紀伊半島を日帰りで駆け巡ってきました!復路編

 

2018年夏の日帰り車旅、紀伊半島めぐりの後編です。

 

渓谷ルートがメインの往路編はこちら。 

parm.hatenablog.com

 

復路は、三重県熊野市の鬼ヶ城から、大阪の自宅まで海沿いを観光しつつ帰宅します。 

 

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帰りのルート。鬼ヶ城を出たのが13時頃。あちこち寄りたいんですけど、世界遺産スポットやその他の名勝地をいくつ寄って帰れるか、時間的に寄れる観光地も限られてきました。

 

 

獅子岩

 

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まず寄ったのが、世界遺産スポット、獅子岩

獅子岩《世界遺産》 | 世界遺産・熊野古道/熊野市観光公社

獅子岩についての説明を読んでちょっと納得。自然にできた超でかい狛犬という扱いなんですね。

 

 

七里御浜

 

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世界遺産スポット、七里御浜(しちりみはま)

七里御浜《世界遺産》 | 世界遺産・熊野古道/熊野市観光公社

アカウミガメの産卵が見られる貴重な浜辺としても有名らしいです。

 

 

花の窟神社

 

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花の窟(はなのいわや)神社。世界遺産スポット。

花の窟・花窟神社【はなのいわや】 世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』 >> 世界遺産 花の窟

さすが聖地熊野、世界遺産スポットがあちこちにあります。復路の出発点鬼ヶ城からここまで車で10分とかそれぐらいの範囲です。

 

この、花の窟神社はどういう特徴がある神社なのかというと、日本最古の神社と言われています。どういったものが祀られているのか興味津々で奥に進みますと、これまたすごい。祀られていたのは、岩です。

 

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日本最古の神社と言われれば、そんな気がしてくるシンプルさ。

上を見上げると、

 

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荘厳な雰囲気が漂っています。

 

 

ここで昼食。

花の窟神社すぐそばにある、花のいわや亭さんに行きました。

熊野市の「花のいわや亭」|有井駅から徒歩約8分、肉料理・海鮮料理を提供、マグロの解体

 

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月替りのランチセットを注文。1,100円、安い!胡麻豆腐美味しい!どれも美味しかったですが、胡麻豆腐が苦手な僕ですが、この胡麻豆腐はネチャッとした感じがなくほんとに美味しかった。

 

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松坂牛焼き肉もセットについてます!やわらかいお肉! 

 

ここでゆっくりしたかったのですが、時間がないので次の目的地を目指します。

次は、メインスポット那智の滝。少し車を走らせます。

 

 

那智の滝青岸渡寺熊野那智大社

 

那智(なち)の滝を目指します。途中、道の駅「なち」に立ち寄りました。

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JR那智駅と併設されています。

 

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熊野那智 世界遺産情報センターもゆっくり見学したいところですが、先を急ぎます。

 

 

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到着。

熊野那智大社青岸渡寺から眺める那智の滝

ただ落ちていく水の流れ、ずーっと眺めていても飽きない。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」~那智の滝~

こちらも、世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道』の一部となっています。

 

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西国第一番札所、青岸渡寺(せいがんとじ)。

改修工事中でした。

 

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青岸渡寺世界遺産

資産紹介 - 青岸渡寺|世界遺産を知る|和歌山県世界遺産センター

 

 

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熊野三山の一つ、熊野那智大社。言わずもがな、世界遺産

これで、熊野三山巡り完了。

青岸渡寺同様、こちらも改修工事中でした。

資産紹介 - 熊野那智大社|世界遺産を知る|和歌山県世界遺産センター

 

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そして、那智といえば、那智黒!

