スポーツデポとワークマンで買った服の話
ネットサーフィン(死語?)をしていたら見つけた記事。
という結果が掲載されていました。
僕の方はというと、最近どこで服を買ったかなあ、と振り返ってみたら、スポーツデポとワークマンで服を買いました。10月の初めの頃だったと思います。
何を買ったのか、さらっとご紹介。
スポーツデポで買ったのが、ローリングスのジャージ。
控えめにですが、肩のところに金のラインが入っています。そう、金ライン入りってやつ!
金のラインが入っていない別の色のもありましたが、あえて金のラインが入ったこちらを選んでみました。ローリングスのロゴも金色で刺繍されています。
ジャージの上着を買ったのは記憶に無いので初めてかも。
これが、機能性抜群で驚きました。
防水性、透湿性、防風性があるようです。
真冬にアウターとして着るにはちと寒いと思いますが、春や秋にはいいかも。
「よそ行きのジャージ」として活躍してくれる一品。
3割引きになっていて、たしか、6~7千円ぐらいだったような。
ローリングスというブランド物(僕にとってはね)が安く買えた喜び。
次に、ワークマンで買ったのが、これまた機能性抜群のジャンパー。
ワークマンに初めて行ってみたのですが、安かったので購入。
ワークマンで売っている服なので、機能性が高いのはあたりまえかもしれませんが、どのような具合かというと、こちら。
すっげ、夜の雪山でおじさんが平気な顔をしています。いや、よく見ると、もう帰りたいよ~という表情にも見えなくはないです。とにかく、これを着ておけば、ひげが凍りつくような寒さにも耐えられるってことか?
強靭性、防風性、ストレッチ性、保温性に優れているみたい。
肘や肩といった作業をしているとこすれやすいところには、コーデュラナイロンというのが使われているというのもウリの一つになっています。
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。
袖にポケットが付いているのもカッコいいやん!
服の内側にもポケットがいっぱい。
こんなにもスタイリッシュ(?)で、高機能なジャンパーが、
税込2,900円!安い!
通勤に使用しています。
言っておきますが、多分、雪山はムリです!もっとごっついのをおすすめします。
値段が高くて良い物はいくらでも売っています。リーズナブルで良い物、そんな服を買えたのがうれしい。
味をしめてしまったので、これからも、スポーツデポ(Tポイントが貯まる!)とワークマン、通うことになりそうです。
以上、おしまい。
ぼくらが腕を組む理由
さてみなさん、職場の会議の場などで、偉いさんたちから、
「人の話を聞く時は腕を組むな」
と言われたことはありませんか?
僕はあります。
そんなことまで強制されて、いやだなあと思います。
僕が経験した会議は、そのほとんどが聞き手側は話を聞くだけ。一方通行の会議です。そんなつまらない会議なのに、腕を組むなということはどういうことなのか、そんなにイケナイことなのか。
会議などで人の話を聞くときに、ぼくらが腕を組む時の心理状態について、ちょっと調べてみました。
腕を組んでいる時の心理状態
どういう心理状態(精神状態)の時に腕を組むことが多いか調べてみると、
不快・警戒・拒絶・緊張などの状態から自分の身を護る
という心理状態を現しているらしい。
身を護る。
なるほど、胸の前にバリアを張る。人は不快な時や警戒心を持っている時、本能的に生命維持に大事なところを守っているわけですね。
もうひとつ挙げると、
寒さへの不快感
に対するときにも腕を組むそうな。
たしかに、寒い時も腕を組んだり体をちぢこませたりして熱が逃げないようにしますね。寒いのは不快です。
結論:ぼくらが腕を組む理由
早速結論です。
冒頭の「人の話を聞く時は腕を組むな」に対する答えは、
その会議室が、(本来、会議の主役である聞き手にとって)不快な場になっている、拒否したくなる場になっている。
腕を組むな、ではなく、腕を組んでしまうような話をするな、が正しい。
自然と腕組みをやめて前のめりになって話に聞き入ったり、積極的に発言できるような会議に改善しようとするのではなく、腕を組むなと強制するのは賢い人のすることではないと思います。
