生理用品と失禁パッドはぜんぜん違う
さてみなさん、突拍子もないタイトルですが、つい先日大人用紙おむつの講習会に行ってきたわけです。
大人用紙おむつの講習会は何度も受けているので正直退屈だったのですが、新たな発見がありました。それは、老老介護の大変さの一端を知ることが出来た事です。
65歳以上の方が65歳以上の方を介護する老老介護。おむつを交換するだけでも一苦労。
その講習会を受けて印象に残った事柄はいっぱいあるのですが、さしあたりこの3点を忘れないうちに書き残しておきたいと思います。
- 老老介護はここが大変!
- 尿とりパッドを重ねて使用?
- 尿もれには失禁用パッドを!
おむつ関係の話ですので、とてもさわやかとは言いがたい内容です。
直接的な表現はなるべく避けておりますが、苦手な方は引き返されることをおすすめします。
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老老介護はここが大変!
まずは、老老介護の大変さについて。
介護といえば、排泄・入浴・食事・運動(廃用症候群予防)など様々なケアが必要になります。被介護者が認知症を患っているとさらに大変になります。
そんな介護を高齢者が高齢者に対して行う老老介護。おむつを交換するだけでも大変です。当たり前ですが、赤ちゃんのおむつを交換するような簡単なものではありません。
こちらの動画にあるようなおむつの交換の仕方を体験しました。
めちゃくちゃ複雑な行程です。教えられたとおりやってみたのですが、装着したおむつはかなりずれていました。
こんな複雑なことを高齢者が高齢者に対して行っているわけです。力も要ります。
そして、装着がうまく行かずおむつがずれるため、大小の便が漏れて布団を汚したり衣類が汚れたりするわけです。老老介護の大変さが少し分かりました。「大変」なんて簡単な言葉ではすまされない事が現実に起きている。
こういった悲惨な事件は今後ますます増えていくのでしょうか……
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尿とりパッドを重ねて使用?
この手の講習会で必ず話題に上がるのが、おむつ用パッドの間違った使い方について。
先ほど、おむつの装着がうまく行かず漏れにつながると言いました。うまく装着できれば漏れにくいようにできているらしいのですが、素人にはなかなか難しい。
漏れる→困る→じゃあ、パッドを2枚使おう
ということで、1回で2枚、3枚パッドを使う方がおられるそうな。
そうすると余計に隙間ができたりして漏れにつながる悪循環。
吸収量の多い夜用パッドというものもある。
夜用パッドは1枚単価が高い。だから、夜も昼用を使う。そうすると、吸収量が足りなくて漏れる。漏れる→困る→じゃあ、2枚使おう。と、ここでもそういう間違った使い方が行われるケースがあるといいます。
外側に装着しているおむつにはギャザーが付いているのに間違えたパッドの使い方をするとギャザーが機能せず漏れるそうです。
昼は昼用、夜は夜用、パッケージにも書いてある通り1回に1枚の使用で正しく使うのが鉄則です。
また、おむつ用、パンツ用それぞれにパッドがあるのでそれも間違わないように注意が必要。ちなみに、
パンツ型→立てる人、座れる人など
おむつ型→寝て過ごすことが多い人
パッケージにADLマークが付いている商品が多いのでそれで確認。▼こういうやつです。

http://www.unicharm.co.jp/lifree/adult/resolution/adl/index.htmlより
それと、認知症の方用にパッドを付けないタイプのおむつもあるそうです。
認知症の方は、自分で勝手にパッドを外したり、口に入れたりしてしまうからだそうです。うわぁ、って思われるかもしれませんが、高齢者(65歳以上)の4人に一人は、認知症もしくは認知症予備軍らしいですよ。
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尿もれには失禁用パッドを!
これも、この手の講習会に行くとよく言われる話。
尿もれには失禁用パッド、当たり前と思われるかもしれませんが、失禁用パッドを使わず、生理用品を使われる方が多いと聞きます。
尿もれ用の失禁パッドは、下着に装着できます。なので、目立たない。
一番の特長は吸収ポリマーが含まれていること。生理用品には吸水ポリマーは含まれていません(いや、生理用品を使ったこと無いので詳しくは知りませんが)。
生理用品では尿は吸収されない。肌荒れの原因になりますし、においも気になってしまう。ここでも間違った使われ方が行われているようです。
全然モノが違うわけです。失禁パッドを買うのが恥ずかしくて生理用品を代用されている方もおられると思いますが、全然違うので思い切って失禁パッドを使ってみてください。最近では生理用品コーナーにも買いやすいパッケージのも置いているようです。
ちなみに、男性用のもあります。おしっこのキレが悪くなってきたらこういう便利なのもあります。
最後に
僕は介護業界で働いているわけではありません。だから関係ないのではなく、自分も生きていれば介護の主役(する側・される側)になる時が訪れます。そんな事を考えながら、大人用おむつの講習会に参加して気づいたこと、思ったことを忘れないうちにと、書いてみました。
それと、おむつ業界のまわし者でもありませんのでよしなに。