ナチグロンソフト(そんな名前ではなかったけど)をいただきました。

 

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めっちゃ甘い。甘さが濃厚すぎる。水が欲しくなるほど甘い。

作るところは見てないのですが、スジャータ感が残念。

 

 

橋杭岩

 

いよいよ時間がなくなってきましたので、本州最南端の串本町潮岬(しおのみさき)はパスすることにします。

潮岬手前の橋杭岩(はしぐいいわ)に立ち寄りました。

橋杭岩 |観光スポット検索|和歌山県観光情報

 

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巨大な岩が立ち並んでいます。なかなかの絶景ポイントです。

 

 

道の駅「すさみ」「くちくまの」

 

今回の旅もこのあたりで終了。

あとは高速道路に乗って帰ります。

本当は白浜とか美浜町なんかにも行ってみたかったんですが、それはまた今度。

紀伊半島の西側も楽しそうです。ただ、白浜とか道が混んでいるイメージしか無いのでなかなか行けない場所でもあります。

紀勢自動車道阪和自動車道で自宅へ。

 

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こちらは、紀勢自動車道の「すさみ南」入り口付近にある、道の駅「すさみ」。

この時点で18時。

敷地内に「エビとカニの水族館」がありました。いつかまた来たいです。

すさみ町立エビとカニの水族館 |

 

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紀勢自動車道沿いにある道の駅「くちくまの」。

ここが最後の立ち寄りスポット。聖地熊野サラバイ。

 

 

そして20時過ぎ無事に帰宅。高速代は阪南まで軽自動車で約2,000円でした。安い!

一日で紀伊半島を駆け巡ってきました。

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画像左が往路、右が復路。

ほんと泊りがけでゆっくりとめぐりたいです。

 

 

訪れた観光スポットと道の駅リスト

 

★マークがついているところは世界遺産スポット

 <往路>

道の駅「十津川郷」

道の駅「奥熊野古道ほんぐう」

熊野本宮大社

大斎原

道の駅「瀞峡街道熊野川」★

熊野速玉大社★

道の駅「紀宝町ウミガメ公園」

鬼ヶ城

 <復路>

獅子岩

七里御浜

花の窟神社★

道の駅「なち」

青岸渡寺

熊野那智大社

橋杭岩

道の駅「すさみ」

道の駅「くちくまの」

 

紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する様々な名勝地を巡ることが出来ました。

しかし、紀伊半島の魅力はまだまだこんなもんじゃありません。

世界遺産のような派手な名勝地だけではなく、あちこち巡ってお気に入りの場所を見つけたいなあと思います。

 

以上、2018年夏の旅記録でした。

ありがとうございます。

 

 

台風21号の恐怖。台風直後の国道26号線画像

 

2018年9月4日に上陸した、台風21号の記録。

僕の住む大阪南部、泉州地域は台風が向かってきてもそれることが多く、台風による被害は少ない地域という印象をずっと持っていました。

しかし、今回の台風21号はそんな泉州地域に大打撃をもたらしました。もちろん泉州地域以外にも大きな被害があり、各地で台風から4日以上過ぎた今も停電や家屋の倒壊など復旧に至っていない地域も多くあります。僕の家もまる4日たってから電気が復旧しました。

 

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最強台風21号まとめ 記録的高潮と暴風(tenki.jp)今年最強の台風21号の影響で、近畿を中心に…|dメニューニュース(NTTドコモ)

 

9月4日、台風が直撃しているさなか、家にいた僕は家のことも心配でしたが、勤務先の店舗も超心配。なぜなら、従業員とお客様の安全を守らないといけないためです。なにかあると責任を取らされるかもしれない。かといって休業を決める権限は僕にはない。

南海電車尾崎駅が燃えていると聞いて、家で台風の恐怖を味わっていました。

  

 

台風被害の町の状況

 

 

台風が来る前日より休業を決めていた会社も多くありましたが、僕の勤務先は、気をつけて出勤しましょう!ということで通常営業でした。電車通勤の人は通勤できないため、車通勤の人とシフトを交代してでも店を開けましょう!という連絡を受けていました。そういう会社も多かったと思います。

 

勤務先から、被害が出た(けが人はなし)という一報を受けて、台風が過ぎ去ったと思われる4日当日の14時半ごろ車で勤務先へ向かいました。上司からは状況が落ち着くまで危ないので出勤しなくていいと言われましたが、家にいても落ち着かず。その日出勤してくれているスタッフが不安がっているのでなんとか行ってちょっとでも安心させたい。そして上司さん、そう言うてくれるんなら、最初から休業にしてほしかった。

 

勤務先に向かうため家を出て、いつもの見慣れた風景が破壊され尽くしていた光景を見て愕然となりました。

この世の終わりかと思いました。

 

