 

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受付でいただいた用紙。

原文と翻訳されたものの食い違い部分についての考察がされています。

翻訳者によってゲーテの意志とは少し違うものに翻訳されることへの危惧がうかがえます。

 

東京ゲーテ記念館の解説によると、

 

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https://goethe.jp/exhibition/2018/20180401-1209_faust.html

 

日本風に翻訳(解釈)してしまうと、いつまでたっても日本的思考という枠からは出られない。

新しい価値観を取り入れることの重要性がよくわかります。

 

 

最後に、

なぜ、僕が東京ゲーテ記念館に興味を持ったかという話

 

高校生の頃、93年とかそれぐらいの時分、阿刀田高さんの小説にハマっていました。当時、文庫本で買える本や図書館で借りられる本は9割方読みました。

その中で、一番のお気に入りだったのが、この「夜の旅人」ゲーテの「旅人の夜の歌」という詩から取ってこのタイトルを付けたのでしょうか)。 

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この小説のモデルになっていた人こそが、東京ゲーテ記念館を創設した粉川忠さんでした。 

夜の旅人 (文春文庫)

夜の旅人 (文春文庫)

 

 

この小説のことを思い出しながら、展示物を見ていると粉川忠さんの思いが伝わってきて、より胸が熱くなりました。

そんな、粉川忠さんについての展示物もあるのかなあと思っていましたが、それはありませんでした。おそらく、本人の意志なのでしょう。

 

 

東京ゲーテ記念館のホームページに記載されている「夜の旅人」についての記述。

粉川忠は、阿刀田高氏の『ナポレオン狂』と『夜の旅人』という二冊の小説のモデルとして、ゲーテ本の「コレクター」という印象が定着していますが、これは、正しくはありません。自分で本を探し求めて買い集めたわけですから、本の収集に興味がなかったとはいえませんが、財団発足後の活動は、彼の収集趣味の継続や拡大ではなく、非常に組織的なものでした。

https://goethe.jp/history_tk.html

 

ナポレオン狂 (講談社文庫)

ナポレオン狂 (講談社文庫)

 

自らナポレオンの生まれ変りと信じ切っている男、はたまたナポレオンの遺品を完璧にそろえたいコレクター。その両者を引き合わせた結果とは?ダール、スレッサーに匹敵する短篇小説の名手が、卓抜の切れ味を発揮した直木賞受賞の傑作集。第32回日本推理作家協会賞受賞の「来訪者」も収録する。

 

粉川忠さんと「ナポレオン狂」は別物として考えたいけれど、阿刀田さん自身が粉川忠さんをヒントに「ナポレオン狂」を書いたと言っている以上、それが真実なのでしょうが、粉川忠さんにとっては、ちょっとひどい扱いかなと思います。

 

 

おまけ。

Goetheの日本語表記ですが、ゲーテ、ギョエテの他に、こんなにあるそうな。

 

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https://goethe.jp/Q_and_A/q_goethetowaorenokotoka.html

 

おもしろいですね。

 

 

 

粉川忠(こがわ ただし、1907年6月19日-1989年7月17日)は、日本の実業家。文献収集家。ゲーテ研究家。ドイツの文豪・ゲーテの書籍や関連文献を生涯にわたって集めて、東京ゲーテ記念館を開館させた人物として知られている。

粉川忠 - Wikipedia

 

goethe.jp

ゲーテを知りたい人に、すごくわかりやすく解説されています。

 

 

ありがとうございました。

 

 

ツーリング探索記 2018年5月前半

ゴールデンウィーク!といってもカレンダー通りまとまった休みがあったわけでは無かったのですが、それでもあちこちバイクに乗って駆け巡ったので、ゴールデンウィークから5月前半にかけてのツーリング探索記です。

 

とっとパーク小島

 

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道の駅「とっとパーク小島」。

minnaga.com

こちらは、海釣りができる道の駅。大阪の岬町にあります。

 

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この階段から先は有料スペース。

ヒラメが釣れたという話をしている人がいました。釣ってみたいです、ヒラメ。

 

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なんか食堂です。

 

 

道の駅「青洲の里」「紀の川万葉の里」

 

岬町から次は和歌山県紀の川市へ。

まずは「青洲の里」。

www.jalan.net

華岡青洲生誕の地ということらしいですが、華岡青洲とは?

