デザイア・パスに注目を。
TED動画を見ていて、『デザイア・パス』と言う言葉を知った。
「けもの道」という意味で、「近道」と訳されることもある。
Desire pathの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
たとえば、公園の芝生に出来たデザイア・パス。
公園の芝生や、河原の土手なんかに、正規の道ではなく人が往来する事によって出来上がった、けもの道があるのを一度ぐらいは見たことがあるのではないだろうか。
画像:トム・ヒューム: 近道から何が学べるか | TED Talk より
この画像のように、公園にけもの道(近道)が出来ている光景。
ここも、もともと芝生だったはずなのに、人が通りまくってデザイア・パスが出来上がっている。
これも、デザイア・パス。
フェンスが折り曲げられています。これはやりすぎ。
生活していると、けもの道的なものや近道的なものがあちこちにあふれていることに気づく。
人工的なものでこのようなけもの道が出来上がってしまっている場合、これは、設計が間違っているから起こることなのだろうか。おそらくそのとおりだと思う。
ここに道があったほうが便利やん、ここにトイレがあったほうが便利やん、ここにゴミ箱があったほうが便利やん、てことで、設計通りではなく、人にとって便利なように作り変えられていく。もちろん人に迷惑をかけない範囲で行われるべきではあるが。
公園の芝生ゾーンなんかで、芝生が傷つくのを嫌がって「芝生に入るな」という立て札があるのを見たことがある。芝生ゾーンの中を横切るのではなく当初の設計通り、芝生をぐるっと回り込んで向こう側に行けということなのだろう。まあべつにわざわざ芝生を痛めつけてまで近道をしようとは思わないが、横切るための道を作ってくれていればもっとよかったのに、と思うことがある。
2つ考え方があって、絶対に芝生に入れないように高い柵をもうけようという、ニーズを無視して規制を強めようとする考え方と、だったらニーズに即して道を作ろうという柔軟な考え方。ああ、3つ目に、放置するという考えもあるけど。
道を作ろうと考えた場合、その道は多くの人が通るわけだから、たとえば道の先に自販機でも設置すれば売上につながるかもしれない。ほんと、発想が貧相なたとえですけど。
歩きスマホ問題
デザイア・パスから話がそれるようで実はそれほどそれていない。
歩きスマホについてであるが、歩きスマホはやってはいけないこと。やらないようにしましょう、というのが「常識」だと思っていたが、それでも歩きスマホは減らない。
だったら、歩きスマホをしたら罰金を取ってしまえというのがこちらのニュース。
「米国モントクレア、2018年8月から『歩きスマホ』禁止へ:違反したら罰金100ドル」
それとは逆に、歩きスマホはやめたほうがいいけど、やめないならどうしよう、どうすれば少しでも事故は減るかなと考え出されたのが、こちらのような埋め込み信号。結構話題になっていましたね。
「オランダ、歩きスマホ対策の歩道埋め込み型信号『+Lightline』設置。役所はスマホ・ゾンビに苦言も安全を優先」
歩きスマホ専用レーンなんかも実験導入されている。
「中国・西安、ショッピングモールの前に『歩きスマホ』専用レーン」
これらはまだまだ賛否がありますが、デザイア・パスという考え方を意識するようになってからは、見え方・考え方が違ってきたように思う。
『トム・ヒューム 近道から何が学べるか』
さらに掘り下げた話もしています。
7分20秒の動画なので見てみてはいかがでしょう。日本語字幕も出ます。
あちこちに溢れているデザイア・パス的なものっていうのは実はそこにニーズが隠れているということなんだと分かった。規制を強めようとするのではなく、よりよくできないか考えるチャンスなんだと。
隙間産業みたいなものを始める人っていうのはそういう隠れたニーズを探し出すのが上手い人達なんだろうなと思った。
設計者の意図に反して人々が作りあげたデザイア・パスは注目すべき。よく見てみるとデザイア・パスはあちこちにある。
