朱い夏

題名のないスケッチ帳

25ブンノ24

聞いたことがある方もいると思いますが、25人に1人の割合でサイコパスと呼ばれる人達がいるらしい。アメリカで行われた研究なので数字にこだわる必要もなさそうですが、学説の一つとしてそう言われています。

 

逆に言うと、25人のうち24人はサイコパスではないとされるわけですが、そのあたりのことについてちょっと触れてみようと思います。 

 

サイコパスとは - はてなキーワード

精神病質者のこと。Phychopath 現在では「反社会性人格障害(APD)」と言い換えられている。

サイコパスの特徴は極端に自己中心的で、慢性的な嘘つきで後悔や罪悪感が無く、冷淡で共感が無い。加えて自分の行動に責任が取れない。多くは脳の前頭葉に問題がある可能性が高く、ホルモン異常と考えられる。

8~9割のサイコパスは言語能力を司る認知機能に障害があり、通常左脳で行われる言語処理が右脳で行われている。

 

 

 経営者には“サイコパス”が多い!?

 

「経営者には“サイコパス”が多い」不都合な真実 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

オックスフォード大学ケヴィン・ダットン教授によると、経営者にはサイコパスが多いのだとか。

 

サイコパス度が高い人は、もしある従業員の能力が必要な水準に達していないと考えたら、冷酷に解雇の判断を下すことができます。経営リスクを伴う決断を下したり、それが失敗した場合でも精神的に回復する能力があるので、ビジネスの面はプラスになります。

 

しかし、その悪い面は、例えば自分が権力を持っているという理由だけで人を解雇したり、十分に計算せずにリスクを取ったりすることがあることです。それらは単なる「無謀な行動」です。失敗の後、精神的に回復する能力があっても、その失敗から学ぶことをしなければ、それはビジネスにはマイナスになります。サイコパス度が高いということは諸刃の剣で、その性格が間違って使われると、会社の状況が悪化します。

 

また、詳細は省きますが、この記事には、「サイコパス度が高い(低い)職業ベスト10」なるものが紹介されています。

 

 

サイコパスの命令に従う残りの24人

 

サイコパスではない残りの人たちについて。

今からここに書く内容は、以前読んだ本に触れられていた内容を踏まえつつ自分なりに考えてみたものです。

 

仮に、25人に1人がサイコパスだとすると、24人のそうでない人たちが存在します。

1:24なので、サイコパスの悪質な行動を抑えこむ事ができてもおかしくないと思いますが、現実はそうはなっていない。サイコパス度が最も高いとされている企業のCEOですが、サイコパスCEOの命令に従う人が多いということからも分かります。

  

ミルグラム実験というものがあります。 

 

ミルグラム実験とは - はてなキーワード

「人は、命令に対してどこまで忠実になれるか」ということを証明した心理学の実験。

スタンレー・ミルグラム博士が発表した。ユダヤ人の虐殺を指揮したナチスの幹部アドルフ・アイヒマンの名前からつけられた。アイヒマン実験とも呼ばれる。

 

 

ミルグラム実験というものが行われ、約6割の人間は、立場の高い人から命令されれば、いけないことと分かっていても命令に従ってしまう。ということが確認される。

 

24人のうちの6割というと14人。そうすると、1:24だったものが、15:10となってしまい、サイコパスCEO側が優勢となってしまいます。そうなると、さらに残りの10人もいけないことと分かっていながら、勝ち馬に乗れとばかりに優勢側に付く人も出てきて恐ろしい組織が出来上がる。かなり大雑把に言うとそうなる。

 

出世や保身を考え、いけないことと分かっていながら立場の高い人の命令に従ってしまう。

そして、そのサイコパスCEOやサイコパス幹部に育てられた24人のうちの6割の中から次の幹部が生まれる。経営陣は自分にとって使い勝手がいい、自分に刃向かわないイエスマンといった者を部長にしたり課長にしたりしたがる。

そして、組織のブラック化がより強固なものになっていく。

 

 

理想論ではありますが……

 

では、24人の側はどうしていくべきでしょう。

何もしなければ、ミルグラム実験のように権力を持ったサイコパス側が優位になってしまいます。

現実問題、サイコパスと呼ばれる人に被害を受けている人もおられるかもしれません。

最後までサイコパス側に加担せず戦ったことで嫌な目にあった方もおられるかもしれません。そしてこれは、企業内の話だけではなく、学校のいじめ問題や町内会のトラブルなんかも同じ構図ではないかと思う時もあります。

初めに記したように、サイコパスは「病(やまい)」なのです。24人が、サイコパスに対して、いけないことはいけないことであることを根気強く自分たちの思いを訴えていけば、病も快方に向かうこともあるかもしれません(それがいけないことか、いけなくないことか、正解がないケースもあるでしょうけど)。

 

1:24であることを忘れないでいたい(アジア圏はもっとサイコパスの割合は少ないと言われています)。いじめにしても、自分の身を守るためにひとり、またひとりとサイコパス側につくことで、気づいた時には「いけないこと」をしている側が優位になっていく。

そうではなく、24人がサイコパスという病を理解し、いけないことにはきっぱりとNOと言えれる組織は強くなっていくかも……

 

 

とは言いつつも、やはりここに書かれてあるように、

【医師監修】あなたの周囲にも?サイコパス(精神病質)の特徴と対処法 | ヘルスケア大学

サイコパスには関わらないようにすることをおすすめします。 

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