きっと、皆の前で話している偉いさんたちは、聞き手が腕組みをしている光景を見て、「拒絶されている」、「受け入れられていない」、「自分の話に魅力がない」と感じているんだと思います。だから、その不安感から「腕を組むな」と強制してくるんだと思います。
その人がもっとリラックスすれば、きっと体の前面を開放する。
私が講義の時よく目にするのは、はじめは腕組みをして聞いていた多くの参加者が、時間が過ぎていくうちにだんだん両腕を自由にしていく光景だ。明らかに、何かの原因がその行動を引き起こしている。たぶん、教室の環境や講師に心地よさを感じ始めるのだろう。
自分が話をしている時に、聞き手に腕を組ませたくないんだったらどうしたらいいか、
また、聞き手の多くが腕組みをしていたら、腕組みするやつが悪いと人のせいにするのではなく、そうさせているのは誰なのか、自分が意味のある話・意味のある時間の使い方をできているのかどうか、考えてみるといい。
という本から一部参考にさせていただきました。
最後にひと言。
コミュニケーションの研修なんかで教わりがちなのは、ノンバーバルコミュニケーションの重要性。聞き手は話を聞いている時に腕組みはやめましょうとか、相手の話を傾聴しましょうとか、聞き手の立場ではなく、話し手の立場で研修をすすめる。話し手を気持ちよくさせる聞き手の作法についてがメイン。
アメリカでの会議風景や講義風景などで見かける光景は(例外も当然あるでしょうけど)、聞き手の姿勢はもっと自由で、足を投げ出して話を聞いている人がいたり、肘をついて話を聞いている人がいたりそれぞれが自分の楽な姿勢で話を聞いている。けれど皆真剣に聞いている。話し手も聞き手も対等な立場のように感じます。全員同じことをしないといけない義務的な集まりではなく、自発的な集まりが話し手・聞き手を真剣にさせているのではないか。そういう環境ってうらやましいなって思います。
以上、おしまい、ありがとう。
はじめてのBリーグ観戦
大阪市此花(このはな)区のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのすぐ近く、おおきにアリーナ舞洲(舞洲アリーナ)に、Bリーグ観戦に行ってきました。
大阪エヴェッサというチームのホーム試合観戦です。
Bリーグ観戦にやってきました🏀 pic.twitter.com/iSjKma3axw
— 夏の虫 (@9youarenotalone) 2018年11月3日
はじめてのBリーグ観戦は、79対80の接戦でした。エヴェッサの最後の追い上げは見ていてドキドキしました。
— 夏の虫 (@9youarenotalone) 2018年11月3日
ファジーカス選手(川崎)の角度の小さい神技シュートにしびれた。 pic.twitter.com/WX1Mv9xOiy
会場に入ると、中央にぶら下がった電光掲示板が目に入り、あーこれなんか見たことある!とちょっとテンションが上りました。
Bリーグは、子どもがバスケをやっていてCS放送でしょっちゅう見ていることもあり僕も時々目にしていました。ちなみに子どもは千葉ジェッツの富樫選手のファン。
しかし、今回は千葉ジェッツではなく、「大阪エヴェッサ vs 川崎ブレイブサンダース」。
注目選手は、川崎ブレイブサンダースのファジーカス選手。
バスケはあまり詳しくない僕は、会場に来て子どもに教えられて知った選手でした。
試合が始まります。えっとね、とにかくね、ファジーカスすげえんすよ。
足を悪くされているようで、俊敏な動きこそできないものの、経験やセンスで余裕のカバー。交代することなく出ずっぱりで活躍しまくり。ポイっと放ったシュートが入る入る。神技というのはこういうことなんやろなと思いました。また、低い角度でもシュートが入るので、まるで味方選手にパスをする感覚でゴールが決まっていきます。こりゃあ、ええもん見られた。にわかファジーカスファンここに誕生。
そんな、バスケファンなら誰でも知っているんでしょうファジーカス選手ですが、バスケに興味がない人もファジーカスという選手を知ってほしい!
