相手がミスした時、「叱る」のではなく、「励ます」のが良いのではないだろうか
さてみなさん、
人をうまく叱れない、注意できないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ツイッターのタイムラインに流れてきた以下のこんなツイートに目を引かれました。
部下を人前で叱るという記事が話題ですが、天下を取り江戸の太平を開いた徳川家康は人を叱る時
・人前ではなく自分の所に呼び、傍にその者と親しい者も置く
・柔らかい言葉で以前の功績をとにかく褒める
・その上でこのミスはお主に似合わないと諭す
徳川家康の、「叱り方」 - 戦国ちょっといい話・悪い話まとめ
徳川家康が本当にそうだったのかは置いといて、ミスをした相手のモチベーションを下げない叱り方について参考になります。
あらためてポイントを記載すると、
・人前ではなく自分の所に呼び、傍にその者と親しい者も置く
大勢が見ている前で個人を叱るのは、ハラスメント行為にあたるのはもはや常識となりつつある。
また、そばにその者と親しい者も同席させることで相手に安心感も与えられる。親しい者を置いても問題ないのは、けなすことが目的ではないからだ。
・柔らかい言葉で以前の功績をとにかく褒める
普段から感謝していることをまずしっかり伝える。
ツーストライクワンボール話法ですね。
・その上でこのミスはお主に似合わないと諭す
こういう風に叱られたら叱られた気がしない。むしろ、励まされているような気がするのではないでしょうか。
叱るのではなく、ミスをした相手を励ますのです。
相手を叱ることが苦手という方でも、これだったらできるのではないでしょうか。しかも、叱るよりもきっと効果てきめん。
ミスをした本人が「しまった…」と、一番つらい思いをし、申し訳ない思いをしているはず。そんな部下のミスにつけ込みマウントを取りたがる上司、上下関係を思い知らせてやろうと考えている上司は世間にごまんといる。鬼上司でいるほうがラクですからね。
しかし、
自分がミスをした。絶対上司に叱られる…そして上司に呼び出された。
そんなときに、自分が励まされたらどうでしょう。
僕だったら、前向きになれます。誰だってそうだと思います。
以上、ツイッターのタイムラインに流れてきたツイートを見ての感想でした。
いかがでしたか。少しは心が軽くなりましたか?