アンケートに追加して欲しい項目

 

アンケートに関する話をひとつ。

 

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無料のアンケートテンプレート・文例・集計ソフトまとめより

 

▲こちらは、よくあるアンケート用紙。

小売店であれば、各項目の◯◯には、レジ対応や接客時の対応、従業員の商品知識はどうだったか、品揃えはどうか、価格についてはどうか、などが入ります。

  

ただ、それぞれの項目って誰が決めたのでしょうか。企業側ですよね。サービスを提供する側が自社の企業理念や営業方針などによって決めたもの。

 

これっておかしくないでしょうか。

 

企業側が重視しているサービス内容と、顧客側が重視している受けたいサービス内容にズレがあると、このアンケートは企業側の自己満足のための調査に過ぎなくなってしまいます。

 

では、どういうアンケート内容にすればいいか

サービス内容の満足度と同時に、顧客が本当にそのサービスを重要視しているのかを問うアンケート形式にする必要があります。

 

例を挙げると、このようなアンケートになります。 

 

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これだと、顧客達が何を望んでいるのかを知ることが出来ます。企業側の考えを顧客側の考えに近づけることが出来ます。企業側が今後力を入れて取り組んでいくべき方向性・課題も見えてきます。(このアンケートでは、「普通」の点数が付けられなくなっていますので、記入する側がストレスを感じるようであれば、真ん中の点数も用意したほうがいいと思います)

 

アンケートの記入をしないといけないとして、「顧客にとっての重要度」という項目があるアンケートと無いアンケート、どちらのアンケートに記入したいと思いますか。

僕だったら、より自分の意見が企業側に影響を与えられそうなアンケートの方が、店作りに関わっている感じがしますし、顧客の求めているものにもっと取り組もうとする企業側の姿勢に悪い気はしません。

 

 

おしまい。

 

 

 

売上げと利益を運ぶロイヤルカスタマー―「超」顧客満足の経営

売上げと利益を運ぶロイヤルカスタマー―「超」顧客満足の経営

 

1998年発売の本ですが、イチ推しの一冊。参考にさせていただきました。

 

 

「男は男らしく」、「女は女らしく」ではなくて……

探偵ナイトスクープ上岡龍太郎さんが局長をされていた頃、今から20年ぐらい前でしょうか、古い話なのでどういった調査だったか覚えていませんが、

街行く人に、「人生において大事なことは?」というようなことを聞いてまわるという調査がありました。

 

そのVTRで、インタビューに応えていたおばあちゃんが、

『「男は男らしく」、「女は女らしく」生きていくことが大事です』という話をされていた。

 

そのVTRに出ていた探偵さんも(誰だったかは覚えていません)、そうですねぇ、うんうん。というように話を聞いていました。

僕も、このおばあちゃんが長い人生を経てそう言ってるんだから、そうかもなあ、としみじみして見ていました。スタジオの空気もそんな感じでした。

 

VTRが明けてスタジオでのやりとりで、上岡龍太郎さんが、

「男は男らしく」、「女は女らしく」なんて言ってたらダメ。そうじゃなくて、「自分は自分らしく」生きていこうとすることが大事なのです!

 

と、ピシャリとおっしゃいました。

 

テレビを見ていて、ほんまや!と、ハッとさせられました。

男だからこう、女だからこう、って決めつけるのはいけないし、そんなよくわからない風潮に疑問を持たず流されていた自分が恥ずかしくもありました。

僕の中で、価値観が正しい方向に修正された瞬間でした。

(今も何かと流されがちですが…)

 

20年ぐらい前の話ですが、今でもそのことはハッキリと覚えています。

 

 

おしまい。

 

 

ティール組織を知る

 

「ティール組織」という考え方が広まりつつあるらしい。

いったい何なのか、難しそうですが、なんとなくでも理解していこうと思います。

書籍で話題の「ティール組織」とは?

ティールというのは色の名前で青緑色を意味します。本書では、組織の進化形態が説明され、アメリカのインテグラル理論に基づき、組織をレッドやアンバー、オレンジ、グリーン、ティールと何色かに分類しています。

 

組織を色分けして分類するんだということがわかります。

 

 

ブラックでもホワイトでもない「ティール(teal)な会社」とは?

gotcha.alc.co.jp

▲分かりやすくまとめられています

それぞれのカラーについて、とても分かりやすい画像がありましたので引用させていただきます。

 

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なんとなく、理解できました。

「モチベーション3.0」もそうですが、こうやって分類されると分かりやすいです。

 

業種によって向き不向きがあり、目指すカラーはそれぞれかもしれませんが、Tealの『ボスのいない、自律的な組織。組織の目的も、集まったメンバーにより進化する。メンバーの生きがいをサポートする/しあう組織。』というのは魅力的です。