さて、会場の雰囲気ですが、当たり前といえば当たり前かもしれませんが、やはり大阪エヴェッサ応援ムード一色。
まるで、甲子園の阪神戦のよう。いや、それ以上でした。試合中でもガンガン、マイクでエヴェッサを盛り上げます。川崎の選手がフリースローを行うとき、大ブーイングでフリースローの妨害を図ります。もちろん逆もあります。エヴェッサがフリースローをする時は、スタンドにこじんまりとまとまっていた川崎ファンが金切り声でブーイング。その光景はちょっと馴染めなかった。それが慣習と言われればそれまでですが。
僕も子どもの頃は甲子園の外野スタンドから、父親がビールを飲み終わったあとの底を抜いた紙コップのメガホンで必死で応援してたもんな。
ただBリーグに贔屓チームがなかっただけということなんでしょう。とにかくいいプレーが見たい、バスケの醍醐味を味わいたい、そんな気持ちでした。
あと、野球の応援グッズといえば、メガホンのようなものがメジャーですが、大阪エヴェッサの応援グッズがハリセンてのがおもしろいです。
試合自体は楽しめたので、今度は、富樫選手のいる千葉ジェッツか、田臥選手のいる栃木ブレックスの試合を観に行きたい。
生で見るプロスポーツはやっぱりいいもんですね!
今回観に行った試合のハイライト
【B1ハイライト】11/03 大阪 vs 川崎(18-19 B1第7節)
ライバルだけど仲間。
さてみなさん、今、世界体操という大会が行われていますね。
テレビでの中継やスポーツニュースでもガンガン取り上げられています。
体操競技の知識はほとんど無く、これまで興味もなかったのですが、テレビで放送されていたのでなんとなく見てました。ちなみに、僕の体操に関する知識は、内村選手と白井選手がいるってのは知ってるよ、という程度。
テレビでちょっと見ただけなんですが、ああ、見ててよかった!と思わされるシーンがあったので記しておきます。
個人総合という競技が行われていました。
決勝に出ている選手が全員同じ競技を順番にやっていたら時間がかかるので、何組かに分かれて競技を進めていくという流れでした。
例えば、Aグープの6人は「ゆか」の競技を1番にやる、Bグループの6人は「あん馬」からやるといった具合に。
個人総合という競技は、団体とは違って文字通り個人戦。全員がライバルなわけです。
しかししかし、テレビを見ていてものすごく爽やかなシーンを見ることができました。
一つの競技が終わったあと、同じグループでまわっている他の5人のライバル選手と笑顔でタッチをしているシーン。
嗚呼、なんて爽やかなのでしょう。
お互いの健闘を称え合っている。ライバルと言うよりも仲間のよう。
たとえば、白井選手は「ゆか」はものすごく得意な競技。しかし、「あん馬」は苦手な競技。
個人総合でメダルを狙うには、あん馬でもいい結果を出さないといけない。だから、ものすごく練習しているらしいです。
そんなことは、ライバル選手たちは当然知っています。
白井選手が大きなミスもなく着地も決め、苦手なあん馬の演技を無事やりとげる。
安堵の表情を浮かべる白井選手。前より上手くなってる!こいつめちゃめちゃ練習したな!と、それを称える他のライバル選手。そして白井選手と他の選手との間で交わされる笑顔でのタッチ。
こういうの見せられると泣けてきますね。
ほんと、その6人はライバルだけど仲間。敵という意識はない(と思いたい)。
国際大会の緊張感、ライバルとは目も合わせずギスギスしたままで競技を進めていってもいいことはきっと何もない。
和気あいあいとリラックスできる空気感を作り出し、お互いに最高の演技ができればいい、そんな雰囲気がテレビを見ていて感じられました。
これは何も体操だけに限ったことではありません。別の様々な競技でも見られます。
試合中はライバルでも試合後はノーサイドというように。そしてそれは、スポーツだけの話でもない。そういう社会のほうがいい。
競合する相手との潰し合いではなく、健闘を称え合う姿はいつ見ても清々しいですね!