自宅から勤務先までの主に国道26号線の模様を、ドライブレコーダーが記録していた映像から画像をいくつか紹介したいと思います。

今後、台風を軽く見てしまわないための記録画像として活用できればと思います。

普段は国道26号線ではなく、関西国際空港の橋のそばの道を通るのですが、海沿いの道は絶対危険だと思い国道26号線を使いました。家のそばから関空が見えるのですが、まさか、タンカーが関空の連絡橋に衝突しているとは思いませんでした。

 

 

ドラレコ映像からの画像

 

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自宅付近。電柱が倒れかけています。

 

 

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南海吉見ノ里駅付近の踏切。

電車など通るはずもないのに、遮断機が下りています。閉まったまま電気も通っていない踏切。ちなみに、この道を真っ直ぐ行くと電柱が何本も倒れていたたいやき屋さんの道路。

  

 

 

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道路を渡ろうと信号を見たら、いつもの信号がない。よく見ると90度信号が曲がっていました。

無事勤務先までたどり着けるか心配になりました。

 

 

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26号線に入りました。

画像の左側、トラックが横転しています。

 

 

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これが一番怖かった。

右車線、道路標識が車線を塞いでいます。本当に勤務先にたどり着けるのか心配でした。

 

 

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またまた横転しているトラック。次の日は別の道で通勤しましたが、そこでも横転したトラックを見ました。風を受けて車体が浮き横転するそうですね。

 

 

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信号や標識の電柱が真っ二つになっています。

 

 

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画像の左端、車屋のショウウインドーが割れて、ショウルームがめちゃめちゃになっています。

 

 

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あちこちで看板が倒れています。

 

 

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切れた電線が道路で横たわっていたり、垂れ下がっていたり、かなり危険な状況。

 

 

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おそらく左側にあった植え込みが、風で飛ばされ道路の真ん中に移動しています。

 

 

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画像左側の車屋さんもショウウインドーが粉々に割れています。

 

 

勤務先に着くまでのおよそ30分間のあいだにこれだけの被害状況が見られました。

比較的被害が少ないだろう国道26号線でこのような状況でした。

そして無事、勤務先に到着できました。

 

 

4日間の停電生活

 

何が不便だったか。

 

  • 風呂に入れない

水道とガスは使えるものの電気が使えないとお湯が出ない給湯器が不便でした。

ガスコンロでお湯を沸かし、風呂にためた水を洗面器の中で熱湯と混ぜて体にかける。けっこう不便ですが、これでなんとか体が洗えました。オール電化にしている家庭はものすごく不便だったと聞きます。

 

  • 洗濯ができない

これも大変。コインランドリーの前を通ったら、混み合っていました。

 

  • 冷蔵庫

停電後、極力開け閉めはしないようにしていたものの4日はもたず。中のものは廃棄となりました。

 

  • 夜間の生活

明かりが無くて苦労しました。ろうそくと懐中電灯、釣りで使用するために所持していたヘッドライト。

停電3日目に実家から借りてきたこの子は大活躍。LEDさすが。

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そして、エアコンや扇風機が使用できず寝苦しい夜。

電源に挿して使用する蚊取り剤は使えない。蚊取り線香を買いました。

 

その他、スマホの充電は車でおこなったり、テレビが見れないので情報が入りにくかったり、いろいろ大変でした。

 

 

復旧しつつある町

 

先ほど、電柱が倒れまくっているたいやき屋さんのある道路を紹介しましたが、今日その道を通ってみると、かなり復旧されていました。

 

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信号は停電中ですが、このとおりです。

 

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それでも、今日(9/8)の段階でまだまだこういうところはあちこち残っています。

 

信号が機能していないところも多く、台風直後はみなさん恐る恐るの運転なので慎重になっていましたが、4日以上たち、信号がないことが普通になってきてそれに慣れて来たときが危険。交通量も増えてきました。安全運転を心がけたいと思います。

そして、まだ、停電で街灯も点いていない真っ暗な夜道を無灯火で道路を横断しようとしていた自転車のおじさん、そちらはこちらに気づいていてもこちらはそちらにすぐには気づけません。気をつけてくださいね。

 