僕は、「アメとムチ(信賞必罰)」という考え方がきらいなのでOrangeではなく、GreenやTeal組織が合うのかもしれません。そういう組織を目指したい。

(なんでも管理したがる側の人間からしたらOrangeの組織のままでいたいでしょうね。)

 

 

「戦略一致、戦術対立の精神」という言葉もありますが、やはり、戦術(手段)ぐらいは押し付けられたものではなく、自分たちで考え納得したやり方で挑みたいもの。

 

目的を決めたら、本気で権限委譲を行い手段は現場に任せる、上司は口出しをしない。僕の場合、これだけで仕事が楽しくなる。モチベーションが上がればいずれ結果もついてくる。理想的すぎるかもしれませんが経験上これは事実。上司はただニコニコしてスタッフたちのやることを見守っていれば良い。そして、ボスのいない自律的な組織へ。

 

何の疑問も持たず、Orangeの組織のまま、そのやり方が正解とされた組織で、アメとムチによって、または、恐怖や脅しによって運営されている組織は、時代に取り残され、スタッフはどんどんもっと働きやすい組織へと移っていくのではないかなと思います。

そうならないためにも組織のまとめ役の方は、Green化、Teal化へと考え方を変えていってみてはいかがでしょうか。GreenやTealの考え方をもった人が昇進していくような組織は強くなることでしょう。

 

おしまい。

 

会社からにらまれるから労働組合には入りたくない?

 

「会社からにらまれるから労働組合には入りたくない」

労働者の中にそんな声がまだまだあるのが、労働組合のこれからの課題であり、もっと労働組合の事をわかってもらうことが必要だ。そんな事を言っている労働組合の方がいました。その発言を聞いて個人的に思ったことをまとめておきます。(稀なケースかもしれませんが)

 

「会社からにらまれるから労働組合には入りたくない」人もおられるでしょうが、

むしろ、その逆で、労働組合が会社とズブズブの関係になっているから労働組合に加入したくないっていう意見のほうが多いように思うのが僕の感じているところ。

労働組合への理解度が低いことを会社のせいにしているのではないでしょうか。

 

会社が安定していくことが我々労働者の利益につながる。会社が潰れたら元も子もないよね?会社あってのこその労働者。だから会社の発展に貢献できる社員をもっと増やさないといけない。そんな事を言っている、すっかり経営者気取りの労働組合幹部さん。

 

なんか違うなと思うのは、僕の労働組合への理解度が低いだけ?

 

労働組合の会合で、会社側の偉いさんがあいさつのスピーチをしに来る。そして、我が社にはこんなすばらしい労働組合があって私も嬉しく思います。なんて言っている。それを聞いてうれしそうにニコニコしている組合幹部。拍手喝采の会場。

 

多数決で決まっていく議案。「異議なし」という誰かの大きい声で決まっていく議案の数々。そして、少数派が声をあげにくい会場の雰囲気。

 

 

 

冗談抜きで、労働組合労働組合が必要になってくる。

 

「会社ににらまれる労働組合」だったら加入者も増える!?

 

 

おしまい。(メリットの方を書くのを忘れた。そのうちにでも)

年間総労働時間が減り続けている!?

 

『どうする 労組の「働き方改革」(上)』( 西尾 力の「BEST主義の組合活動のススメ」 )

という記事を読んでいたところ、あるグラフが掲載されており、それについて思ったことを少し書きます。

 

日本の年間総労働時間の平均は、厚生労働省「毎月勤労統計調査」によれば2015年で1734時間であり、1993年の1920時間と比較して、年間186時間も減少しています

 

ふむ、1993年から、22年後の2015年には、年間186時間も労働時間が下がっているのか!えッ、ほんまかいな?

と思っていると、すぐに、だけどだまされてはいけないですぞと、このように解説されています。

 

■年間総労働時間の統計の見方に注意

(中略)実は、この統計数字にはからくりがあって、分母の労働者数にパートタイム労働者なども含まれているからです。パートタイム労働者を除いた、一般労働者の平均でみると、1993年は2045時間で、2015年でも2026時間と、ほぼ変わらない状態にあることに注意が必要です。

 

これが、そのグラフです。

 

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見にくいかももしれませんが、平均総実労働時間(パートタイム労働者を含む)と書かれています。

また、このグラフには、パートタイム労働者の割合も載っています。

平均総実労働時間が減少し続けている理由は、パートタイム労働者の割合が増えているので、総実労働時間の平均が減少しているだけだったのです。

そして、一般労働者の平均総実労時間はほとんど横ばいです。

 

このグラフはパート比率も同時に掲載されていたり、パートタイム労働者を含むと明記されているので、良心的に作成されているなと思いますが、これを、一部分だけを抜き出し悪用することもできるなと思いました。