 

華岡青洲(はなおかせいしゅう)は麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」を発明し、世界で初めての全身麻酔による乳ガン摘出手術に成功した外科医です。青洲は宝暦10年(1760年)旧暦10月23日、華岡直道・於継の間に生まれました。青洲の父「直道(なおみち)」も医師で、青洲は幼い頃から病や怪我に苦しむ人々を見て育ち、自分も医者になって人の命を救いたいとの思いを抱きながら成長しました。

華岡青洲顕彰施設 青洲の里へようこそ!

 

道の駅は定休日で施設内には入れず残念。

人気のない駐車場で愛車YAMAHA TW200Eを記念撮影。

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続いて向かったのが、道の駅「紀の川万葉の里」。

www.jalan.net

 

紀の川沿いにあります。

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川を挟んだ山の奥には高野山があります。

 

ここらで昼ごはん。

せっかくいい天気なので土手で食べたいなと思い、道の駅の売店高野山の名物、焼きもちを購入。

 

 

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土手に寝っ転がりいただきました。のんびりとした午後を堪能し、この日は帰路へ。

 

 

南條亮ジオラマ記念館

 

大阪府泉佐野市にある「いこらも~る」で南條亮ジオラマ記念館という催しが行われていました。

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いこらも~る泉佐野[Icora Mall Izumisano] | トップページ

 

観覧無料だったのでちょっと寄ってみることに。

明治から昭和はじめにかけての大阪の町並みがジオラマで再現されています。

 

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明治の道頓堀

 

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黄金バットの紙芝居。

「紙芝居屋が店を畳んだ後の狭い路地裏はヒーローでいっぱい……」とかなんとか。

 

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エンタツアチャコの漫才。

 

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戦後。米兵らしき人が見えます。

 

観覧無料の割にはすごいたくさんのジオラマが展示されていました。ここに紹介したものはほんの一部です。

気になった方はこちらの #南條亮 もどうぞ。ジオラマの画像が見られます。

twitter.com

 

 

金熊寺

 

続いては、大阪府泉南市の金熊寺。

 

osaka-info.jp

 

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ここは梅林が有名なお寺です。梅の花が咲き誇る時期ではなかったので観光客はまばらでした。歩いていると梅の実があちこち転がっていました。

 

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すぐ隣には信達(しんだち)神社。

 

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寺の境内を散策していると、空海さん?ここのお寺は真言宗のお寺らしいのでそうかも。この像、お寺に行くとよく見かけます。

 

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これが有名な金熊寺の梅林か。看板をよく見ると、あと1キロって書いてます。歩けないって。

というか、矢印の向き!!どっち行けばいいの??

 

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今の時期花は咲いていない梅林はあきらめて、ウロウロしていたら、ひょうたん展示場という立て札が!SNS映えする画像が撮れるかも!行くっきゃない!

 

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ずっと歩くもののあれ以降案内板は見当たらず。

不安がよぎります。

 

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のどかすぎる。順調にどんどん下山していってます。

 

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下山完了。道路に出ました。キョロキョロしてみるもののひょうたん展示場の案内板はどこにもない。見落としていた?金熊寺攻略難易度高し!すごすごと帰路についてこの日は終了。

 

 

ユニバーサル・シティウォーク

 

5月前半のツーリングの旅はこの日が最後。

まだ行ったことのない、大阪唯一の村、千早赤阪村に行ってみようかと思ったんですが、この日は道の駅「ちはやあかさか」は定休日。道の駅スタンプラリーに旅人生を支配されているので旅先を変更。


何度目かのユニバーサル・シティウォークに行くことにしました。バイクで行くのは初。混み合った道は楽しくないけど。

USJに行くお金はないけど、USJ気分を味わいたい!そんな方におすすめなのが、ユニバーサル・シティウォーク!ユニバーサル・シティ駅とUSJの間に位置します。

 

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USJの入場ゲート

 

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振り返るとユニバーサル・シティウォーク。

お土産屋さんにはUSJグッズがいっぱい。USJからETのテーマ曲やバック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマ曲が聞こえてきます。

もうこれだけで十分たのしいやん?