町を修繕してくれている方々、昼も夜も関係なく次々と店舗を修繕に回ってくれた業者さん、その他、大勢の復旧に携わってくれている方々、本当にありがとうございます。

7連勤の後の、明日から8連勤。町の復旧に貢献できるよう僕も頑張りたいと思います。

 

紀伊半島を日帰りで駆け巡ってきました!往路編

 

和歌山県奈良県三重県紀伊半島は三つもの県が含まれている広大な半島です。観光地として見どころが多いため紀伊半島を堪能しようと思うと、2泊か3泊はしたくなるようなそんな魅力あふれる場所です。個人的には1週間ぐらい滞在しても足りないかもと思わせられます。

 

そんな紀伊半島に日帰りで駆け巡ってきました。連休がなかなかとれないのがつらい。

和歌山や奈良にはよく訪れるのですが、今回は南紀三重県まで足を伸ばしてみました。

 

過去に南紀を訪れたときのブログ記事がこちら。

 

parm.hatenablog.com

 

前回は三重県伊勢市スタート。今回は大阪南部スタート。東からのルート、西からのルートということで興味のある方は読み比べてみても面白いかも知れません。前回と同じところも多数巡りましたが、新たな発見もありました。

 

それでは旅の記録を綴っていきます。

 

往路の紹介

 

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午前6時前に軽自動車にて出発。出発地は近所のイオンに設定してます。

折り返し地点は、三重県熊野市の「鬼ヶ城(おにがじょう)」

往路は有料道路は使わず下道で。約200kmの道中には魅力的な立ち寄りスポットが多数あります。このルート、無料のバイパスや山道で、ほとんど信号がなく快適でした。往路は山道が多めですが、川沿いの道を走るのでそれも楽しみの一つ。

 

 

道の駅「十津川郷(とつかわごう)」~「奥熊野古道ほんぐう」

 

自宅から車を走らせ最初に降り立ったのが、道の駅「十津川郷」。

 

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ここは温泉地で有名なところで、足湯があります。

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お湯は熱めでした。

 

次の目的地、道の駅「奥熊野古道ほんぐう」へ。

 

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山を見ると雲がかかっていました。いい景色。

 

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8時50分頃、道の駅「奥熊野古道ほんぐう」に到着。9時からオープンということでまだ開いていませんでした。

 

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川に下りてみました。熊野詣で有名な平安衣装てやつですね。

普段きれいな熊野川が茶色い。台風20号の影響でしょうか。

 

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参詣道ルート案内。熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社熊野三山として参拝者も多い。

 

 

熊野本宮大社~大斎原

 

資産紹介 - 熊野本宮大社|世界遺産を知る|和歌山県世界遺産センター

 

熊野三山のうち最初に訪れたのがこちらの熊野本宮大社

全国の「熊野神社」の総本山にあたる熊野本宮大社

こちらでは、八咫烏(やたがらす)が描かれた交通安全のステッカーを購入しました。

 

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大斎原(おおゆのはら)の大鳥居 

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熊野本宮大社からすぐのところにある大鳥居。

もともと熊野本宮大社はこちらにあったそうなのですが、度重なる水害などで現在の場所に移設されたらしいです。この大鳥居はその時の名残り。

めちゃくちゃでかかったです。人の大きさと比べてみればその大きさが分かるかも。

 

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稲刈りの真っ最中でした。自然の中に佇む大鳥居は迫力満点!

 

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大鳥居をくぐったところに設置されていた案内。

 

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地域キャラクターの八咫之助さんと、八咫姫さん。和歌山県世界遺産センターにいてはります。

 

 

道の駅「瀞峡街道 熊野川

 

次は熊野速玉大社に向けて車を走らせます。

その道中にある道の駅「瀞峡街道 熊野川」に寄りました。

瀞峡は「どろきょう」と読みます。

 

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世界遺産熊野川

 

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綺麗な清流を期待していたのですが、やはり川の水が茶色いのが残念。

 

そしてこちらに、このようなものがありました。

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平成23年紀伊半島大水害にまつわる構造物。

この塔の奥に河川敷があり熊野川が流れているんですが、塔の上部に注目。

 

見上げたところに、最高水位と書かれています。

血の気が引きました。こんなところまで水位が上昇していたなんて!