ありがとう。
葛飾らぷそでぃー
仕事関係の用事があり、東京1泊。
2日めの日程はただ帰宅するのみ。遅くまで東京に滞在していると帰ってからがしんどいので、ちょっとだけ東京観光してから帰ることにしました。
さて、気ままな一人旅。どこに行こうか、できれば行ったことがないところ。
堂島孝平さんの「葛飾ラプソディー」を聞いて以来ずっと行きたかった場所。
葛飾ラプソディーの歌詞に出てくる場所をほんのいくつか巡ってきました。
中川
滞在先の両国から、東京の複雑な路線をなんとか乗り継いで京成高砂駅に到着。
ここから柴又へはさらに乗り換えが必要なのですが、中川に行きたかったのでここから徒歩。
はじめて降り立つ京成高砂(けいせいたかさご)駅。駅名すらはじめて聞きました。はじめての地ってのはいつだってワクワクしますぜ!
地元の人からしたら、単なる川なんでしょうけど、僕にとっては特別に思える場所。
日本の川 - 関東 - 中川・綾瀬川 - 国土交通省水管理・国土保全局
中央に見えるのはスカイツリー。
『中川に浮かぶ、夕日スカイツリーをめがけて、小石を蹴ったら靴まで飛んで~♪』
ちなみに、看板のもう片方側は、「なか川」という表記になっています。
調べてみたら、川には、川表と川裏があり、それぞれで表記が違うそうです。知らなんだ。
すぐに引き返すのもなんなので、中川の、のどかな川沿いを少し歩きます。
10月も後半なのに暑い。汗だく。スーツ姿には堪えます。
宿泊先のビジネスホテルでいただいたガイドマップ。
京成高砂駅から、帝釈天を通りJR金町駅へ。このルートで歩いていきますよ。
帝釈天(たいしゃくてん)
帝釈天へ向かう途中、「亀有」という文字を発見。思わずパチリ。はあ~、何を見ても新鮮!
テクテクテクテク歩き、なんとか柴又駅に到着。
よく見ると柴又の又という字が、「叉」という字になっています。
駅前に人が群がっているなあと思ったら、寅さんの像がありました。台座に「フーテンの寅」と彫られています。この角度からだと後ろの柱と同化して分かりにくい…
「男はつらいよ」は、ほとんど見たことがないので残念ながら感激も薄い。先に聖地巡りをするスタイルを取ってしまった感。
帝釈天の参道。
画像左に「おもちゃ博物館」と看板が出ていますが、時間があれば寄ってみたかった。
参道に猫がゴロ寝していました。値札が置かれているのかと思ったら、この猫は体調が悪いのでさわらないでね、と書かれていました。ひっきりなしに訪れる観光客にいじられまくってたんでしょうかね。だとしたらそりゃ猫もしんどくなりますわな。
帝釈天の山門。
前日の両国は外国人観光客だらけでしたが、こちらは年配の日本人観光客だらけでした。
帝釈天本堂。
靴を脱いで中に上がれるので入るべし。
正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)。
日蓮宗のお寺らしい。
境内には大きな釣り鐘があります(画像左奥)。
記念に朱印もゲット。
帝釈天をあとにします。
とんがり帽子の取水塔
帝釈天をさらに突き進むと、江戸川が流れています。
河川敷が広い!
ここものどか。
土手に下りたところには、
矢切の渡し|景観&散歩|目的別ガイド|かつまるガイド|水元公園・堀切菖蒲園・柴又帝釈天などの葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド”
ガイドマップにも載っていたので近くまで行ってみました。
ここも「男はつらいよ」に出てくる場所らしい。
わかりにくいですが、画像右奥に渡し船が見えます。
ほんとにわかりづらいので、画像を拡大。
江戸川クルージング!楽しそう!
