階段を使う従業員に違和感を覚えた話

 

今日、電機店に行ったときのこと。

そこは、1階が駐車場で2階が店舗になっているタイプの誰もが知っている大手電機店。

 

僕が、2階から1階へエスカレーターを使って帰ろうとしたときに思ったことについて書きます。

 

下りのエスカレーターに乗っていると、1階にその店の店員(女性、おそらく50~60代)が、接客をしながらお客さんと2人でエスカレーターの方に近づいてきました。

 

お客さんは上りのエスカレーターへ。そして、店員さんはエスカレーター脇の階段へ。

その店員さんはエスカレーターに乗っているお客さんへ階段を登りながら接客を続けていました。

 

めっちゃ違和感……

 

店員さんも一緒にエスカレーターに乗れば話もしやすいだろうに。

きっと、「従業員はエスカレーターは使わず、階段を使うように」という会社の規則があるんでしょう。

 

従業員がエスカレーターを使っていて不快に思う客っているのかな?

従業員がエスカレーターを使わずに階段を使うことでなにかいいことがあるのかな?

 

ああ、わからない。わからない。

 

しかも、その店員さん、結構な年配の女性でした。

今はまだまだ階段でも平気と思っていても、これから先は分かりません。

少子高齢化で死ぬまで働かないといけなくなる時代。従業員も高齢化していく……

それに、若くたって疲れやすい人もいます。むだに疲れさせて会社にとって、ほんとなにかいいことがあるんでしょうか。

「従業員は階段を使うこと」

こんなこといつまで続けるんでしょうか。

 

もし、買い物に行った先で、お店の従業員が、

エスカレーターを使っていたり、エレベーターに乗っていたり、イスに座って仕事をしていたり、こそっと水分補給をしていたり等々、快楽に仕事をしていたら、その会社は従業員に優しい会社である可能性が高い。従業員満足度も、旧態依然とした慣習が残っている他の会社よりも高いはずです。そういったお店や会社を見つけたら贔屓にしていきたいと思います。そうしていくことで、我々の住む社会がもっと暮らしやすい社会になっていくはずです。

 

従業員満足度が高い店と低い店。顧客満足度が高い店はどちらの店でしょうか。どちらの店の方がクレーム数は少ないでしょうか。

会社の偉いさん達は、現場に、「クレームを減らせ!」と言うだけではなく、まずは従業員満足度を高めることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

おしまい。