被害で亡くなられた方の慰霊碑も設置されていました。

今年は水害が多く発生しており、意識が高まっているとはいえ、ここまで水位が上昇するなんて絶対思わない。想定外のことが起こるのが自然災害であることを改めて感じさせられました。

 

 

熊野速玉大社

 

熊野三山の一つ、熊野速玉(はやたま)大社に到着。

熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産

 

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本宮大社と違ってこちらは朱色が鮮やか。

 

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三重県との県境に位置します。すぐ側に流れる熊野川を渡れば三重県

 

 

道の駅「紀宝町ウミガメ公園」

 

次は「鬼ヶ城」に向けて車を走らせます。

その道中に寄ったかねてより行きたかった道の駅。

前回の南紀巡りの際、時間がなく訪れることが出来なかった場所。

 

道の駅「紀宝町ウミガメ公園」の観光スポット情報|観光スポット|観光三重(かんこうみえ)|三重県の観光・旅行情報はここ!

 

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ウミガメが見られる道の駅!

 

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目の前で泳ぐウミガメが見られます。ガラス張りになっているのかなと思いきや、めっちゃすぐそこで泳いています。 水しぶきがかかりそうになりぐらい。

 

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砂地で休憩中?のウミガメさん。

 

 

鬼ヶ城

 

今回の日帰り旅行の折返し地点に設定していた鬼ヶ城(おにがじょう)に到着。このあたりは本当に世界遺産があちこちにあります。こちらもその一つ。

世界遺産鬼ヶ城・鬼ヶ城センター

 

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岩肌の一部が顔に見える!?

 

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なかなかの迫力です。

 

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上を見上げたところ。 

 

この時点でお昼をとうに過ぎていたので鬼ヶ城でご飯を食べようかと思いましたが、目当てのお店が定休日でした。

 

お腹をすかしたまま、復路につきます。

復路につくと言ってもこれまた、観光三昧。

なんせ世界遺産の看板があちこちに出てますので終わりがない。はじめに言いましたが、ほんと日帰りでは無理があります。

 

「往路の行程」

道の駅「十津川郷」

道の駅「奥熊野古道ほんぐう」

熊野本宮大社

大斎原大鳥居

和歌山県世界遺産センター

道の駅「瀞峡街道 熊野川

熊野速玉大社

道の駅「紀宝町ウミガメ公園」

鬼ヶ城

 

 

復路については次の機会に書き綴っていきたいと思います。

ルートだけ先に記しておきます。今度は海岸線です。

 

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ありがとうございました。

 

 

夏の終わりに咲く花


ENJOY!りんくう2018(りんくう花火) 

近所なので行ってきました。 

sp.jorudan.co.jp

 


会場は、大阪府泉佐野市りんくう公園マーブルビーチ、HPによると打ち上げられる花火はおよそ7,000発。 ちなみに対岸にあるのは関西国際空港

花火の打ち上げは、19時開始ということで、日没後闇に包まれる前の夕間詰め時。空は群青色。 
会場に向かっている途中で撮影した動画がこちら。 

 

www.youtube.com

 

そして、会場のマーブルビーチで腰を下ろして花火鑑賞。 
次の動画のラストでは、一斉に多数の顔型の花火が打ち上げられています。
絵本「えんとつ町のプペル」とのコラボということらしいので、それが関係しているのでしょうか。

 

www.youtube.com

 

そして、最後の動画は打ち上げのクライマックス。 

www.youtube.com

 

そんな大規模な花火大会ではないんですが、近所でこのような花火大会が開催されるのがありがたいです。 
鈴虫など秋の虫が鳴く声を聞きながらの帰路は、夏の終わりって感じがしてしみじみ。

 

 

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おしまい。

 

勤め先があなたにとってホワイトかブラックか、シンプルに見極める方法

自分が勤めている会社がホワイトかブラックか。

ブラック企業の定義も知らずに軽々しくブラックとは言いたくない。説得力が無いとただの愚痴になってしまいそうですしね。

 

そこで、ブラック企業とはどんな会社のことを言うのか、はてなキーワードより引用。

 

ブラック企業とはッ!

 

d.hatena.ne.jp

 

ブラック企業とは、従業員に対して、劣悪な環境での労働を強いる企業*1のこと。広義には入社を勧められない企業のこと。

 

 おお、なんとシンプルな判別方法!

