三重でふしぎ発見! ルーブルへ行ってみた!
ということで、
三重のパラダイススポット、ルーブル彫刻美術館に行ってきました!
- 場所(広域地図)
- ルーブル彫刻美術館HP
B級スポット扱い!?この目で確かめてやる!
そんじゃ早速、時系列順にリポートしていきますぞ!
雨の降る中、午前10時過ぎに目的地ルーブル彫刻美術館に到着。
田舎の細道を抜けると急にこの景色が広がります。
空の暗い色と妙にマッチしていて恐い。平日ということで駐車場には車が2台だけ。
ちょっとこの建物に入るのに心の準備が必要な気がして、Uターン(笑)。ビビりすぎ。
ちょっとあたりをウロウロしていると、近鉄・榊原温泉口駅に着いた。
外から見るのは初めて。雨が強い。
気を取り直して、再びルーブル彫刻美術館に向かいます。
世界一の純金大観音も併設されています。まずは、ルーブル。
正面側にも同じ像が。でかい。ド迫力。
左:サモトラケのニケ 右:ミロのビーナス
館外の展示物。カエルのオーケストラは謎。
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ルーブル彫刻美術館
満を持して受付へ。入館料は1500円。だが、併設されている大観音寺(例の世界一の純金観音)の拝観料もセットで2000円らしい。しかも、800円相当のお守りと、護摩木ももらえるとのこと。ということでセットでチケットを購入。
受付のお姉さんに、写真撮影OKか確認。OKとのこと。太っ腹!好感度アップ!
さらに、ネット掲載もOK!ということできっちり宣伝させてもらいまっさ。
全部で3500点の展示物があるらしいのですが、その中から僕的に気に入ったのだけご紹介します。
「サンダルの紐を解くニケ」~有翼の勝利の女神ニケ
ギリシャ神話の面白いところは、神々が人間のように描かれているところ。喜怒哀楽が激しく、嫉妬もするし浮気もバンバンする。そんな人間らしさを出すためにサンダルの紐を解くところをあえて彫刻にしたそうな。
「ミロのビーナス」
レプリカとわかってはいても、その存在感に圧倒されます。
「ハンムラビ法典碑」
びっしりと文字が刻まれています。
館内には、歴史の古今、洋の東西を問わず、また、様々な文明・宗教の物が混在しています。そういうごった煮的な印象がB級ぽさを醸し出しているのだと思いますが、それはただのイメージ。興奮が止まらない。まだまだ先に進んでいきます。
「ナポレオンのデスマスク」
横から見たら鼻めっちゃ高かったです。
「ベルヴェデーレのアポロン」
ギリシャ名ではアポロ。太陽の神。コロコロポロンは、アポロンの娘。
「おとうさま~」 「ア、ポロン」
「キューピット」ギリシャ名ではエロス。
エ~ロス、エロス、えろすんません♪
こちらもキューピットさん。
「人の姿になった仏陀」お釈迦様。シッダールタさん。
仏陀は自分が死んだあと絶対に自分の像を作るなとおっしゃった。
偶像崇拝なんて意味のないことをするでないぞ。と。
そこで人々は足跡ならいいんじゃないかという事で足跡を崇めていた。
けれど、我慢できなくなってついに(500年後だっけか)偶像を作ってしまったわけだ。
お寺に大きなわらじがあったり、足跡の絵や彫刻があるのはそういう習慣の名残。
ということらしい。
「十一面千手千眼観音」
一階二階をぶち抜きでデンと展示されているのがこれ。
十一面で千手で、千眼という盛り盛り感。
ルーブル美術館に無い物も展示されています。
「阿弥陀如来」
「大日如来」
真言宗においてのこの世の「理」の象徴。
「弥勒菩薩」
如来にならずあえて菩薩のままで人々に近いところで寄り添うことを選んだという弥勒菩薩。
56億7千万年後にこの世に現れて人々を救ってくださるそうな。
ロマンあふれる超越感。あと普通に弥勒菩薩かっこいい。
「阿修羅像」
悪い子がいると阿修羅バスターをかましてくるそうな。
サムソンティーチャーの弟子。カーカッカッカ。と鳴く。
悪魔超人。相方はザ・サンシャイン。
タッグトーナメント編ではキン肉マン組を苦しめる。
この辺にしときます。悪ノリごめんなさい。
あともう少し。
「オルフェとユリディケの永訣」
愛する者を失うと人は冥界に行ってでも連れ戻したいと思うもの。
オルフェも例外ではなかった。イザナギ・イザナミ神話も有名だ。
新海誠「星を追う子ども」もそんなモチーフで描かれていたと思う。
映画「黒いオルフェ」をまた見たくなる。
「ロゼッタストーン」
しっかりと3つの言語で刻まれていました。レプリカであってもこれはテンション上がるってもんですよ。
そういえば、西尾維新の小説で読んだなあ、という記憶が蘇る。たしか、大英博物館だったと思うけど…
そう、何でもありのルーブル彫刻美術館って、素敵やん。
「モーゼ」
十戒の人。仏教にも十善戒という似たようなのがある。
いつか両方を比べてブログのネタにしたいと思っている。
いよいよ最後。つかれた。。
これは何でしょう。
すごい!色んな漫画家さんが書いた河童の絵が貼ってあります。
藤子不二雄の河童ドラえもんや、手塚治虫の河童アトムや永島慎二さんが書くかっぱ、がんばれゴンベやギャートルズの園山俊二さんが書く河童、河童といえば黄桜河童の小島功さん。漫画ファンならよだれがでるぐらいの見せ物となっています。残念ながら岸辺露伴先生のはありませんでした。ルーブルといえば露伴ちゃんでしょう。いや、よく見たらあったのかも…全部は見てないので次来たとき確認しよう。
なぜ河童なのか?かっぱ様伝説でもあったのか。係の人に聞きそびれたな。
これにて、世界の美術品(主に彫刻物)がじっくり堪能できる、三重のごった煮美術館「ルーブル彫刻美術館」の紹介を終わります。
行きたくなったでしょ?
三重に訪れた際は観光ルートに組み込んで下さいね!
津市なので交通の便も抜群です。車でも近鉄電車でも行きやすい。
併設されている大観音寺も負けず劣らず素晴らしい。
次回は大観音寺について紹介したいと思います。乞うご期待!?
ゼウスとジュピター、キューピットとエロス、ビーナスとアフロディーテなど呼び方が2つあってややこしいので、よかったらこちらも参照してください。
おまけ。
帰りに車で少し行ったところに本場の讃岐うどんの店がありました。
お越しの際はこちらで一服はいかがでしょうか。
営業時間もそれっぽいでしょ。
実は13時過ぎですでに準備中となっており入れませんでした。お昼の分は早々に終了したみたいです。だから、「ご麺や」なのか。って、なんでやねん!
うどんの口のまま、仕方なく帰路を走っていると、今度は「鳴門うどん」という看板発見!今度こそはうどん食うぞい。
お昼を少し回っていましたが広めの駐車場は満車。なんとか車を停め初鳴門うどん。
1玉でも3玉でも値段は同じとのこと。ぶっかけダブル麺を注文。550円也。
うどんは歯ごたえがあり、つゆも濃すぎず飲めるかどうかギリギリぐらいの濃度。
3玉まで値段は同じということで、肉体を資本とした労働をされている系のおじさまや若い衆たち。超大柄のお客様もおられました。ぜひ近所にほしい店。
ギリシャ神話アニメと言えばこれでしょ!
歌がいいんだよね~
小説仕立てでおもしろい。
おつきあい頂き、ありがとうございました。