情緒あふれる桟橋。
江戸川河川敷の野球広場。
こんなところで野球したら絶対楽しいでしょうね~
と、気持ちよく歩いていくと、取水塔が見えてきました。
まずこちらは、とんがり帽子ではない方の取水塔。
これはこれで趣がある。さしずめ、麦わら帽子の取水塔といったところでしょうか。
そしてこちらが、とんがり帽子の取水塔!
「葛飾ラプソディー」が好きな人のあこがれの地(のはず!)。
『とんがり帽子の取水塔から、帝釈天へと夕日が落ちる~♪』
取水塔のツーショット。
それにしても、 あえてこの形にしたのか、合理的にデザインしたらこういう姿になったのか、デザイン一つで観光名所にもなることのいい例ではないでしょうか。それがあざといと見抜かれてしまうこともあるでしょうけど。
金町浄水場の取水塔|公園&エンタメ|目的別ガイド|かつまるガイド|水元公園・堀切菖蒲園・柴又帝釈天などの葛飾区観光サイト“かつしかまるごとガイド”
あと、余談ですが、とんがり帽子を見てふと思い出したのが、こちら。
当時見てたわ~、なつかしい。しみじみ。
朝日放送テレビ制作日曜朝8時30分枠のアニメ - Wikipedia
調べてみたら、日曜朝に放映されている、プリキュア枠の第一弾だったんですね。
<以上、余談終わり>
そこからは、土手から上がりJR金町駅へテクテク移動。
それにしても、東京の鉄道網はややこしすぎる。
JR金町駅からJR東京駅に向かったんですが、西日暮里から山手線に乗り換えようとしたらなぜか東京メトロの区間を通っていたらしく、追加で運賃を払うことになりました。乗ったのはJR常磐線と山手線のはず。どっちもJRですやん!?ああわからない、わからない。まあ、僕が分かっていないだけなんでしょうけど。ほんとややこしい。
これも余談でした。
葛飾柴又界隈を散策してみての感想は、どうせなら、水元公園の中央広場も行きたかったし、ゴンパチ池ってのにもいってみたかたです。で、カラスがなく日暮れ時に焼き鳥をほうばりビールを飲みたかった。
「葛飾ラプソディー」歌の聖地巡りを完遂したかった…
帝釈天と、とんがり帽子の取水塔を見ることができたのは収穫。
その土地を訪れたあとって、その土地が舞台の作品に触れてみたくなります。「男はつらいよ」にも興味が出てきました。
というのも、作品と舞台となった土地(いわゆる聖地)の関係が逆転するといいますか、作品が好きでその舞台を巡る(いわゆる聖地巡り)のに対し、その舞台となった土地が好きになって、その舞台となった土地が出てくる作品を見てみたいという感情が湧き上がります。大阪の下町である通天閣界隈に訪れた観光客が、「じゃりン子チエ」を見てみたたくなる(のかな?)。僕にとってはそんな体験でした。
重たい荷物を背負って、暑い中スーツ姿でウロウロするには体力的にも時間的にもこれが限界。よく歩いた、満足!
おまけ
前日の両国では、井出商店のラーメンを食べました。
東京で和歌山ラーメンというのは珍しくないかもしれませんが、井出商店のラーメンが食べられるのは珍しいかも。
ラーメンチェーン店【らあめん花月嵐(ラーメンカゲツアラシ)】 |花月嵐オフィシャルサイト(グロービート・ジャパン)
チェーン店のようです。関西には無いようですが、各地に展開をしているみたいです。
こちらが、そのラーメン。それなりに美味しかったです。
そして、こちらが、ビジネスホテルの朝食バイキング。
ホテルに泊まる前日は普段以上にお酒を飲むことが多いので、炭水化物&ウコン(クルクミン)などの肝臓に良いとされている香辛料が入ったカレーは嬉しい。どれだけ入っているかはわからないですが、とにかく気の持ちようが変わってきます。
葛飾ラプソディーの歌詞はこちら。
レッツ聖地巡り!
