座ってはいけない
今日、イスに座ってデスクワークをしていたんですが、久しぶりにやってきた上司が「イスに座るな」って言ってきたんです。前も同じこと言ったよね?と。たしかに一度言われたことがあるんですが、目的が不明だったので無視していました。
私の職場は小売店なのですが、売り場スペースにPCがあります。お客様のじゃまにならないように背もたれもない清潔感のある省スペースでおしりを載せるだけの簡素な折りたたみイスを使用しています。
けれど、座ってはいけない。仕事中だから?PCが売り場にあるから?お客様のじゃまになるから?いやいや、立った時とスペースはほとんど変わりません。なぜ座るなというのでしょうか。
理由をたずねましたが、座って仕事をしているとだらしなく見えるから…というような事をゴニョゴニョ言ってましたが、なるほどと納得できるような回答は得られませんでした。それがこの会社のやり方だからという理由が大きいのだろうと推測できます。
最大限の気を使って、デスクワークを背もたれのないスマートなイスに座って行うことがそんなに悪いことなんでしょうか。
ああ、わからない。わからない。
私は、決まりやからそれに従え!と言われて、ハイッと服従するように人間ができていません。とにかく納得させてほしいのです。
立ったままデスクワークをすることにもメリットはあるようですが、それはいつでも座れる環境にある方限定のメリットです。
▲ついに到来! 立ちデスク時代に知っておきたい5つのメリット|最新の働き方|【瓦版】より
この記事では、颯爽と立ってデスクワークをしている人たちがかっこよく紹介されています。機能性の高いスタンディング用のPCデスクで使いやすそうです。
しかし、私の職場のPCデスクは、座ることで肘が90度になり、目の高さにモニターがきます。つまり、座ってPCをたたくことが前提になっているデスクなのです。
それを立ってやれと言うのです。笑ってしまいます。
この姿勢が疲れにくく理想とされます。
先ほどの画像にあったメリットの一番目に「疲労軽減」とありますが、私の職場の場合、立ってデスクワークをすることで疲労が軽減するどころか、ますます疲労がたまっていきます。仕事中ずっと立ちっぱなしになります。
生産性を上げろと言いながら生産性を下げるようなことを言っているようなもんです。
努力か?無駄な努力をしたものが偉いのか?汗をかかずチャチャッと仕事を片付けられる人は、あまり感心されない傾向を他の業務においても感じます。
さらに言うと、私は鼠径ヘルニアを患っており、立ち仕事は本来避けるべき事。その事ももちろん上司に言いました。お察しの通り、聞く耳を持ってくれなかったことは言うまでもない。鼠径ヘルニアがひどくなったら責任取ってくれるのか?責任と権限はセットですよ。
やっぱり自分の身は自分で守らないとな。
ではどうするか。
①イスを使い続ける
②スタンディング用のPCデスクを導入してもらう
③あきらめて言うとおりにする
病気のこともあるのでずっと立ったままの仕事は避けたいところですが、せめて②から始めてみようと思います。
あ、そういえば、前の上司さんは、事情を察してくれて上司のほうからイスを用意してくれました。