 

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アメリカやん?USJに入らんかてもうお腹いっぱいやん?

 

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けど、やっぱり中の様子が気になる……

スヌーピーおる!柵越しに見るスヌーピー。近くて遠い。こっちの境界線まで来てくれてもいいんやで~

 

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USJといえばこれ、お決まりのショット。

 

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気を取り直してユニバーサル・シティウォーク内へ。

気になる店を発見。

入口の左側にあるショーウィンドウに飾られているのが、これ。

 

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フォレスト・ガンプコーナー。

店の名前もガンプとかついてるし、なにか関係が?

 

ucw.jp

映画『フォレストガンプ』をテーマにした、海外でも大人気のアメリカンシーフードレストラン。劇中のシーンを取り入れたハリウッドテイストの雰囲気の店内で、エビを中心にしたボリュームたっぷりの南部料理をご家族、恋人、お友達同士でどうぞ!西日本でババ・ガンプ・シュリンプを楽しめるのはここだけ!

そういえば、作中ではエビで大成功してたっけ。

結構いいお値段でした。ちなみにお昼はここにあるスーパーで買った海鮮巻410円を日差しの強くあたるベンチで楽しそうにUSJのゲートに向かう人達を眺めながら食べました。

 

そういえば、たこ焼きミュージアムがTAKOYAKI_PARKっていう名前に変わっていました。外国人観光客対策なのかも。

 

あと、アメリカの雑貨がいろいろ売ってる店もあったはずなのに無くなっていました。ちょっとそれ目当てなところもあったので残念。

 

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バイク置き場。

2時間ぐらいの駐車でしたが、駐車料金はゼロでした。

 

帰りにエンジントラブル発生!

国道43号線で信号待ちしてたら急にエンジンが止まりました。

歩道に寄せて、エンジンをかけようにもかからず。セルを回してもうんともすんともいわない。キックでもダメ。最悪。

ロードサービスに電話してレッカー移動の手配についてのやりとりをしつつ、連絡を待っている間にもエンジンがかからないかといろいろと試してみると、エンジンかかった!

キルスイッチのオンオフをしてからエンジンをかけてみたら復活!けどなんで?

キルスイッチの接触が悪い?スイッチ触っていないのに勝手にキルスイッチがオン状態になってしまっていた?

これが走行中だったらと思うとゾッとする。レッカー移動の手配はまだ完了していなかったようで事情を説明しキャンセル。なんとか無事に家にたどり着きました。

怖いので今度購入したバイク屋に持っていきます。

それにしても運転マナーの悪い人の多いこと。バイク乗ってるとものすごく目に付きます。猛スピードですり抜けするやつ何考えてるんでしょう。交差点手前やオレンジ線が引かれている道路でもお構いなし。違反でっせ。危険でっせ。

 

この日は往復100km。疲れたー

 

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お土産。

グリコのキャラメルクリーム。食パンにつける。楽しみ。

 

ほんま疲れたー

 

コイ釣りのコイ

 

イズミヤに行ったときのこと。

店内に大きな水槽があり、コイ釣りができるスペースがありました。

  

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 ▲イメージとしてはこういう感じです

 

その釣りができる大きな水槽は店内の通路沿いにあったので、どれどれとちょっと近づいてみました。

近づいてみると水槽の奥のほうがちらっと見えました。

まず驚いたのが、多すぎるコイの数。めっちゃ重なり合っていました。

そして、その水槽の奥のほうに見えた無数のコイ達が一斉に僕の方に向き、必死に口をパクパクさせています。コイと目が合う合いまくる。コイってもっと優雅に泳いでいるもんじゃないの?なにかおかしい。

 

嫌な予感。もう少し水槽に近づいてみました。

大量にいるコイたちが僕の方にずずずっと押し寄せてきます。僕の目を見て、口を必死にパクパクパクパクさせながら……怖いって。

 