— 夏の虫 (@9youarenotalone) October 3, 2016
それを見つけ、舗装・補修する柔軟さを持とう!ってことね。#TED 「近道から何が学べるか」https://t.co/wNFujgghra
バイク登山! 梵天山展望台へ林道ツーリング
近所に梵天山(ぼんてんやま)展望台というところがあり、行ったことがなかったのでバイクで行ってきました。
事前に調べてみたところ、林道があるようなのでちょっとおもしろそうかもと思い、せっかくTW200Eというバイクに乗っているので軽い気持ちで向かいました。
大阪南部の泉南市にあります。
信達葛畑というところから向かうルートで展望台を目指しました。
林道の部分がすこしあるという程度かと思っていたら、ほぼ林道しかなかったです。
林道を走るぞ!という心の準備ができていなかったのでかなり不安な道中となりました。
舗装されていない山道はかなりデコボコしていて進みづらい。すぐ横は崖になっているのも怖い。
行きはまだ上り坂なので良かったのですが、帰りは下り坂ということを考えると、こりゃあ帰れんな、という思いしかありませんでした。
山道に入ってから15分ぐらいで、なんとか展望台に到着。(もっと長く感じました)
ものすごく心細かったので、展望台に誰かいないかな、とにかく人と話したい…と思っていたんですが、誰もいない。
展望台からの眺めです。りんくうゲートタワービルや関空連絡橋が見えます。
いつもとは違う角度から見る関空連絡橋に少し感動。
さて、ここからは帰り道です。
ここに来るのには別ルートもあったはず、帰りはべつの穏やかな道で帰ろうと思い、違う道で山を下りることにしました。
これが間違いだったんですけど、そのとき僕はまだ知らなかったわけで。
「馬別れ」という地点で道が別れていました。左に行く道を選択。
とにかく無事に家にたどり着きたい、その一心。
こんなん、林道上級者が行くところやん?はじめての林道がこれって厳しすぎる。しかも一人。道あってるのかもわからない。ほんで、行きの林道よりハードなんですけど…
この崖と倒木のすき間を通れと?↑この斜めになったところ?
超ガッタガタ道。
この辺りで、絶対道間違えた、さっきの「馬別れ」のとこ右やったわ、これ山を下りるどころか山奥に進んでるんちゃう?って不安で胸いっぱい。
しばらく行くと、沢!すぐ左は沢!うかつだった!沢の存在を忘れていた。
もてラジで、あれほど山道で迷っても、行っちゃいかんと言われていた沢に…山道で迷った人が一生を終える場所…沢には下るな!!道迷い遭難に取り憑かれたてっちゃん!? | ネットラジオ BS@もてもてラジ袋
ちょっと深めの水たまり。帰りのルート激しすぎる!行きの林道のほうがまだ全然マシやった…
対向車が来たぞッ!…けどなんか、ホッとした。人…人に会えた。
おじさんにこの道で帰れるのかを必死で確認!このまま行けば下山できるとのこと。このときのうれしさ、筆舌に尽くしがたき心持ち。
やっと下りてきた。帰りに通ったこのルート超ハードな約20分でした。(1時間ぐらいに感じました)
今回の教訓は、「林道は計画的に!」てこと。
幹線道路に出るまでの穏やかな道。完全にチルアウト状態。この緩急、ととのえます。
犬鳴山の峠の道に出ました。やっと知ってる道にたどり着いた!
図らずも林道デビューしてしまった、梵天山展望台林道ツーリングを短めにまとめた動画を作成してみました。(最近、動画編集はじめました)
見どころはほぼ画像で紹介してしまいましたが、興味があればどうぞ。
追伸。
バイク用に靴を購入しました。
[セブンティーシックスルブリカンツ] 76Lubricants セーフティーシューズ
黒もあったので、ギアチェンジで汚れることを考えたら黒のほうがよかったかも。
もてラジ村民として僕がお世話になっているtakuoさんが、安全靴でバイクに乗っているということをブログでおっしゃっていて、さっそく真似してみました。近々試してみます。
おしまい。
年1800時間の労働モデル!
