日本一の吊り橋!「谷瀬の吊り橋」の魅力に酔う
7月最後の公休日に、奈良県十津川村の「谷瀬の吊り橋」に行ってきました。
紀伊半島の山ん中!
南に行けば十津川温泉、熊野本宮大社、さらに新宮へとつながる山道。
奈良県は、北部の東大寺や奈良公園、明日香村や斑鳩(いかるが)の里が観光地として有名なイメージがありますが、南部側も熊野三山に近づくにつれ聖地感がどんどん増してくるように感じられて気に入ってます。
谷瀬の吊り橋
車で出発、15時頃到着。京奈和道は渋滞もなかったですが、大阪からだとそれなりに遠い。
日本一。何がでしょうか。長さ?高さ?
案内板を見てみると、
長さ:297m、川からの高さ:54mというのは、生活用(村道)の吊り橋としては日本一と言われている、らしい。
"危険ですから一度に20人以上はわたれません"
ていうか、今何人が渡っているか分かるようになっていない?ので怖いです。
予想通りめっちゃ揺れる。床板もバコバコ動きます。もしこの吊り橋がものすごく安全に作られていたら魅力が減って観光客も減るのでしょうね。安全な中にもそれなりのスリルを残しておく、それがこの吊り橋の魅力なのかもしれません。
橋の下には十津川が流れています。
橋の上から。7月の豪雨の影響でしょうか、斜面が崩れています。
渡りきったところから。吊り橋の全貌。
さて、引き返します。
吊り橋の全長が、297m。これを往復は普通にしんどい。揺れに酔う。胃が気持ち悪かったです。
夕方近かったこともあり、ひぐらしの大合唱に癒やされます。
吊り橋+ひぐらしの鳴き声。雰囲気抜群でした!レベル5!
橋の上から。川の色が一部青くなっていました。
薄曇りだったこともあり、夏でも涼しく観光ができてよかったです。
やはり、夏に出かけるなら山がいいですね。以前は海派でしたけど。
自然の木陰が多く市街地より涼しいですし、日が落ちてくるとひぐらしの鳴き声に癒やされます。深緑の生命感が感じられるのも夏に山に行く魅力かもしれません。
柿の郷くどやま
立ち寄りスポットの紹介です。
道の駅「柿の郷くどやま」に寄りました。
京奈和道の「高野口」を降りると程なくしてたどり着きます。高野山のふもと。女人高野として有名な慈尊院が近くにあります。
真田幸村ゆかりの地らしいです。
展示物。このあたりは世界遺産地帯となっています。
最近、歴史街道に心惹かれています。高野山、熊野三山、伊勢神宮と続く参詣道マップ。紀伊半島は奥深い。
和歌山で超有名な、ご当地アイスのグリーンソフト購入。
あちこちで目にする機会はあったんですが、はじめて購入してみました。
袋から取り出すと、コーンで包まれています。
一瞬、コーンのふたをはずすんかなと思いましたけど、そのまま食べたらいいんやね。
中はこんな感じです。抹茶の香りと味がすっごい濃厚。なのに、めっちゃさっぱり。
そして、ものすごく硬い。
グリーンソフトの「かたいやつ」といえばこれで、これとは別に、「やわらかいやつ」というソフトクリームもあるらしい。
ご当地ソフトクリーム「グリーンソフト」はみんな大好き。やわらかい/かたいで2種類あるよ – #地元民のように旅する和歌山
そのうち食べに行く!
お土産
道の駅「吉野路大塔」 - 一般財団法人大塔ふる里センター公式サイト
で買った、「奈良漬ときくらげのしぐれ」。
ごはんがすすむ系です。
谷瀬の吊り橋に行く山道は、見通しの悪いカーブが多く、道幅も狭いのでお気をつけください。
吊り橋の余韻で、家に帰ってもしばらくは体が揺れている感じがしていました。
まだまだ夏はこれから。暑い暑い夏を楽しんでいきましょう!