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 ▲イメージ。これの倍はいました。で、重なり合って僕の方に寄ってくるので、コイの上にコイ、そのコイの上にまたコイが乗っかってこちらを見つめながら口をパクパク。リアル鯉のぼり状態。

 

エサをくれってめっちゃ訴えてきます。

平日ということもありイズミヤ自体に客はあまりおらず、釣りをしている人はいませんでした。お腹空きすぎのコイ達。

お腹がいっぱいだと釣りにならないからなんでしょうけど、それはあんまりじゃない??何日エサをもらっていないとああなるのかってぐらいコイが必至にエサくれって訴えてきてました。

 

コイの命乞いなんて見たくないッ!!

コイの命乞いなんて冗談ではすまされんぞッ!!

 

そばに店員がいたら思わず、エサやりなはれやって言ってたな。それともエサはちゃんと与えていて、よく訓練されたコイ達だったのか?そう思いたいけど、ここでコイ釣りしたら入れ食いだったはず。

その日はGW明けの日だったのですが、こどもの日ってわけで鯉のぼり?コイ釣りをする客が多いと判断し、大量に仕入れた?客数が伸びず思ったよりコイが減らなかった?それって、コンビニやスーパーで問題になっている、大量発注し大量廃棄される恵方巻きとかの感じ?クリスマスケーキ?土用のウナギ?

 

これもひとつのブラッド・スポーツと言える…エサがほしい釣り堀の魚、エサがほしいイルカショーのイルカ、エサがほしい芸をする犬などいろんな事を考えてしまいました。そして、適正な給料がほしい人間(会社から生かさず殺さずのギリギリのラインでしかもらえてないのも同じ構造!?)。このコイは俺だった…… 

 

おしまい。

詰める上司。上司はなぜ詰めてくるのか?

 

allabout.co.jp

 

この記事の中に、

注意すべき「詰める上司」・5つの不当な叱責パターン

というものが紹介されています。

 

1. 同じ批判の言葉を、長時間・頻回にわたって繰り返す

2. 達成不可能な高いノルマを課し、できないことをなじる

3. 部下の能力を比較し、プレッシャーを与える

4. 「上司の価値観が基準である」と思わせる

5. 非言語的プレッシャーを多用する

 

2.に関して取り上げてみると、このように解説されています。

 

明らかに達成不可能な高いノルマを設定し、「結果が出ない」という事実だけを取り上げてなじります。あらかじめ部下本人に「やります」と言わせて言質を取るため、それを実行していない本人の能力に問題があるものと思わせます。

 

「やります!」とか、「◯◯個売ります!」とか言わせるように場の空気感を作り出して、「自分でやるって言うてんからやれよ」と話をすすめてくるやり方。詰める上司の常套手段ですね。コンクール前の決起集会なんかでよく目にします。

 

売ることが、達成することが目的になってしまっています。

これほどアホらしい仕事はありません。

 

 

上司はなぜ詰めてくるのか?

 

ちょっと考えてみました(これだけが理由ではないでしょうけど)。

上司も、その上司に詰められているわけです。その上司もさらにその上司に詰められていることでしょう。つまり、社風自体が、「詰める社風」になっていると考えられます。もちろん、上司もつらいんだなあなんて同情なんてしません。そんな会社とっとと潰れたほうが世のためです。

 

もう一つ、詰める上司というのはその上司から、頼もしいやつという評価を受けます。

課長がいて部長がいる。部長は自分の成績は課長に掛かっているわけで、課長が自分の代わりに現場の従業員を詰めてくれているのを見て頼もしいと感じる。

部長から見れば、こいつは利用価値のある使い勝手のいい課長だという評価になります。現場従業員がどういう思いで働いているかとかどうでもいいこと。数字さえ達成できればそれで良し。

課長も課長で、自分の出世や保身のために部長に気に入ってもらいたい。こういう風に部下を詰めておけば部長もきっと喜んでくれるだろうと、忖度します。

 