労働時間について、「連合1800時間モデル」というものを最近知りました。
時給や日給についての話ではなく、労働時間についての話となります。
1日7.5時間労働が240日で1800時間となります。
勤務日240日という根拠も上の説明に書かれています。有給休暇を1年で20日使うとすれば、実際の出勤日はさらに減って220日となります。〈年次有給休暇の完全取得〉を目指すとも書かれています。
365日-220日=145日(←年間休日休暇)
145日÷12=12.08日(←月平均休日休暇)
年間145日(月平均12日)休みましょう、って話。
休めてますか?しかも1日7.5時間労働で。
この時短方針は、2007年に作られたようです。もう10年以上経っていますけど……
2007年に作られた方針なのに、この方針を僕は最近知りました。ぜんぜん広まっていないようなのでもっと広まってほしい。
そして、「2009年度末までに下記の最低到達目標の達成に努力する」と、以下のように書かれています。
「1800時間モデル」を達成するためのホップ・ステップ・ジャンプのホップにあたる最低限の目標だと思うのですが、こちらはどうでしょう。達成できていますでしょうか。
そして、日本で「1800時間モデル」で運営している企業もすでに存在します。
味の素は13日、2020年度の目標として掲げていた、1日の所定労働時間7時間達成の目標を取り下げた。これまで年間の総実労働時間1750時間を目標に労働時間短縮を進めてきたが、18年度時点ですでに約1800時間まで短縮しており、効率的な働き方の浸透に「一定の効果があった」としている。今後は数字目標でのさらなる時間短縮を目指すのではなく、より会社の成長につながる業務を推進する形に移行する。
こうした取り組みを行っている企業の良い事例はどんどん広まっていってほしいです。
和歌山県紀中へ観光ツーリング(御坊市~煙樹ヶ浜~日の岬)
2月の終わり頃、紀伊半島の紀中エリアへソロツーリングに行ってきました。
市町村名でいうと、和歌山県の御坊市と日高郡美浜町への観光ツーリング。
自宅(大阪南部)から、阪和道で御坊市まで行き、そこからは下道。
田舎の山道を走っていると、カンヒザクラ(かな?よくわからないけど春っぽい感じがしてうれしい)が咲いていました。
御坊駅
JR御坊駅に行き、以前から少し気になっていた、紀州鉄道 (保有する鉄道路線は、和歌山県御坊市内にある紀州鉄道線 御坊駅 - 西御坊駅間2.7kmのみである)を見物。
しかし、紀州鉄道の車両を見つけることができず、次の目的地の西御坊駅へ向かうことにしました。
西御坊駅
西御坊駅は紀州鉄道線の終着駅。こちらでは紀州鉄道の車両に出会うことができました。
なぜここに来たかったかというと、これが見たかった。
この廃線跡です。
西御坊駅のすぐそばにあります。AIR(AIR|Key Official HomePage)という作品に出てくる場所です。アニメしか見たことないけど。
そのアニメの画像と並べた画像がこちら。
行ってみたい場所に行けたのでよかった。
煙樹ヶ浜海岸
次に向かったのが煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)海岸。
西御坊駅から程なくしてたどり着けます。
美浜町観光イラストマップがありました。南が上。右端(西側)にあるのが日の岬灯台。
広大な砂浜でものすごく開放的な気分になりました。
この煙樹ヶ浜海岸は、先程少し触れたAIRという作品の舞台にもなっています。
そんなわけで余談なのですが、紀伊半島は「key半島」とも呼ばれるそうな。
ここは、遠浅ではなくすぐに深くなっているそうで、砂浜からの釣りスポットとして有名です。夏になったら子連れで釣りに来たい場所。
煙樹ヶ浜の釣り場とここで釣れるオススメポイント紹介(和歌山中紀)お手軽にショアジギングができるサーフ │ ヒラマサとアオリイカを求めて
砂浜側に降りて走れる道もありました!
日の岬灯台
今回の和歌山県紀中観光ツーリングの最終目的地、日の岬灯台(日ノ御埼灯台)に向かったのですが、ナビで「日の岬灯台」と検索しても出てこず、標識を頼りに向かったのですが、道に迷ってしまいたどり着いたのが山頂にあるこちらの廃墟のような場所でした。
気が倒れていたり、画像には写っていませんがよくわからない建築物も剥がれて倒れていました。ひょっとして去年の台風の影響でしょうか。
そして、階段があり、上に登っていけそうです。
廃墟化した遊園地?のようなものが見えます。恐る恐る進んでみます。
ケープトレイン。南アフリカ共和国のケープタウンにある喜望峰的な場所ということでしょうか。
日の岬パーク、景色は抜群です。
そして、迷いに迷ってようやく紀伊日ノ御埼灯台に到着。
少し離れた位置から眺める灯台。
次は真下から。
風がめっちゃ強い!