 

「平均総実働時間(パートタイム労働者を含む)」の折れ線グラフだけを抜き出し、さらに「パートタイム労働者を含む」という記載をなくしたグラフだったらどうでしょう。

与党がやってきたことは正しかった!働き方改革の成果が出ている!なんてことに使われかねない。

 

次のグラフは、グーグルで「平均総実労働時間」で画像検索したら最初に出てきた画像です。

 

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 労働者1人平均年間総実労働時間の推移

 平成15年までのデータですが、平成27年(2015年)では、先程あげた数字では、1734時間でしたね。このグラフの折れ線はさらに下降します。(ただし、最初のグラフでは事業所規模が5人以上なので少しちがいます)

 

総実労働時間は右肩下がりです。

しかし、これは、一般労働者だけの数字でしょうか、パートタイム労働者を含めた数字でしょうか、また、パートタイム労働者の割合の推移は?記載はありません。

 

この2つめのグラフだけ見せられると、労働時間は年々減ってきている、働きやすい社会になっていっていると、錯覚してしまいそうです。

 

このような怪しいデータやグラフはあちこちに溢れているんでしょうね。見抜ける力を付けていきたいもんです。

 

 

ちなみに、『どうする 労組の「働き方改革」(上)』という記事の主旨とは関係ありませんのでよしなに。

 

おしまい。

 

 

 

月の休暇をたった一日多くしただけで

僕の職場では、月の公休数が基準では9回となっています。

まあ、月に9回公休日があれば恵まれたほうかもしれませんが、まだまだぬるい。

一ヶ月30日だとすると、30ぶんの9。

 

そこをなんとか、30ぶんの10にしたい!

 

僕の職場は、土日祝も営業しているので(しかも24時間!!)休暇日がバラバラ。飛び飛びで休暇がある感じです(連休にしてもOKですが5連勤はキツイ)。

 

休暇日を9日から10日にすると、

2日出勤したら1日休みというペースになる!

ちなみに、当たり前ですが、正社員の場合、有休休暇を使用して月に9回休もうが10回休もうが月給は一緒。パート・アルバイトさんたちは、有休休暇を使用して、さらに出勤日数を増やせば月収も増やすことが出来ます。

(社員も出勤日数を増やせば月収も増えるのでは?という意見が出そうですが、みなし残業制度ってものがあってですね…)

 

そんなわけで、僕が勤務する店舗では、社員は平等に、公休日9+有休1で、月に10日休むことにしています。無理やりでもなんとしてでもです。(パート・アルバイトさんたちも希望すれば100%有休休暇取得可!)

数年ごとに異動があり様々な土地で勤務してきましたが、おどろくことに、どの店舗でもめちゃくちゃ感謝されるのです。「有休って使えたんや」「有休の使い方初めて聞きました」「働き方をこんなに変えることが出来るなんて知りませんでした」「しかも、定時で帰っていいんですか?」逆にこんな声も、「みんなが有休なんて使ったら店が赤字にならないんですか」そんなことパートさんが気にしたらあかん!って言ってあげました。前任の責任者からいままで、有休休暇はあって無いようなものとずっと洗脳されていたようです。前任の責任者も会社から洗脳されていたわけですね。

 

工夫すればなんとかなる!工夫するのをあきらめているだけの責任者は多い。

僕の職場では、社員だけの努力で休暇日数を増やそうとするのは無理があります。ありがたいことに、仕事を任されたい、活躍の場がほしいと思っているパートさんがいてくれたことも大きいです(もちろんそのパートさんは時給アップ!)。そういう方を見つけだすことも責任者の仕事だと思います。

 

そういうことで、なんとか、月の休みをそれぞれ10回ずつ確保できるに至ったわけですが、そうは問屋が卸さない。懸念される問題がひとつ。

 

本部の幹部です。

「おや?ここの店舗の従業員毎月有休休暇使ってるぞ?」

「新店ラッシュで人足らんし、ちょうどいい、ここの店舗から一人抜いてやれ!」

ということが現実に起こりそうだから恐ろしい。いや、冗談抜きで。

せっかく現場の工夫で楽しく働ける環境を整えたのに。それが幹部のやること?