部長のために課長がいて、課長のために現場の従業員がいる。

この話に顧客のことは一切出てこない。現場従業員満足顧客満足ではなく、幹部満足のための会社になっている。そして、現場従業員のような弱い立場の人間にいつもしわ寄せが来る。ノルマ達成のために自腹でコンクール商品を購入とかよく聞く話ですよね。そんな会社ほんととっとと潰れたほうが世のため。

 

 

そんな詰める上司のもとで働いているという方も多いでしょう。

僕も何人もの上司の顔が浮かびます。

上司から何を言われようとも、自分の信念を持って行動するように心がけています。

上司からしたら使い勝手の悪い僕は、出世できそうにありません(そんな社風なので、もともと興味はありませんが)。部下を平気で詰められるサイコマンや、上司に洗脳されているイエスマンばかりがどんどん出世していくのは勘弁してほしいけれど。

 

 

おしまい。

 

胸部プロテクターを衝動買い

最近、中古で200ccのバイクを購入したので、バイクのことを考えるのがすごく楽しい。仕事中も頭の中は、次の休みはどこにツーリングに行こうかななんてニヤニヤしながら楽しく働いています。

 

今日は雨だったので残念ながらツーリングには行けず、それならばと、車でバイク用品店(2りんかん)に行ってきました。店内をぶらぶらしていると、胸部プロテクターが売っていました。胸部プロテクターも身に付けたほうがいいんやろうなあと思ってはいたのでいろいろ物色しました。

意外と安い事がわかりこれを買うことに決めました。 

 

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胸部プロテクターって、1万円ぐらいするのかなあと思っていたんですが、4,000円弱で売っていました。メーカーはKOMINE。 
<メーカー商品紹介ページ> 
http://www.komine.ac/products.php?function=detail&product_id=899&category_id=10 

バイク事故で損傷を受けやすい箇所では、頭部の次が胸部となっています。 

フォト


防弾チョッキっていうのがあるぐらい、胸部も頭部同様守らないといけない場所。 
頭や胸の損傷は命に関わりますしね。 

20年ほど前、250ccのバイクを乗り回していた時は体を守るなんて考えたこともなく、胸部プロテクターなんて興味なしで、半袖でバイクに乗ったりしていました。 
年をとったせいか、今では、バイクに乗るには装備を重視し防御力を上げるってことが最も大事なことと理解できます。 
あと、普段、車に乗っていて久しぶりにバイクに乗ると、バイクの制動距離の長さにびっくりしました。車間距離大事! 

そんなわけで、まだバイクを購入して間もないんですが、スピードを上げるためだったり、見た目をかっこよくするといった、「攻撃力」の投資には目もくれず、事故った時に受けるダメージを抑える「守備力」アップのための投資から始めていっている次第です。車と違い体をむき出しで走行しているので、ほんと装備品を充実させ守備力を高めないとなあと思っています。

自分から事故らなくても、事故に巻き込まれることも想定しないといけないですしね。

交差点を直進しようとしていたら、右折の対向車が交差点に進入してきて衝突、胸を相手の車に強打なんて考えただけでゾッとします。

 

とにかく安全運転。

バイクで風になる、ではなく、そよ風ぐらい、いや、扇風機の「リズム風」ぐらいのライダーで十分満足。

泉州泉南信達のふじまつり2018

大阪泉州は、泉南市信達(しんだち)のふじまつりに行ってきました。 

 

shiboritate.com

 

熊野街道沿いの信達宿にある梶本家は、たった1本の野田藤が約4万の花房をつけます。「平成の花咲か爺さん」故梶本氏が一本の鉢植えから30年大事に育てて見事な藤棚になりました。現在はボランティア団体「藤保存会」が藤を守っています

熊野街道信達宿 梶本家の藤 | 恋するせんなん

 

ここは、梶本さんという方の私邸。

私邸を無料開放してくださっているという。

 

   

そんなわけで、見に行かせていただきましたが、お伺いした4/28は時期が遅かったようで、花が枯れ落ちてきています。

  

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見頃の時なら紫一色になります。 

 

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梶本家の中庭では、民謡(?)の唄と演奏が行われていました。