今いてるのがココ。紀伊半島最西端です。
紀伊半島最西端からの景色。
西の端ということは、ここも夕日がとても綺麗に見られる場所なんでしょうね。
暗くなるまでには家にたどり着きたいので、帰路につきます。湯浅町も寄って帰りたかったんですがまた今度。途中で和歌山ラーメンを食べて無事帰宅。
今回の旅の記録として動画も作成してみました。
ここでは掲載しきれなかった部分も多々あります。
撮影機材は安物だし、編集も下手くそですが、興味があればどうぞ。
①日の岬編
②煙樹ヶ浜編
以上、ありがとうございました!
制服に着替えてからタイムカードの始業打刻をする人は会社に迷惑をかける不良従業員
「仕事の制服に着替えるのって、タイムカード押してからじゃないとあかんねやろ?」
中学生の子どもとバイトについての話になった際、子どもからそう聞かれた。
「そうやで、なんでそんなこと知ってるの?」と聞いてみたら、
「学校で習った」とのこと。社会の授業で労働基準法についての話があったらしい。
学校によって、もっと言えば先生によって教える内容は違うかも知れないが、うちの子はそう習ったそうだ。
「それを守っていない会社の社長は警察に捕まるんやろ?」ということも言ってきた。
現実に逮捕されているのかはおいといて、労働基準法違反というれっきとした違反行為だ。
「法律を守っていないような会社でバイトしたらあかんで」と言っておき、ここで話は終わったのですが、考えさせられた。
中学校で労働基準法の授業があり、今挙げたような具体的な事例を知っている子どもたちがいる。
これはどういうことかと言うと、子どもたちが働き出す上でこのような法律を守っている会社か否かが、バイトや就職など職を選ぶ上での選別基準にもなるということ。
つまり、「制服に着替えてからタイムカードを打刻するように」なんて事を言っている会社はブラック企業とみなされ勤め先候補から外れてしまう。相手にされないわけだ。ふるいにかけられると言ってもいい。「ブラック企業」の基準はどんどん下がってきている。
この風潮はなにも求職者だけでなく、すでに会社勤めをしている方たちにも労働環境が正しく修正されていくわけだからとてもいい事だ。あくまでもやっと法律通りに働けるようになっただけなんですがね。少子化でなければこのような流れになるには更に時間がかかったと思う。
業務の準備行為についての判例です。
労働者が、就業を命じられた業務の準備行為等を事業所内において行うことを使用者から義務付けられ、又はこれを余儀なくされたときは、当該行為を所定労働時間外において行うものとされている場合であっても、当該行為は、特段の事情のない限り、使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができ、当該行為に要した時間は、それが社会通念上必要と認められるものである限り、労働基準法上の労働時間に該当すると解される。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/572/052572_hanrei.pdf
会社で、定められた制服に着替える時間は労働時間とみなされます。
出勤時は着替えや準備を行う前にタイムカードの打刻を行うのが、良い評価をされる従業員。
ついでに労働基準法における休憩時間について。
Q 私の職場では、昼休みに電話や来客対応をする昼当番が月に2~3回ありますが、このような場合は勤務時間に含まれるのでしょうか?
A まず“休憩時間”について説明します。休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければなりません。従って、待機時間等のいわゆる手待時間は休憩に含まれません。
ご質問にある昼休み中の電話や来客対応は明らかに業務とみなされますので、勤務時間に含まれます。従って、昼当番で昼休みが費やされてしまった場合、会社は別途休憩を与えなければなりません。
みなさんは休憩時間きちんと取れていますか?