◆これまでの東京観光に関する投稿
ありがとうございました。
はじめての比叡山延暦寺
10月初旬、車で滋賀県に行ってきました。
古典の授業なんかで、比叡山延暦寺ってのは聞いていましたが、勝手なイメージで、人が寄り付けそうもない奥深い山の中にあるのかな、なんて思っていました。だれでも行っていいんや、観光地なんやって知ってから、いつかは訪れたいと思っていた場所。
あちこち寄り道しながらのドライブ旅に出発!
まず訪れたのが、
西国十四番札所・三井寺
天台寺門宗総本山ということらしいです。
境内からは琵琶湖を望むことができます。
ボートレースが開催されていたようで、ボートのエンジン音が聞こえてきました。
道の駅「びわ湖大橋米プラザ」
道の駅 琵琶湖大橋米プラザ | 滋賀県の魅力をいっぱい集めて、皆様にお届けします
かつてこのあたりには「びわ湖タワー」というものがあり、ちょっとした遊園地になっていた記憶があります。忍者屋敷のような施設があったような。「びわ湖タワー」がない琵琶湖はちょっち寂しい。
こちらの、道の駅「びわ湖大橋米プラザ」では、一番搾り「滋賀づくり」を自分用土産に購入。〇〇づくりではなく、ただの一番搾りだったら買ってないのに、つい買ってしまう。
9工場の一番搾り|一番搾り|ビール・発泡酒・新ジャンル|キリン
道の駅「妹子の郷」
琵琶湖西岸をもうすこし北上し、道の駅 妹子の郷に到着。
それにしても滋賀で家を見るたびに、近江住宅のCMの歌が頭から離れない。
さて、近江牛。
近江牛の牛重!
1,900円。具材は肉のみ!
牛重の蓋を開けたときの豪華さにびっくり。肉の量が少なかったりするのかなと思いましたが、結構なボリュームでした。柔らかい!たまにはこんな贅沢もいいやんね~
ちょっと食べかけですが…よしなに。
比叡山延暦寺
寄り道していたら時間が足りなくなってきました。比叡山延暦寺を目指します。
奥比叡ドライブウェイから望む琵琶湖。
大講堂。
外国人観光客が目立ちます。ここに写っている人ほとんどが外国人観光客。まあ、比叡山延暦寺は世界遺産だし、せっかくなら世界遺産を巡りますわな。僕だってそうする。
そして、この大講堂は絶対中に入ってみるべし。いろいろある宗派の開祖さんたちの絵が飾られています。
根本中堂 。
その根本中堂に行ってみると、まさかの……
改築工事中!!
お寺が囲われています。なんの工場?え、この工場みたいなのがお寺?
割り切るしかないか。改築って必要やもんね。100年、200年いや、500年、1,000年スパンで考えんとね。ラッキー!こんな改築中に来れるなんて、レアやんね!と気持ちを切り替えて、何かの工場にしか見えない建物に潜入!
すごい大掛かり。工場か倉庫みたいです。
山深い感じ。やっぱりこういうほうが癒やされます。
帰り道の展望スペース。琵琶湖ともサラバイ。
行きたかったところがまた一つ叶いました。
それにしても、西国三十三箇所巡りや、道の駅スタンプラリーなんぞをやっていることで、興味がなくともいろんな地に訪れるきっかけにもなるのでいいもんですね…
今年だけで、高野山、熊野、比叡山に行ったわけだ。こりゃ、ご利益付きまくり?