この唄と演奏が会場全体を包み込んでいて、雰囲気満点ですごいよかったです。

  

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わかりにくい画像ですが、もちつきが行われていました。

つきたてのもちの即売会も行われていたのでせっかくなので買って食べることに。

 

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もちをちぎって丸めているところ。

 

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きなこもち、2つで100円。

今目の前でつかれたてのおもち。おいしい。

 

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こちらは、「やぐらもん」。やぐらの門ということでしょうか。

泉州といえば、「だんじり祭り」が有名ですが、この地域では「やぐら祭り」となります。

 

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この「やぐらもん」に、やぐらの車輪が展示されています。

 

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 梶本さん回顧展。他にも写真や詩が展示されていました。

  

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熊野街道沿いということもあって、熊野詣衣装体験もできるようです。

僕が訪れたときは、これを着ている人はいませんでしたが、この衣装を着せてもらうと、観光客からツーショット写真をせがまれて一時だけスター気分になれます。おすすめ。

 

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この道をずっと行けば、聖地熊野です。ここから約215km。

 

歴史街道探索の旅は続く。

 

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▼関連過去記事

 

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常連になればなるほど、損をする!?

 

とある大手の電機店に行ったときのこと。

パソコン売り場で商品を眺めていたら、店員さんが寄ってきたのですが、パソコンの説明をしてくれたわけではなく、光回線(プロバイダ)の売り込みをしてきました。そこの電機店の店員ではなく光回線会社のスタッフだったわけです。まあ、よくある話。

 

ちょっとだけ話を聞くと、その光回線の契約内容はこうでした。

料金は税込みで月々約3,000円。

ただし条件があり、2年契約。

そして、2年目からは2,000円アップの月々約5,000円というものでした。

 

月々3,000円程度なら安いかなと思いましたが、2年目からは約5,000円。

つまり、2年間支払う総額を24ヶ月で割ると、月々約4,000円ということになります。

 

用はなかったので、軽くお断りし店を出たのですが、ふと、こんな事を思いました。

 

あれ?2年間だけだと、月々の支払額平均は約4,000円だけど、3年目以降も使い続けたらどうなる?

安いのは1年目だけで、2年目以降はずっと月々約5,000円。

支払うことになる総額を月数で割るとこうなります。

 

3年使うと、総額156,000円、月々4,333円

5年使うと、総額276,000円、月々4,600円

10年使うと、総額576,000円、月々4,800円

  

安さにつられて契約しても、そのまま何年もズルズルと使い続けたら、月々3,000円は安い!と思って契約した意味がどんどん薄れていく。

 

いや、もともと5,000円が適正価格なんですよ。だから10年使っても今加入すればお得なんですよ。なんて言われても納得できますか?

月々3,000円に釣られて契約したのがバカみたい。と、どうしても思ってしまいます。

 

最初は2年たったら解約すればいいやって思っていても、契約会社を変える手続きがめんどくさかったり、解約できる期間を見逃してしまったり、解約には工事が必要ですとか言われて、工事?なんか大げさなことするの?だったら、めんどうだし今のままでいいかって思ってしまったりしている人も多いのではないでしょうか(僕もそう)。

 

使えば使うほどさらに安くなる、というのならよく分かります。

近所のスーパーでも、その店で買えば買うほどポイントが溜まりやすくなるゴールド会員やシルバー会員とかあって常連さんにはメリットがあったりします。

しかし、今回の話のように長いこと使っている常連さんにやさしくない場合もある。

利用者が勝手に、私は長いことこの会社のサービスを使っているからきっとお得な契約内容になっているうんだろう、とさえなんとなく思っているかもしれません。

 

 

安いのは1年目だけというサービスがあり、月々の支払い平均額を抑えたいのであれば、やっぱり2年縛りなら2年で解約しておくのがかしこいのでしょうね。

 

そんなん当たり前やん、何をいまさら、と言われそうですが、言いたかったことは、常連さんに負担させてその儲けた資金で新規顧客を獲得するのかと捉えられても仕方がないやり方がなんか嫌ってことです。

実際計算してみたら、それをより実感できたというお話でした。

 

おしまい。