僕の知っている例では、小売店で売り場の担当者がAさんしかいない場合、休憩中でも接客のためだったり、(客や本社からの)電話対応だったりで呼ばれることもしばしば。まあ、接客に10分かかればその分10分休憩時間を伸ばせばいいや、とAさんは考えていました。Aさんは、休憩時間でもいつ呼ばれるかわからないので店舗から外に出ることはできません。
これは休憩を取ったことになるのでしょうか。また、会社はAさんにそのような労働環境で働かせていて問題はないのでしょうか。
労働基準法では、これは手待ち時間とされ、Aさんはご飯を食べていようが、休憩室で寝ていようが、呼ばれれば対応しなければいけないため労働時間とみなされます。もし、休憩中呼ばれなかったとしてももちろん同じ扱いです。
会社はその分の賃金を支払わないといけないですし、休憩時間を取らせていないわけですから労働基準法違反となる。現場の労働環境を法律通り運用できるように整備するのは会社・経営者の役割。現場任せではいけないわけだ。
あと、有給休暇もそうですね。労働者たちが満足に有給休暇を取れるように人員を補強するのも会社・経営者の役割。
年間10日以上の有給休暇が付与される労働者に対して、年間5日の有給休暇取得についても、たかだか年5日の有給休暇をとることが困難な会社はなさけない。年間20日の有給休暇が与えられる人からしたら、5日?たったの25%?そんな会社で人不足時代乗り切れるの?求職者から見向きもされない会社になるだけではないか、そう思わざるを得ません。
外国からの労働者受け入れの話も頻繁に聞くようになってきましたが、そんな方たちのためにも、これから先、いわゆるブラック企業が淘汰されていき、それが加速されることを願うばかり。
「和歌の浦」西側エリア観光
和歌山県が好きで、奈良県や三重県の一部を含む紀伊半島の虜になっている僕ですが、今回は和歌山市に訪れた際のお話。
まだ行ったことがなかった和歌山市のラーメン屋さん、灯台、和歌の浦遊歩道の3箇所に寒中ツーリングです。
山為食堂
まず訪れたのが、
レトロな雰囲気です。
シンプルなメニュー表に見とれてしまいます。
「志のだ」ってなんでしょう。気になります。きつねうどんのことなんでしょうか。お稲荷さんで有名な信太(しのだ)森葛葉稲荷神社の「しのだ」となにかつながりがある?
あと、「玉子うどん」があって、「けいらん」というものもあります。どちらかは月見うどんのことでしょうか。店員さんに聞きそびれてしまいました。
今回の目的は和歌山ラーメンだったので「中華そば」を注文しました。
見た目、こってり感のあるスープにチャーシューとかまぼこにネギ。麺は太め。細麺で注文することもできます(今度はそうしよう)。
僕の味覚が間違っていなければ、意外とあっさりしていて、魚介風味でした。チャーシューがとびきり美味しかったです!
また訪れたいのですが、まだまだ行けていない和歌山ラーメン店はたくさんあるので次に来るのはいつになるか…
雑賀崎灯台
山為食堂さんを出て次に向かったのは、雑賀崎灯台(さいがさきとうだい)。
和歌山市の西海岸にあります。
灯台の真下に駐車場があり便利。
展望台も兼ねた灯台です。
瀬戸内海国立公園 和歌の浦海岸という立て札があります。
和歌の浦ってけっこう範囲が広いんですね。不老橋のあたりだけかと思っていました。
階段を上がってみます。
なかなかの絶景でした!
お気に入りの場所がまた一つ増えました。
新和歌の浦観光遊歩道路
そして、今回の最終の目的地、新和歌の浦観光遊歩道路 に向かいます。
雑賀崎灯台から新和歌の浦観光遊歩道路まで海沿いの道を進みます。
道路幅が狭く、クネクネしているので車だと大変かもしれませんが、バイクで走るととても気持ちがいい。
新和歌の浦観光遊歩道路の駐車場に到着。
遊歩道路の入り口まで行くと、まさかの立入禁止!
左側に回り込み写真だけ撮りました。
立入禁止でなければ、この海岸線をずーっと歩いていけるそうです。
エメラルドグリーンの海!