 

「入社を勧められない企業」

つまり、分かりやすく言うと、自分に子どもがいたと想像して、就活中の自分の子どもが「お父さん(お母さん)と同じ会社に就職したい!」と言ったとしたらどう返答しますか?ってことですね。

 

「よっしゃ、一緒に働こう!就活頑張れよ!」と応援出来ますか?

「ぜーったいやめとけ。ほかにもっとマシなところあるやろ!」と全力で阻止しますか?

 

同じ職場の人でも意見が分かれると思います。

あくまでも、あなたにとってホワイトかブラックか(またはグレーなのか)ってことの判別方法となります。

 

働いている人のお子さんたちが多く入社を希望するような会社はきっとホワイト企業なんでしょうね。

 

 

d.hatena.ne.jp

 

 

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日本一の吊り橋!「谷瀬の吊り橋」の魅力に酔う

7月最後の公休日に、奈良県十津川村の「谷瀬の吊り橋」に行ってきました。

  

紀伊半島の山ん中!

南に行けば十津川温泉熊野本宮大社、さらに新宮へとつながる山道。

奈良県は、北部の東大寺奈良公園、明日香村や斑鳩(いかるが)の里が観光地として有名なイメージがありますが、南部側も熊野三山に近づくにつれ聖地感がどんどん増してくるように感じられて気に入ってます。

 

谷瀬の吊り橋

 

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車で出発、15時頃到着。京奈和道は渋滞もなかったですが、大阪からだとそれなりに遠い。

日本一。何がでしょうか。長さ?高さ?

 

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案内板を見てみると、

長さ:297m、川からの高さ:54mというのは、生活用(村道)の吊り橋としては日本一と言われている、らしい。

 

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"危険ですから一度に20人以上はわたれません"

ていうか、今何人が渡っているか分かるようになっていない?ので怖いです。

 

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予想通りめっちゃ揺れる。床板もバコバコ動きます。もしこの吊り橋がものすごく安全に作られていたら魅力が減って観光客も減るのでしょうね。安全な中にもそれなりのスリルを残しておく、それがこの吊り橋の魅力なのかもしれません。

 

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橋の下には十津川が流れています。

 

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橋の上から。7月の豪雨の影響でしょうか、斜面が崩れています。

 

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渡りきったところから。吊り橋の全貌。

 

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さて、引き返します。

吊り橋の全長が、297m。これを往復は普通にしんどい。揺れに酔う。胃が気持ち悪かったです。

 

夕方近かったこともあり、ひぐらしの大合唱に癒やされます。

吊り橋+ひぐらしの鳴き声。雰囲気抜群でした!レベル5!

 

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橋の上から。川の色が一部青くなっていました。

 

薄曇りだったこともあり、夏でも涼しく観光ができてよかったです。

やはり、夏に出かけるなら山がいいですね。以前は海派でしたけど。

自然の木陰が多く市街地より涼しいですし、日が落ちてくるとひぐらしの鳴き声に癒やされます。深緑の生命感が感じられるのも夏に山に行く魅力かもしれません。

 

 

柿の郷くどやま

 

立ち寄りスポットの紹介です。

道の駅「柿の郷くどやま」に寄りました。

 

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道の駅「柿の郷くどやま」|九度山町の観光

 

こちらは和歌山県伊都郡九度山町にあります。

京奈和道の「高野口」を降りると程なくしてたどり着きます。高野山のふもと。女人高野として有名な慈尊院が近くにあります。

 

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真田幸村ゆかりの地らしいです。

 

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展示物。このあたりは世界遺産地帯となっています。

 

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展示物。高野山のバーチャル奥の院

 

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最近、歴史街道に心惹かれています。高野山熊野三山伊勢神宮と続く参詣道マップ。紀伊半島は奥深い。

 

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和歌山で超有名な、ご当地アイスのグリーンソフト購入。

あちこちで目にする機会はあったんですが、はじめて購入してみました。

 

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袋から取り出すと、コーンで包まれています。

一瞬、コーンのふたをはずすんかなと思いましたけど、そのまま食べたらいいんやね。

 

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中はこんな感じです。抹茶の香りと味がすっごい濃厚。なのに、めっちゃさっぱり。

そして、ものすごく硬い。

グリーンソフトの「かたいやつ」といえばこれで、これとは別に、「やわらかいやつ」というソフトクリームもあるらしい。

ご当地ソフトクリーム「グリーンソフト」はみんな大好き。やわらかい/かたいで2種類あるよ – #地元民のように旅する和歌山

そのうち食べに行く!

