電子書籍と読み上げ機能の組み合わせが便利だということを最近知った

 

読書といえば、図書館で本を借りてきて読むことが多かったのですが、最近、電子書籍での読書をはじめました。ほんと、今更な話ですが…

今年に入って、アマゾンプライムに加入したということもあり、Kindleアプリスマホに入れたのと、僕はSoftBankユーザーなので、ヤフープレミアム会員のサービスが使えるということもあり、読み放題プレミアムというアプリも使用しています。ちなみに、Ymobileユーザーも読み放題プレミアムを無料で使えます。

 

Kindleアプリで、アマゾンプライム会員なら無料で読めるプライムリーディングに登録されている本の中から、『最後の医者は桜を見上げて君を想う』という小説をダウンロードしてみました。 

最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)

最後の医者は桜を見上げて君を想う (TO文庫)

 

 

ダウンロードしてみたものの、しばらくスマホの中に放置されていました。(ほかにダウンロードした雑誌なんかは画面上のページをめくったりしていました。『るるぶ』やらバイク雑誌やら釣り雑誌なんかもあってほんとお得ですね。)

 

そんな時、ふと、そういえば、スマホには文字の読み上げ機能ってのがあったはず。それを使えば、読書も捗るんじゃない?と思い、さっそくスマホの設定から、読み上げ機能を立ち上げてみました。

今になってググってみれば、電子書籍を読み上げ機能を使って読書するなんてことは、やってる人はとっくの前からやっている当たり前のことになっているみたいですね…ほんと情弱。

 

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音声は「Siri(男性)」にしました(iPhone8を使用)。「Kyoko」さんよりは聞き取りやすいと感じました。

 

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「画面の読み上げ」機能を使うと音声の再生・停止やスピード調節の画面が出てきます。

 

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機能選択の画面をたたむとボタンが最小化されます。

この画面読み上げ機能を使うと、読書が捗る捗る。僕にとっての、読書2.0がはじまりました。

ワイヤレスイヤホンを片耳に突っ込み、読み上げられている文字を目で追うというスタイルをとっています。

 

画面読み上げ機能を使った読書のメリットとデメリット

 

メリットは、

①読書が楽。楽だし楽しい。いや、楽しいというのは小説がおもしろいからという要素が強いかも。楽なのは間違いない。

②ページをめくる手間がかからない。読み上げ機能を使うと、ページをめくらずともページの左端までいくと勝手に次のページに進んでくれます。これ、めっちゃ便利だと思います。

③目で読むだけよりも、音声+目のほうが内容が頭に入ってきやすいと思います。慣れてくれば音声のスピードも上げていければと思います。

ほかにも思いつくメリットしては、老眼で小さい字が見づらくなってきても、目の役割は、読み上げてくれるのを追い、漢字などの読み間違いを補完していく程度なので老眼の方にも優しいのかなあと感じました。いくら読書が好きでも歳を重ねると目の衰えにはかないません。

 

デメリットは、

①本を朗読してくれているものを聞くわけではなく、あくまでも、画面の文字を読み上げているため、発音がおかしかったり、漢字の音読み訓読みが間違っていたりという事が多々あります。

「掌」は「てのひら」と読んでほしいけど、「たなごころ」と読まれます。「なに、たなごころって?」と思って、今、たなごころを変換したら「掌」と出ました。勉強にもなるな。あと、「どこどこに、行った」を「いった」ではなく、「おこなった」と読まれる。やっぱり朗読ではなく読み上げならではの間違いもある。

なので慣れるまでは、読み上げてくれている箇所を目で追ったほうがいいです。つまり、ラジオのように小説を聞く、ということが出来づらい。ちなみに、固有名詞などの読み方を設定することも出来るようです。

②聞いて目で文字を追うだけでいいから楽なんですが、それでも疲れる時もある。というのも、相手は機械。休憩なしにどんどん文字を読んでいくので、ちょっと一呼吸置きたくなる。そんな時は一時停止すれば良いんですけどね。噛むこともなくひたすら文章を読み上げ続ける。人間には出来ないことを人間の声が行っているのでちょっとした違和感もあります。

③図やグラフ、画像といった文字ではないものは飛ばされるので読みづらい。小説には最適だと思います。

 

以上、読み上げ機能を数日使ってみての感触でした。

 

ほかにも、活用法としては、

スマホでTEDの長い文字起こしを読む時なんかにも使いたいですし、YOUTUBEで動画をあげる際、しゃべるのが苦手な人でも、自分で文章を作って自分の代わりにしゃべってもらうことも可能ですね。←機械音声の動画をたまに見かけますけど、こういうやり方もあるんですね。

 

読書感想文の宿題なんかで、いやいや本を読まなくてはならないときなど、自分の気分は乗っていなくても、機械的に読みすすめていってくれるのでそういう時にも便利かも。

 

電子書籍+読み上げ機能

便利!これからも活用の幅を広げていこうと思います!

 

そうそう、

『最後の医者は桜を見上げて君を想う』という小説、まだ半分ちょいしか読んでないですが、めっちゃおすすめですよ。

 

おしまい