仕方なく家に帰ろうと来た道を戻っていると、絶景ポイントを発見。
海面がキラキラ光っています。ここは西側なので夕日もさぞかし綺麗なことでしょう。
和歌の浦の西奥エリア、ゆっくりと巡ってみるのもおもしろい。
アクションカメラを購入したことでツーリングがますます楽しくなってきました。
この次は少し遠出をしたいと思います。
▲和歌の浦観光協会HPより。
今回は地図上の中央から西側エリアをウロウロしてました。
『MUSON Pro3』アクションカメラを購入【テスト動画あり】
ツーリングといえば、バイクでの観光旅行。山に行ったり海沿いの道を走ったり、世界遺産・史跡めぐりなど視覚的にも楽しい。
大自然の中をバイクで走っていると、走行中に見られる景観もより美しく感じられる気がします。
そんな美しい景観を動画に残せたらいいなあ。自己満足の趣味の世界を拡げたくてバイクに動画撮影もできるコンパクトなデジカメを設置し走行動画を撮影していました。
自己満足ついでにYouTubeにも動画を投稿したりして一人でニヤついていたんですが、欲望は尽きないもので、手ぶれをなんとかしたい、風切り音をなんとかしたい、画角を拡げたいetc...そんなわけで、なにかいい手頃なカメラはないものかとあれこれ探していました。
今回の投稿は、安いアクションカメラを探されている方(特にライダー)の参考になればと思います。知識がほとんどない方向けです。
スペックなどは通販のページで見ていただくとして、ヘルメットマウントについて、実際のバイク走行動画など、カメラの知識ほぼゼロな僕でもここまでできましたよ、ということがお伝えできればと思います。
アクションカメラを購入
こちらの商品です。
MUSON Pro3というカメラです。
これがなんと、6,842円。Amazonのタイムセールということもあり安く買えました。
この手のカメラの最大手としてはGoProやSONYのアクションカムなどがありますが、趣味でちょこっと使うには僕には手が出ない値段。3~5万円はします。
もともと安デジカメを使っていた僕には、7千円弱で購入したMUSON Pro3でもかなりの進歩です。
ヘルメットのアゴ部分にカメラをマウントしました
設置前
設置後
取り付けに使用したアタッチメントはすべて付属品でまかなえました。
ヘルメットのサイドからアタッチメントのアームを伸ばしカメラを前に持ってくるという方法もありますが、これが一番簡単。見た目はアレですが、これはこれで固定力にも優れているのではないかと思います。
カメラを外すとこのようになります
カメラをどこに設置するか、これは悩みどころかも知れませんが、バイクに固定だとちょっとした段差でも振動をもろに受けて映像が乱れます。ブレが少ない上半身、特に頭部は揺れが少ないということで見よう見まねでヘルメットマウントにしました。
テスト撮影してきました
準備は整いましたが、録画してみて、動画を確認するまでは不安でいっぱいです。
さっそく撮影のテストをかねて寒中ツーリングに行ってきました。
和歌山バイパスを走り、岬町の海沿いの道を通ってきました。
3:10 あたりから海沿いの道を走っています。
先程少し触れたGoProでの撮影とは比べ物にならない貧弱な映像かも知れませんが、なんせ、僕の場合デジカメからのこの映像なので、格段に綺麗です。手ぶれもあまり気にならないレベル。音声もデジカメよりクリアになりエンジンの音、ギアチェンジの音まで聞き取れます。
外部音声用のマイクも付属されていますが、今回は本体のマイク音声のみです。
ヘルメットの中にマイクを仕込むのはじゃまになるので馴染めない。いつか喋りながらの撮影も行いたいとは思いますが。
動画編集は、無料で使えるshotcutというソフトを使用しています。動画編集に関してもほぼ知識ゼロではじめました。まだ、かけだしモトブロガーです。
次の動画はデジカメでの動画です。
ハンドルバーマウントということもありますが、見比べていただければ一目瞭然ではないでしょうか。ブレ具合がまるで違います。
BGMがうるさいです。
4:30からしばらくBGM消してます。
その他メモ
- カメラのバッテリーについてですが、充電しながらでも使用できる点は良いと思います。バイクに取り付けたUSB電源から充電しながらでもいいですが、コードが邪魔。コードを上着の裾の部分から首の部分に通しコードが邪魔にならないようにする方法もありますが、動きにくいのですぐやめました。上着の内ポケットにモバイルバッテリーを入れて首の部分からコードを出して充電しながら走るのが良さそうなので今度そうしてみようと思います。
- 音声なしでもいい場合は、防水ケースに入れてマウントすれば夏場の虫対策や急な雨対策にもなるかと思います。
- 岬町からの帰りの和歌山バイパスは、ものすごい向かい風で吹き飛ばされるかと思うほどでしたが、アゴマウントのカメラはしっかりと固定されていました。気が気ではありませんでしたが。
- トンネル内の映像も収録していますが、特に問題なしだと思います。
- 付属品の自撮り棒もカバンに入れておくと、ツーリング先での歩きながらの撮影に使えそうです。走行動画だけに使用するのはもったいないですしね。
- 今のところ問題なく作動していますが、実はいつ壊れるかとドキドキしています。商品について検索して調べていると、不具合発生の話がよく出てきます。しかし、メーカーさんの対応はしっかりしているそうなのでそこは安心しています。
- 録画開始、停止ができるリモコンも便利です。
アクションカメラ初心者にはうってつけの商品だと思います。
以上、ありがとうございました。
【追記】
顎マウント以外に、チェストマウント(胸部マウント)も試してみました。
こちらのほうが、よりブレが少なくて見やすいかも。