朱い夏

題名のないスケッチ帳

"仕事を楽しく" デキる人間の目標設定のやり方とはッ!

「目標」は大きく二分すると、

 

 ①「定性目標」

 ②「定量目標」

 

に分けられる。

簡単に言うと、

 

①の、定性目標とは、言葉で表す目標

②の、定量目標とは、数字で表す目標

 

である。

さらに、お互いが入り交じって、その目標をより強固なものと進化させる事もできる。

 

ノルマのグラフ、会議での数値管理資料などを見ても、目標を設定する際、数字だけで目標を設定する事が多い。

 

たとえば、あるお店や、勉学に勤しむ学生など様々な状況においてこんな目標が立てられたとする。

 

◯月◯日までに、

 A.経口補水液を100本売ろう!

 B.営業利益昨年比を110%にしよう!

 C.英語のテストで80点を取ろう!

 …などといった目標が立てられることはよくある。

 

これはこれで目標数値が明確で分かりやすい。

しかし、定性目標(言葉の目標)が無い。デキる人は定性目標もちゃんと設定するのである。

では、それぞれについて、デキる人の目標設定の考え方を見てみよう。

 

A.経口補水液を100本売ろう!

経口補水液といえばヘルスケア商品であるが、このお店では、ヘルスケア部門の売上を強化したいのだろうなということはわかる。

では、どのように定性目標を立てればいいだろうか。

そもそもなぜ経口補水液なのか。それは、これからの時期、熱中症対策で経口補水液の需要がグンと高くなるからだと推測できる。

だが、目的は経口補水液を100本売ることではない。

地域住民の健康を守る。つまり、

『この地域からは熱中症患者を出さない!』

 というのを定性目標に設定する。

するとどうだろう。100本売れたあとも、目標は地域住民が熱中症にかからないためなので引き続きおすすめし続ける。さらに、塩分補給のタブレットなどその他の熱中症対策グッズもおすすめしたりして結果売上にも貢献できる結果となる。売上が目的ではなくなっているので地域からの信頼も得られる。

もし、定量目標だけだと、100本売れた時点で達成ということになり急に販売意識が薄れ、お客におすすめする回数はグンと減るのではないだろうか。売場への関心も薄れてしまう。

あなたが店員ならどちらのお店で働きたいだろうか。

このように、定性目標を設定しスタッフ全員で共有できれば結果を大きく変えることが出来る。

 

B.営業利益昨年比を110%にしよう!

お店を経営する最大の目的は「営業利益」である。これがマイナスだと赤字店舗。赤字状態が続く店舗は株主からの要望もあり閉店に追い込まれる事が多い。

いくら地域貢献と言ってもお店があってこそ。赤字は早く解消しなければならない。

そこで黒字状態を確固たるものとするためにも日々営業利益には気を配っていかなければならない。それが店長(店主)の辛いところ。

では、どのような定性目標を立てるのが良いだろうか。

『スタッフの雇用を守る!』

こんな定性目標が良いのではないか。

店が潰れた時、一番被害を受けるのがパートさん。チェーン店の場合、社員はよその店舗に移動させられるだけ。痛くもかゆくもない。しかし、地元住民であるパートさんは職を失ってしまう。

さて、そんなお店の全員のモチベーションを上げるのに大いに役立つのが、この定性目標である。

営業利益を伸ばし黒字状態を継続し続けることが、スタッフの雇用を守ることにつながる。このことが全員で共有できれば、パートさんの仕事に対する真剣さも上がり、さらには一人ひとりが自分が行う仕事の意味を見出すことが出来る。自分がやっている仕事が黒字として1円1円積み上がっていっているんだ。それが、店の存続につながり地域貢献にもつながるんだ。というように。

定量目標だけだと、「利益、利益!」と尻を叩かれているようで、仕事=お金 だけの関係になってしまう。

仕事(=お金)=地域貢献 という状態で働くほうが楽しくありませんか?

 

C.英語のテストで80点を取ろう!

今までは会社での例であったが、今度は学生に向けたお勉強の話。

だが、内容はAの話に似ている。

目的が受験であるならば話はここで終わってしまう。なんせ80点以上取れればそれで目的は達せられてしまうからだ。

しかし、勉強の目的が受験であるのはもったいない。ましてや英語である。英語を知っていると将来役に立つことも多々あるだろうからだ。

どうせ勉強するのなら、こんな定性目標を立てて見てはどうだろうか。

『米国人と英語で話せるようになろう!』

これだと、勉強に上限がない。終わりがないわけだ。ただただ、テストのためだけに勉強するよりも学習意欲が高まり、結果、テストの点数も伸びる。

もし、定量目標だけだとしたら、80点取れることがわかれば勉強しなくなるのは目に見えている。もったいない。

80点を取るために勉強するのと、英語で会話できるようになるという目標を持って取り組むのとではどちらが楽しく勉強できますか?

 

 

他にも例を上げればきりがない。定性目標の重要さが少しわかって頂けただろうか。

3つの例をまとめておきます。

 

 定量目標:経口補水液を100本売ろう!

 定性目標:この地域からは熱中症患者を出さない!

 

 定量目標:営業利益昨年比を110%にしよう!

 定性目標:スタッフの雇用を守る!

 

 定量目標:英語のテストで80点を取ろう!

 定性目標:外国人と英語で話せるようになろう!

 

 

以上、定量目標だけでなく定性目標を設定する両面思考を持つだけで、仕事がグンとやりがいのあるものに変わるのである。

 

それが、デキる人間の目標設定のやり方であ~る。

 

 

 

仕事を楽しくする工夫を探求しております。 

過去に作成した今回の話と関連したブログ記事もよかったら御覧ください。

 

parm.hatenablog.com

 

 

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http://kajipon.sakura.ne.jp/art/jojo-story3b.html より引用

 定量目標だけだと、結果だけを求め、どうしても人は近道をしてしまう。

そして、やる気もしだいに失せていく……