 

 

お土産

 

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道の駅「吉野路大塔」 - 一般財団法人大塔ふる里センター公式サイト

で買った、「奈良漬ときくらげのしぐれ」。

 

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ごはんがすすむ系です。

 

 

谷瀬の吊り橋に行く山道は、見通しの悪いカーブが多く、道幅も狭いのでお気をつけください。

吊り橋の余韻で、家に帰ってもしばらくは体が揺れている感じがしていました。

 

まだまだ夏はこれから。暑い暑い夏を楽しんでいきましょう!

 

 

yamatoji.nara-kankou.or.jp

 

 

運動は原則中止!【熱中症】危険レベルの暑さ指数

 

お題「最近気になったニュース」

 

weathernews.jp

 

熱中症に関するニュースが連日報道されています。

報道の中で、この、後を絶たない熱中症の被害は、天災というよりも人災の側面もあるのではないか?という話がちらっと耳に入った。

危険だと分かっているのに、外で活動する(させる)。

たしかに人災と言ってもいいかもしれませんね。

 

暑さ指数というものがあります。

環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数

 

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この図で言うと、7月25日12時の予測では、西日本の各地で赤い印が目立っています。

この赤い印は、「危険:31℃~」にあたります。

 

31℃と言っても、気温の31℃とは少し意味が違います。

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。

環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?

 

では、「危険」の場合、どいうった行動を取る必要があるのか。

それが、こちらの表です。

環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数とは?より

 

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運動に関する指針によると、

WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合は中止すべき。

 

特別の場合ってどういう時のことでしょうね。

特別しなければならない、生命よりも大切な運動ってなんでしょうか。気になります。

 

僕の子どもは中学校で運動部に所属しているのですが、3年生にもなると、最後の大会が行われる時期。そんな時に部活の練習を休もうものなら、レギュラーから外されてしまいます。

環境省から、「危険!運動するな」と言われても、子どもは部活が好きだし大会にも出たいので練習に行きます。しかし、それが「特別な場合」に当てはまるとは到底思えません。

6月に息子のバスケの試合を見に行ったのですが、体育館はものすごく暑く、足がつって途中退場する生徒が続出していました。それでも試合は行われ続けます。

 

WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合は中止すべき。

 

環境省、つまりは国が、運動するなって言ってるのに、なぜ学校ではそれが守られないのか不思議です。

まるで、豪雨で川が決壊し生命が危険にさらされ、避難してください!って警報が出ているのに、頑なに避難しようとしない人を見ているようです。

 

今、僕たちは熱中症の危険について十分理解しているはずです。死者も多数出ているし、後遺症に苦しめられている人がいることも知っています。

これでは、人災と言われても仕方がないと思います。

 

7月前半の西日本で起きた豪雨災害で、もっとしっかりと避難を呼びかけておけばよかった、住民に分かりやすく危険を訴えるべきだった、というような話もありましたし、今回の豪雨災害を教訓にしたい、と言っている政治家もいました。いったいなんの教訓になったのでしょうか。

 

しかし、現実問題、子どもたちはそれでも部活やりたい、外で遊びたいと言っている。かくいう僕だって、こんな炎天下の危険な日にも熱風を浴びにわざわざバイクに乗って出かける(さすがに今日はバイクにエンジンかける手前で思いとどまりました)。

大雨洪水警報の日にそんなことしないのにね。熱中症を軽く見ているわけではないのですが。

 

最後に、共感したツイートを貼らせていただきます。

  

 

会社では、よく偉いさんたちが、「水分補給はしっかりと行いましょう!」って言ってますよね。

あと、もう一声、「休憩しながら、休み休み仕事しましょう!」って言ってくれたらいいのに、それは、ぜーったい言ってくれないですよね~

 

2年後の今日、オリンピックの開幕式なんですってね。その時の暑さ指数にも注目ですね!

 

 

www.netsuzero.jp