会社の品格を失わせる浮利・四比
金平敬之助さんのひと言の思いやりという本を読み終わったので、忘れないうちにまだ書ききれていなかった印象に残ったエピソードを記しておきます。
会社の品格を失わせる浮利・四比
1956年に、私は「品格のある会社」に入社した。
91年に、恥ずかしながら「品格のない会社」を退職した。
この間、会社はなぜ変わったのか。
答えはひと言で済む。
「浮利を追ったから……」
しかも、浮利を追うのにもっとも安易な方法を選んだ。
四比で職場を動かしたのだ。
四比とは、「他社比」、「前年比」、「前任者比」、強制された「計画比」のことだ。
これで、働く人々を追い続ければ、間違いなく会社は品格を失う。
この四比は全て会社の都合。会社の都合のために客を利用する。そして、ノルマでもって従業員を利用する。
数字が正義の世界になってしまっているわけですね。四半期ごとの決算、半期ごとの決算なんかに追われるとやはりこうなる。品格なんかに構っていられない。従業員満足から顧客満足が生まれ、その結果が数字だということを忘れてはいけないと思う。
ちなみに、著者の金平さんが勤めていた会社は、保険会社です。まさに数字の世界(と思わされているだけか)。
「浮利を追うのにもっとも安易な方法を選んだ」という会社の経営方針に対する呆れまじりの言葉は重い。
そして、あいかわらず、四比のようなものをひたすら現場に詰めるのが自分の役割だと勘違いしている会社の幹部は多い。
それにしても、「前任者比」なんてものは初めて聞いたけど、なんておそろしい指標なんでしょう。
親からの励ましのひと言
幼いときからどもる癖があった。
母親の励ましの一言がいい。
おかげでどもりを、その後気にすることさえなかった、という。
「お前は頭がいいからどもる。お前の頭の回転の速さに追いつく舌など、誰ももっていないよ」
やはり、「親からの励ましのひと言」は明るいほうがいい。楽天的なほうがいい。
ジャック・ウェルチアレルギーを患っている僕ですが、これはいいエピソードだなと思う。
挨拶が長い人
野球評論家の豊田泰光氏は率直にものを言う人と聞く。
あるパーティに出た。
先に挨拶する人たちの話がやたらに長かった。
やっと自分の番がきた。
こらえかねたのだろう。
きびしい言葉が口から出たようだ。
「長い挨拶は頭の悪い人がやることです。みなさん、そう思いませんか」
これを聞くと、直前に話した人たちは赤面した、と思うだろう。
でも、それは心配ない。
私の経験で、長話をする人が「自分の話は長い」と自覚していることはまずゼロだからだ。
挨拶が長い人、予定されていた時間をオーバーして講話を続ける偉いさん。そんな人達が生産性の話しをしていたりして頭がクラクラすることもしばしば。
次が最後。
先渡しの礼状
金平さんが知人から聞いた、手紙を書くのが好きなその娘さんたちのこんなエピソード。
妻の実家の祖父母。学校の担任の先生。近所のおばあちゃん。何かしてもらったら、すぐ「ありがとう」を書きます。
先日は新築中のわが家の大工さんに、先渡しの礼状です。
「かわいい部屋をありがとう」
これでは大工さんも手抜きできないでしょう。
この娘さん、分かっておられる。
「かわいい部屋をお願いします」ではなく、「かわいい部屋をありがとう」。
大工さんがより充実感を持って仕事に当たってくれる気がします。
蛇足ですが、たとえば、販売ノルマがあったとして、達成しろ達成しろ、達成まであと何円?一日あたりではいくら?じゃあどうやって達成させる?と詰められ達成を強制されるよりも、まだ達成していないのに、上司から、「いつも達成してくれてありがとう」とだけ言われたほうが、よーし、達成に向けて挑戦してやるぞ!という気にさせられる。
(ノルマは嫌いですけどね。浮利の話で言った四比そのものですからね。顧客には関係のない会社だけの都合ですし)
以上、印象に残った部分を書き留めてみました。
この本について今までに投稿したもの。
興味を持った方はどうぞ。
「データを見て人間を見ない」という成果主義について - 朱い夏