なぜ?『「解約できない」…スポーツジム契約トラブル多発』

気になるニュースを見た。

 

「解約できない」…スポーツジム契約トラブル多発

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健康増進やダイエットブームの中、スポーツジムをめぐるトラブルが多発していることが、国民生活センターへの取材で分かった。

同センターによると、平成29年度のスポーツジムなどに関する相談件数は前年度より300件以上増加。解約をめぐる相談が目立っており、センターも解約条件の確認など慎重に契約するよう呼びかけている。

 

入会金約1万円、月会費約9千円の予約制トレーニングジムを契約したが、予約が取れず契約をやめたい

 

90代の母が解約を申し出たが引き留められ、プロテインを定期購入させられた

 

キャッチセールスでなく、自らスポーツジムの店舗に赴き交わした契約は原則、契約書面を受け取ってから8日以内であれば契約を解除できる「クーリング・オフ」制度が設けられていないという。このため、容易に解約できないケースがあるとしている。

 

スポーツジムに契約したら、予約が取れなかったり、ひと月で5kgやせなかったら全額返金しますと言っていたのに返金してくれない、などのトラブルが増加しているという。

 

 

なぜ、これらのスポーツジムの従業員はそんな卑劣な商売をするのか?

 

推測ですが、その従業員たちはノルマ(目標とか予算とか)にがんじがらめにされているのではないでしょうか。または、給与に占める歩合の割合が大きいのかもしれない。

そうでなければ、そんな無茶な契約を強引に結ばせる理由が見つからない。

 

スポーツジムの現場従業員たちは、はじめは、お客様の健康的な生活のお役に立ちたい!と思って入社したはずだ。お客様のために一緒になって汗を流し楽しい時間を過ごしたい!とか思っていたことだろう。そうであってほしいし、はじめから詐欺まがいなことをして金をむしり取ってやろうなんて考えて入社する人間はいないでしょう。さすがに。けれど、気づけばそんな詐欺まがいなことも平然とやってのけてしまっている。

 

なんでこんな事になってしまったのか?

やっぱりノルマ(目標とか予算とか)でしょうね。ほんまくだらんね、ノルマ。目標とか予算とか言い方は変えても一緒。

数字にしか興味がない経営陣にノルマ数字を押し付けられ、今月あと何日?だったら一日あたりどれだけの数字が必要?そのために何すんの?とかどんどん詰められる。現場を詰めるのが上司の役割だと思っている上司。その上司にも上司がいるわけで、そいつはもっとタチが悪いという最悪な組織。

いつしか、お客様はノルマを達成するためのコマにしか見えなくなる。そんな仕事はもちろん楽しくない。

 

やっぱり、数字の目標(定量目標)より、言葉の目標(定性目標)が大事なんだなと考えさせられるニュースでした。(スポーツジムの内部情報は知らないのにあれこれ勝手に決めつけてごめんなさい。そして、それを実行してしまう現場従業員も悲しいけどもちろん悪い。)

 

スポーツジムだけに限った話ではない。