実際、店舗からどんどん社員が抜かれていっている有様。人件費のパート比率を上げるとかいう謎の方針があります。

 

さいごに、悲しくなる事例が発生してしまいました。

社員Aが、社員Bに、「あんた休み過ぎちゃう?」

休みの数はAさんもBさんも一緒。たまたまBさんの10回の休みが偏っていただけのこと。Aさんにもみんな一回ずつ有休休暇使っているからね、と伝えていたのに。

Aさんは、しんどいのが仕事、きついのが仕事、歯を食いしばって耐え抜くのが仕事、そんな風に洗脳されてきた古手の社員さんでした。休みが増えたことにちょっと戸惑っていたのかもしれません。

 

 

『新入社員の意識調査「残業なし・休日増」初のトップ3入り』なんてニュースもあるぐらい、やはり休暇って大事だと思うのです。

www.j-cast.com

 

 

おしまい。

気になったニュースを3つ

最近、スマホのアプリで、「Google Play ニューススタンド」を使い始めました。

Google Play ニューススタンド - Google Play の Android アプリ

 

スマホに始めからインストールされているアプリなのですが、今まで見向きもしていなかったのに、ちょっと気になっていじってみたらこれがすこぶるおもしろい。

自分に関心のあるニュースが次々とタイムラインに表示されるような同じタイプのアプリは他にもあるんでしょうけど、せっかく始めから備えられているアプリなのでこれを使っていこうと思います。たしか、グーグルニュースって、グーグル社の20%ルールから生まれたコンテンツだったはずなので、応援したいという気持ちもあります。(今はグーグル社の20%ルールはなくなっているらしい?)

 

自分にとって関心のあるカテゴリーをタップしていくだけで、自分好みの、いわば新聞を作る事ができるわけです。

例えば、「野球」というカテゴリーがあり、その中に「横浜ベイスターズ」というカテゴリーがあるのは想像がつきますが、さらに細かいカテゴリーとして、選手という項目があり、所属選手一人ひとりのニュースをタイムラインに表示させることができます。

僕は、筒香選手とラミレス監督を選択してみました。

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他にも、自分の住んでいる市区町村単位でのニュースも選択できたりして便利です。

ひょっとしてと思って自分の勤め先を検索してみたら、そんなものまでカテゴリーになっていました。

まあ、今さらナニイッテンノ?と思われる方もいるかもしれませんが、電子機器の類には疎い方なので、ご寛容のほどお願い申し上げます。

 

 

気になったニュースを3つ

 

『人工肉が「本物の肉」に取って代わる近未来 死のない肉「クォーン」が急成長しているワケ』

toyokeizai.net

 

ネットラジオの「もてラジ」で、『暴力の人類史』という本についての話題になった時、今は、動物を殺してその肉を食べるのが当たり前ですが、将来、動物の肉を食べないのが当たり前になるかもね、という話を聞いたあとだったので興味を持ちました。

宗教的、体質的、様々な理由や考え方で肉を食べられない、食べたくない人もいるので国や地域によっても普及のスピードはまちまちかもしれませんが、日本でも普及されるといいなと思います。この、人工肉が普及すると困る人たちもいるでしょう、記事を読んでいると、双方それぞれの思惑も感じられます。

 

 

次のニュース

 

『「日本ガックリ5位」「メダル逃す」 メダル偏重のマスコミ五輪報道に批判の声』

news.biglobe.ne.jp

 

NHKの五輪中継や、報道番組、ワイドショーを見ていても、日本人選手の話ばかり。

日本人が銀と銅メダルを取った競技でも、金メダルの外国人選手の話はほとんど出てこない。そうではなくて、僕はすばらしい演技・パフォーマンスをもっと知りたくて五輪中継を見ているのになあ。日の丸ハチマキを付けた応援団にもいささか違和感を覚えます。メダルを取れずすみませんなんて言わすような空気はもちろんやめてほしい。

勝負は勝たないと意味がない、日本人が日本人を応援するのは当たり前、日本人選手がでていない競技を放送してどうする!という意見が大半だと思いますが、せっかくの国際試合なんだから、どの国の選手でもすばらしいものを見たいと思いますねえ。それが遠い国の選手より、身近に感じられる日本人だったらうれしいですよ。

 

 

3つ目のニュース

 

『「サク越え」を数える意味はあるか。元記者が伝えるキャンプ報道の裏側』

number.bunshun.jp

 

タイトルを見て笑ってしまいました。

ほんとにその通り。しかし、この記事を読み進めていくと、サク越えを数えるのにも意味はある、という話も出てきます。

選手は、サク越えを数えられ報道されることで、バッティングの調子を崩すこともあるそうな。サク越えを連発していたのに、別の日急にそれが止まるとそれだけで不振か、報じられサク越えにこだわってしまう。とくに、新人選手なんかは注目されます。

そうではなくて、選手の笑顔の数を数えてみるとか、監督の怒号の数を数えてみるとかどうでしょう。僕は、監督の怒号の数が多いチームは応援しませんし、選手の笑顔の数が多いチームを応援するだろうな。実際、プロ野球解説者の中にも、キャンプリポートで、チームの雰囲気を重視して見ている方も多いようですね。

 

おしまい。